
検索結果 699 件
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/56549 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Applying Positive Behavior Support to a Student with Autism Spectrum Disorders to Reduce Self-Injurious Behaviors and Promote the Participation in a Morning Assembly at Special Needs School |
| フルテキストURL | cted_009_151_165.pdf |
| 著者 | 大西 ゆみこ| 丹治 敬之| |
| 抄録 | 本研究は,知的障害を対象とする特別支援学校において,激しい自傷行動を示す自閉症スペクトラム障害の児童に対してPBSに基づく実践を行い,自傷行動の低減と朝の会参加行動の形成を試みた。機能アセスメントから,対象児が床や机に頭を打ち付けたり拳で頭を叩いたりする自傷行動には,教師の指示や要求から逃避する機能,不安や緊張の低減を図る機能があると仮定した。そこで,①緊張や不安なく取り組める朝の会参加行動の形成,②頭打ちや頭叩きによって得られる感覚刺激の代わりとなる刺激の用意,③頭打ちや頭叩きの予防を図る先行事象操作,④朝の会参加行動の生起を支える結果事象の操作,を基本方針として介入を行った。結果,自傷行動は減少し,朝の会の参加行動が増加した。最後に,対象児に対する本取り組みの効果と,本実践に参加した教師の意識変容を考察した。 |
| キーワード | 特別支援学校 自閉症スペクトラム障害 PBS 自傷行動 感覚機能 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2019-03-20 |
| 巻 | 9巻 |
| 開始ページ | 151 |
| 終了ページ | 165 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/56548 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A qualitative study about support system for students suspected of developmental disabilities with histories of school absenteeism in a part-time high school |
| フルテキストURL | cted_009_135_149.pdf |
| 著者 | 趙 氷雁| 吉利 宗久| |
| 抄録 | 本研究では,定時制高校における発達障害の疑われる不登校経験生徒に対する組織的な支援の実際と実践的課題を捉えるために,フォーカスグループインタビューを用いた面接調査を行った。入学前,在学中,進路決定時に関する時期区分を設定した上で,支援の内容を分析した。その結果,対象校では発達障害を生徒の個性と理解し,不登校に関する指導において発達障害の特性に特化した特別な支援は行っていなかった。ただし,生徒の社会的自立と自己肯定感の向上を目指し,個人差を認めた上で,授業場面などを活用した個別支援を行っていた。また,学校外における福祉機関や特別支援学校との連携を展開するなかで,不登校支援に結びつけた取り組みを試みていた。定時制高校は,多様な支援ニーズをもつ生徒を受け入れており,幅広い支援体制の構築が必要とされている実態を明らかにした。 |
| キーワード | 不登校 発達障害 特別な教育的ニーズ 定時制高校 組織的支援 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2019-03-20 |
| 巻 | 9巻 |
| 開始ページ | 135 |
| 終了ページ | 149 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/56546 |
|---|---|
| フルテキストURL | cted_009_109_123.pdf |
| 著者 | 山下 世史佳| 虫明 眞砂子| |
| 抄録 | 幼児にとって「歌うこと」は日常と密着し,幼児の生活に彩りを加えるものである。では,具体的に保育者は,歌を提供する際にどのようなことに注意して歌の選曲や歌の活動を支援するべきなのであろうか。これらを検討するために,現在,幼児期に扱われる曲種の調査,幼児への歌の実践指導,保育関係者へのインタビューを行った。その結果,幼児向けの歌は曲名が「あ」行で始まる歌が多く,生活習慣を学ぶ歌,おとぎ話の歌,架空の生き物の歌等,多様に分類できることが解認できた。また,幼児への歌唱指導では,きっかけの言葉に即時反応する幼児から影響を受けて,他の幼児も反応する等の相互作用がみられた。インタビューからは「大きい声」「小さい声」の出し方の声掛けや歌の活動の工夫が示され,幼児期の歌活動には,年齢に応じた歌の導入,幼児の特性に応じた声掛け等,柔軟で細部まで配慮された指導や援助が必要とされることが明らかになった。 |
| キーワード | 幼児期 歌 歌の活動 保育 歌唱指導 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2019-03-20 |
| 巻 | 9巻 |
| 開始ページ | 109 |
| 終了ページ | 123 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/56542 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Study on special activities for creating desirable human relationships : Creating a smiley classroom by enriching active learning |
