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検索結果 687 件

JaLCDOI 10.18926/CTED/58128
タイトル(別表記) 岡山大学教育学部特別支援教育教員養成における米国での海外研修プログラム
フルテキストURL cted_010_165_181.pdf
著者 OHTAKE, Yoshihisa| CHEATHAM, Gregory| TANJI, Takayuki|
抄録 This article delineates a faculty-led study abroad program that has been conducted for 15 years by a special needs education (SNE) teacher preparation program in Japan. A description of the content and context of the program is followed by a series of observations made by study abroad participants during site visits in the United States of America (U.S.). Finally, suggestions are proposed for how participants’ observations may be used to help them review the values and beliefs embedded in SNE practices in Japan in a way that sublates contradicting values and beliefs between the U.S. and Japan as a means of developing better practices in Japan.
キーワード faculty-led study abroad program (海外研修プログラム) special education (特別支援教育) teacher preparation (教員養成)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 165
終了ページ 181
ISSN 2186-1323
言語 英語
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58123
タイトル(別表記) A Study on the Method of Thinking Support in Social Studies: The Case of Inductive Inference
フルテキストURL cted_010_091_105.pdf
著者 髙畑 昌志| 山田 秀和|
抄録 本研究は,社会科における思考支援の方法を明らかにすることを目的とし,思考ツールを用いた授業に着目した。特に,帰納的推論を働かせるためのアプローチについて考察を行い,以下の成果を得た。(1)先行研究では,思考ツール(クラゲチャート)の使用に関する提案がなされているものの,帰納的推論でつまずいてしまう原因,そして,つまずかないための支援方法について,十分に明らかにされているわけではないことを明確にした。(2)思考ツール(クラゲチャート)を活用した実践を行った上で,5つのつまずきのパターンを見出した。また,クラゲチャートの構造自体にその原因があることを指摘した。(3)実践の省察と授業のユニバーサルデザイン(UD)の視点をもとにして,思考支援の改善の方向性を示した。本研究では以上のような成果を得ることができたが,具体的な改善の方向性については,今後,さらに実践を行った上で検証を行うことが必要である。
キーワード 社会科 (social studies) 思考支援 ( thinking support) 帰納的推論 (inductive inference) 思考ツール (thinking tool)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 91
終了ページ 105
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58122
タイトル(別表記) Choosing a theme and designing its instructional units in Life-Unit Learning : Analyzing the impact on what and how students with intellectual disabilities have learned
フルテキストURL cted_010_079_090.pdf
著者 仲矢 明孝| 井上 寛規| 能勢 涼子|
抄録 本研究では、知的障害特別支援学校中学部において、同一集団、同一指導者によって2年間実践された「生活上の課題をもとにした」22 の生活単元学習の授業評価を行い、その結果を踏まえて、単元設定や単元構成の在り方について検討した。3 観点からなる観点別個別評価結果を基に各単元の評価を行った結果、観点別評価による各単元の特徴及び生徒個々の活動への取り組み方を確かめることができた。また、個々の単元の評価結果と、単元の活動経験の有無、活動の種類、単元目的の具体性、教師と生徒のいずれが提案した単元であるかという視点との明確な関連性は見られなかった。一方で、生徒が見通しをもつことのできる単純な単元構成、集団全体の課題解決場面の設定、人と関わりの多い場面設定と単元の評価結果との関連性が見られ、単元設定、単元構成におけるこれらの重要性が示唆された。
キーワード 生活単元学習 (Life-Unit Learning) 単元設定 (theme selection) 単元構成,授業評価 (unit plan development, lesson evaluation)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 79
終了ページ 90
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58118
タイトル(別表記) A Study for Professional Matters of Area Related to“ Language” in Kindergarten Teacher-Training Course
フルテキストURL cted_010_049_061.pdf
著者 片山 美香| 伊藤 智里| 馬場 訓子|
抄録  2019 年度に改訂された幼稚園教諭養成の教職課程に設置される「領域及び保育内容の指導法に関する科目」は,「領域に関する専門的事項」と「保育内容の指導法(情報機器及び教材の活用を含む。)」より構成される。本研究では,従来の「教科に関する科目」が撤廃されたことにより新設された「領域に関する専門的事項」の科目において,具体的にどのような専門知識の学修を要するかについて,「保育内容の指導法」のモデルカリキュラム,及び新幼稚園教育要領の記載内容に照らして検討した。その結果,養成課程の学生自身が領域「言葉」のねらいや内容等を専門的見地から理解して保育実践のための知識や技能を修得することに加え,感じたり,考えたり等の体験的な学びから幼児の視点で言葉の世界をイメージする内容を授業に取り入れる必要性を見出した。
キーワード 領域「言葉」 (Area Related to “Language” ) 幼稚園教諭養成課程 (Kindergarten Teacher-Training Course) 専門的事項 (Professional Mat ters of Area ) モデルカリキュラム (Model Curriculum)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 49
終