| フルテキストURL | cted_009_069_083.pdf |
| 著者 | 作田 澄泰| 中山 芳一| |
| 抄録 | いじめ、不登校などをはじめとする諸問題解決に向け、学級づくりの基盤である特別活動の在り方について、児童生徒の「望ましい人間関係づくり」の構築について検討した。この目標を達成するためには、コミュニケーション不足が叫ばれる昨今、関わり合いに根差したアクティブラーニングによる学級づくりを行うことが重要であると考える。 本研究では、過去の筆者(作田)の小学校特別活動における実践をもとにした、アクティブラーニングによる人間関係づくりへの効果について分析した。その結果、「望ましい人間関係づくり」における視点が明らかとなり、これらの取り組みにより、自己肯定感と自尊感情の向上、自己実現へと繋がり、「より善く生きる」ことへの効果が見出された。そして、特別活動における人間関係づくりの距離感や対話方法について、各々にとって最も充実感を得ることができ、認知度を向上させるコミュニケーション行為の方法が明確化された。 |
| キーワード | 自己肯定感を高める工夫 望ましい人間関係づくり 自己実現 自尊感情 相手を思う心 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2019-03-20 |
| 巻 | 9巻 |
| 開始ページ | 69 |
| 終了ページ | 83 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/56541 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Instruction in Independent Living Activity Class in a Self-Contained Classroom : Practical issues in the planning and implementing process |
| フルテキストURL | cted_009_057_068.pdf |
| 著者 | 仲矢 明孝| 内田 直美| |
| 抄録 | 特別支援学級において、集団で行われる自立活動の「時間における指導」の実践上の課題を検討するため、実際に特別支援学級で行われた授業を分析した。授業の設計過程では、本時案の個別目標と個別の指導計画の個別目標との関連性、展開過程では、インターバル記録法により児童の授業への取り組み状況を調べた。その結果、設計過程では、長期及び短期の個別目標と本時の個別目標との関連性が極めて低いこと、展開過程では、全5回の授業で児童の意欲的な取り組みと言える課題従事行動が8割以上を占めたこと、ゲーム等の活動を伴う活動での児童の注目度の高いこと等が示された。集団による自立活動の指導の設計過程では、複数の個別目標から1つの授業を構成することの困難さと、年間でバランスよく単元を配置し他の学習と相補的に展開することの必要性、展開過程では、指導者の配慮・工夫等により児童の意欲的な取り組みを引き出すことのできる可能性が示唆された。 |
| キーワード | 特別支援学級 自立活動 個別の指導計画 授業分析 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2019-03-20 |
| 巻 | 9巻 |
| 開始ページ | 57 |
| 終了ページ | 68 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56531 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Learning Noh and Kyogen Based on Okayama’s Folk Tales |
| フルテキストURL | bgeou_170_061_069.pdf |
| 著者 | 山本 宏子| 根岸 啓子| 根岸 弘| |
| 抄録 | 我が国の音楽文化を理解するために,どのような授業が望ましいであろうか。山本は,2004 年から能笛演奏家の根岸啓子(博士・東京藝術大学,岡山大学非常勤講師)と教材開発の共同研究を行ってきた。根岸は,2008 年から2010 年まで,岡山大学短期留学プログラムEPOKの受講生を対象に能の授業をおこなった。山本と根岸は2006 年に国際交流基金の助成を受け,アメリカのウイスコンシン大学やイリノイ大学,在シカゴ日本総領事館広報文化センターなどで,アメリカ人を対象に能のワークショップをおこなった。その後,学習院女子中・高等科元国語科教員及び学習院大学教職課程元兼任講師の根岸弘が,教材研究に加わった。教材の元としたのは,2004 年刊『読みがたり 岡山のむかし話』(岡山県小学校国語教育研究会編/日本標準)である。2016 年から2018 年にわたり根岸啓子が岡山大学教養教育「能楽入門」で実際に使用した,岡山の民話に基づいた能・狂言の創作劇の台本の一部を,本稿の末尾に掲載しておいた。なお,演目名には識別しやすくするために〈 〉,創作能・創作狂言には《 》を付したことを記す。この試みは,学校教育における能楽の新たな授業方法を提言するものと考えている。 |
| キーワード | 能楽(能・狂言) 身体表現 コミュニケーション 創作劇台本 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2019-02-22 |
| 巻 | 170巻 |
| 開始ページ | 61 |
| 終了ページ | 69 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006583689 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56530 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Ottoman-Turkish Military Band Mehter Established in Japan |
| フルテキストURL | bgeou_170_051_059.pdf |
| 著者 | 齊藤 武| Tuna, Hüseyin| 山本 宏子| 根岸 啓子| |
| 抄録 | 2018 年7月14 日(土)・15 日(日)の両日,東京と横浜で,日本初の「日本人とトルコ人のコラボレーション」によるオスマン・トルコの軍楽隊メフテルの演奏が行われた。駐日トルコ共和国大使のハサン・ムラット・メルジャン大使とインジ夫人を先頭に,メフテルとトルコの民族衣装を着たダンサーから成る70 名のパレートが1回と,ステージでのメフテルの演奏が2回あった。このメフテル・プロジェクトに日本側として,岡山大学教育学部音楽教育講座の学生有志と教員の合計12 名が参加した。トルコ側は,ユヌス・エムレ・インスティトゥート東京(フセイン・トゥナ Hüseyin TUNA東京所長)であった。本稿は,①日本とトルコの相互理解教育の実践例として,②学校教育における軍楽隊メフテルの学習方法の発展に向けて,③日本とトルコのコラボレーションの更なる拡大の足掛かりとして,その経緯を記し,分析をおこなったものである。なお,執筆を分担したので( )内に担当者名を記した。 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2019-02-22 |
| 巻 | 170巻 |
| 開始ページ | 51 |
| 終了ページ | 59 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006583688 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56529 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | How Is the Counselor Involved When System Support Is Effective? : How to Make a Team that Functions as One System |
| フルテキストURL | bgeou_170_041_050.pdf |
| 著者 | 青木 多寿子| 中富 尚宏| 徳田 智代| 森本 篤| |
| 抄録 | 人が生物学的な存在であると同時に社会的な存在であることを考えると,カウンセラーが個人を支援しようとする場合,個別の支援の他に、その個人を取り巻く様々な援助資源をうまく機能させて,チームで支援することも不可欠となる。では,効果的なチーム支援を行うために,カウンセラーはどのように関わればよいのだろうか。本稿では,カウンセラーがチーム支援を引き出した成功例として3つの実践を取り上げた。具体的には高等学校内での転入職員の支援,大学の学生相談での長期欠席者の支援,児童養護施設での児童の支援と,クライエントの援助資源が異なる3つである。しかし,そこでのカウンセラーのかかわり方には,ある共通点が見いだせた。本稿では,その共通点を箕口(2016)の「コミュニティ・アプローチを実践する心理援助の専門家の要件」に沿って考察した。最後に「協働」「どのようにサービスを提供するのか」という観点から考察した。 |
| キーワード | チーム支援 カウンセラーの関わり方 システム 実践例 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2019-02-22 |
| 巻 | 170巻 |
| 開始ページ | 41 |
| 終了ページ | 50 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006583687 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56527 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Case Study Considering “Food-Related Education” in Combination with Environment to Foster Ordinary Food Habits of Children (2) : Situations about the Practice of Food-Related Education in China, and Possibilities of Focusing on the Concept “Culture” |
| フルテキストURL | bgeou_170_005_013.pdf |
| 著者 | 佐藤 園| 出野 誉大| 陳 北辰| 山本 郁子| |
| 抄録 | 学校教育における今日的課題として,学校・家庭・地域相互の連携を目指した,子どもの食習慣を確立させるための食教育実践の充実が求められている。先んじて,第Ⅰ報では,これまでの食教育実践に関する先行研究の現状を,子どもの食教育に関する基本的価値認識の観点から明らかにしていった。それに続く第Ⅱ報では,食教育の比較教育学研究を試みるため,第Ⅰ報での研究視点・研究方法を援用しながら,中国における食教育実践に関する先行研究の現状について検討し,日中両国の食教育の類似点・相違点を明らかにしていくことで,「文化」概念を中核に据えた就学前・初等教育における食教育実践の検討可能性を理論的に示唆することを試みていく。 |
| キーワード | 食教育の基本的価値 中国の食教育実践 文化概念 拡張的側面としての価値認識 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2019-02-22 |
| 巻 | 170巻 |
| 開始ページ | 5 |
| 終了ページ | 13 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006583685 |
| フルテキストURL | papyrus_025_051_052.pdf |
|---|---|
| 著者 | 岡山大学算数・数学教育学会 | |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2018-11-24 |
| 巻 | 25巻 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | papyrus_025_023_028.pdf |
|---|---|
| 著者 | 山野 定寿| |
| 抄録 | 本研究の目的は, 問題解決カを高める批判的思考カを養う授業づくりの工夫を, 授業実践を通して検証し, 示すことである. そのために, まず道回(2001, p103)の批判的思考のプロセスとモデルに注目した. また, 全国学力学習状況調査にみられる割合の課題を分析し児童が陥りやすい誤りを考察した. 次に,そのモデルや割合の課題を基に, 授業の導入から誤りを複数持つ反例を児童に示し, 批判的な思考活動を促し, 問題解決の見通しを持たせるとともに, 誤りの本質に迫らせ, 新たな問題解決の方略を習得させる授業実践を試みた. その結果, パフォーマンス評価やプロトコルに基づく批判的思考の図化により, 児童は批判的思考のプロセスを自他の方法に対し繰り返し, 新たな問題解決の方略を習得したことが分かった. |
| キーワード | 批判的思考のプロセス・モデル 複数の誤りの反例 割合 全国学力学習状況調査 |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2018-11-24 |
| 巻 | 25巻 |
| 開始ページ | 23 |
| 終了ページ | 28 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006549297 |
| フルテキストURL | papyrus_025_015_022.pdf |
|---|---|
| 著者 | 園井 大介| |
| 抄録 | 2017年3月に学習指導要領が告示され,私たちのが進む教育の方向性が示された。世界的な潮流と同様に,我が国の進むべく教育の方向性は,資質・能力の育成と言ったコンヒ・テンシーの育成である。算数科においては,「数学的な見方・考え方を働かせ,数学的活動を通して,数学的に考える資質・能力を育むこと」が示され,その趣旨を生かした授業改善が求められる。また,これからの社会は,限界のある「個」で,ものを創り上げていくのではなく,「個」のカを生かしながら,「チーム」で「個」のカを何倍にも高め,「チーム」として倉切上げていく能力がこれからの社会には必須である。そこで,本研究では,新学習指導要領の趣旨を生かすため,第6 学年の「場合の数」における「働かせる数学的な見方・考え方は何なのか」,「培われる数学的に考える資質・能カは何であるのか」について明らかにし,協働的に創る算数の授業について考え,実践し,その実践がどうであったかについて考察していく。 |
| キーワード | 数学的に考える資質・能力 数学的な見方・考え方 協働的に創る算数 |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2018-11-24 |
| 巻 | 25巻 |
| 開始ページ | 15 |
| 終了ページ | 22 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006549296 |
| フルテキストURL | papyrus_025_009_014.pdf |
|---|---|
| 著者 | 磯野 嵩| |
| 抄録 | 次期学習指導要領では,「数学的な見方・考え方」を働かせることで数学的に考える資質・能力の育成を図ろうとしている。しかし,第5学年「割合」単元では,学習の困難さから,表面的な知識・理解に偏る授業が多く,児童が『数学的な見方・考え方』を働かせることができていないことが課題である。そこで, 本稿では,第5学年「割合Jの授業実践から児童が「数学的な見方・考え方」を働かせる「割合」指導の在り方を明らかにすることを目的として実践研究を行った。その結果,「差で比べる」見方・考え方から課題を見つけさせ,「倍(割合)で比べる」見方・考え方の良さを振り返ることで,「数学的な見方・考え方」を働かせ, 深い学びにつなげることができた。そのため,第5 学年「割合」指導において, 数量関係を「差で比べる」見方・考え方から「倍で比べる」見方・考え方に変容する授業実践は,数学的な見方・考え方を働かせるといった示唆が得られた。 |
| キーワード | 数学的な見方・考え方 割合 数量関係 深い学び |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2018-11-24 |
| 巻 | 25巻 |
| 開始ページ | 9 |
| 終了ページ | 14 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006549295 |
| フルテキストURL | papyrus_025_001_008.pdf |
|---|---|
| 著者 | 石田 さや香| |
| 抄録 | 分数の乗除の指導について、歴史的変遷をたどり、教科書として画期的に刷新されたと言われる緑表紙教科書(1935~ 1943年) の説明方法に着目した。緑表紙教科書は、その後の算数教科書の内容にも大きく影響を及ぼしたとされる。本稿では、特に分数の乗除の指導方法について、緑表紙教科書の指導の考え方の特徴を整理し、現行のものも含めて、その後の算数教科書との関わりについて調べた。その結果、①緑表紙教科書では、(分数) ×(分数) の立式説明は、今日「単位量当たりの見方J と呼ばれる方法に相当すること、②それ以降では、「割合的な見方jによる説明がなされた時期があり、再び「単位量当たりの見方」による説明となる時期を経て、両者が並記される現行教科書へと続いているということがわかった。(分数)÷ (分数) などについても、緑表紙教科書以降の説明方法がいろいろと変化してきたことがわかった。 |
| キーワード | 緑表紙教科書 単位量当たりの見方 割合的な見方 |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2018-11-24 |
| 巻 | 25巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 8 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006549294 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56365 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Case Study Considering “Food-Related Education” in Combination with Environment to Foster Ordinary Food Habits of Children (1) : Situations about the Practice of Food-Related Education in Japan from the Viewpoints of Recognizing Common Basic Values |
| フルテキストURL | bgeou_169_047_056.pdf |
| 著者 | 佐藤 園| 出野 誉大| 陳 北辰| 山本 郁子| |
| 抄録 | 学校教育における今日的課題として,学校・家庭・地域相互の連携を目指した,子どもの食習慣を確立させるための食教育1)実践の充実が求められている。本研究では,これまでの食教育の理論と実践に関する先行研究の特質と課題を見出し,「学習者と人との関わり」を重視した食教育として,文化概念を中核に据えた就学前・初等教育における食教育の試みを理論的・実証的に考察することを目的とする。このうち,第Ⅰ報では,子どもの食教育に関する基本的価値認識の観点から,これまでにわが国でなされている食教育実践に関する先行研究の現状を明らかにしていく。 |
| キーワード | 環境としての食教育 子どもの食習慣 食教育の基本的価値 わが国の食教育実践 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-11-28 |
| 巻 | 169巻 |
| 開始ページ | 47 |
| 終了ページ | 56 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006543387 |
| タイトル(別表記) | An Empirical Study of Social Skill's Impact on Career Decision Making |
|---|---|
| フルテキストURL | BPEB_17_34.pdf |
| 著者 | 町田 尚史| 開本 浩矢| |
| 抄録 | 本研究はソーシャルスキル、進路選択能力および進路選択自己効力感(CDMSE)の関係性について定量調査に基づき分析している。先行研究では、進路決定および進路不決断を規定する要因について議論されてきたが、ソーシャルスキル、進路選択能力、CDMSE の3 要因を取り上げて分析した研究は非常にまれであった。対人関係能力を進路決定の現場では重視しているにもかかわらず、ソーシャルスキルと進路選択との関係性は未解明であった。本研究では、国立大学の大学生44 名を対象にサーベイ調査を実施した。調査結果をBandura による自己効力感理論をベースに定量分析したところ、ソーシャルスキルは進路選択能力およびCDMSE にポジティブな影響を及ぼすことが明らかになった。また、ソーシャルスキルは進路選択能力を媒介して、CDMSE を向上させることも確認された。分析結果からキャリア教育において、対人関係能力を高めるプログラムを導入することが大学生の進路選択行動を促進する効果があるという実践的示唆が得られた。 |
| キーワード | ソーシャルスキル (social skill) 進路選択自己効力感 ( career decision making self-efficacy) CDMSE キャリア教育 (career education) 進路選択 (career decision making) |
| 出版物タイトル | Discussion Papers In Economics And Business Graduate School of Economics and Osaka School of International Public Policy (OSIPP) Osaka University |
| 発行日 | 2017-12 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 14 |
| 関連URL | isVersionOf http://www2.econ.osaka-u.ac.jp/library/global/dp/1734.pdf |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | kokugo_32_016_028.pdf |
|---|---|
| 著者 | 小出 真規| |
| 出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
| 発行日 | 2018-03-20 |
| 巻 | 32巻 |
| 開始ページ | 16 |
| 終了ページ | 28 |
| ISSN | 2189-5414 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006416182 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/55816 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Study of “Confusion after the Entrance to Higher Education” Ⅱ : Practice of Psychological Support Service for Student |
| フルテキストURL | cted_008_173_180.pdf |
| 著者 | 池谷 航介| 原田 新| |
| 抄録 | 本稿は,学生が大学入学後に陥りがちな高等学校と大学とのギャップからくる戸惑いや困難の状態を「大1コンフュージョン」であると,その要因を踏まえた支援の在り方について,学校心理学における3段階の心理教育的援助サービスの枠組みを用いて分類しつつ論考するものである。「大1コンフュージョン」の予防と緩和に関する実践的研究を推進するにあたって,(1)全ての新入学生,(2)苦戦し始めた一部の学生,(3)苦戦が著しい状態にある特定の学生,以上のそれぞれを対象とした具体的な支援例について検討した。 |
| キーワード | 学生支援 (support for student) 発達障害 (developmental disorder) 大1コンフュージョン (confusion after the entrance to higher education) 心理教育的援助サービス (psychological support service) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2018-03-20 |
| 巻 | 8巻 |
| 開始ページ | 173 |
| 終了ページ | 180 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/55814 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Provision of Guidance to Students Wishing to Become Teachers (9) : Status of How the Teaching Profession Consultation Office is Being Used and the Results of Teacher Recruitment Tests |
| フルテキストURL | cted_008_149_158.pdf |
| 著者 | 河内 智美| 武藤 幹夫| 小林 清太郎| |
| 抄録 | 教職相談室では,主に教職志望の全学の学生を対象に教員採用試験に向けた指導を中心とした様々な相談活動を行っている。昨年度から岡山県・岡山市の教員採用試験に集団活動(グループワーク)が取り入れられ,人間性や資質などの人物評価が一層重視されるようになった。学生一人一人への丁寧な指導,「教師力養成講座」の開催,「教職ガイダンス」「教採突破セミナー」への協力により,教師として大切な資質等を養っている。教職相談室の利用回数が多いほど,利用開始月が早いほど教員採用試験の合格率が高くなることは数値の上でも表れている。このため,今以上の利用者数の増加・充実のためには,翌年度の受験志望者の利用開始を早めることが必要である。岡山県・岡山市の受験者は受験者実人数の約6割であり,それ以外の自治体の受験者も受験者実人数の6割近くを占めることから,岡山県・岡山市に軸足を置きながら,各自治体の対策を進める必要がある。 |
| キーワード | 教職相談室 (Teaching Profession Consultation Office) 人物評価 (character evaluation) 利用回数・利用開始月 (visit frequency and starting month) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2018-03-20 |
| 巻 | 8巻 |
| 開始ページ | 149 |
| 終了ページ | 158 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/55813 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | An Outline of the Training Program to Cultivate Abilities Required for Teachers in the Last 9 years : To Cultivate Practical Leadership Required for Teachers |
| フルテキストURL | cted_008_135_147.pdf |
| 著者 | 武藤 幹夫| 河内 智美| 小林 清太郎| |
| 抄録 | 教師力養成講座は、学校現場で実践されている優れた取組を学生に伝えることで、教職への漠然とした不安を取り除き教師という仕事への意欲を高めるとともに、学生の実践的指導力の向上を図ることをねらいとしている。2009年から9年間実施しており、受講学生の多くから、「教職を目指す上で役に立つ」という肯定的な評価を得ている。これまで随時開催してきたこの講座を、より定着したものにする方策として、2018年度からの授業化に向けた取組を進めている。 |
| キーワード | 実践的指導力の向上 (developing practical leadership skills) 9年間の取組 (9 years’efforts) 講座の授業化 (transferring the program into an official course) |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2018-03-20 |
| 巻 | 8巻 |
| 開始ページ | 135 |
| 終了ページ | 147 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2018 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |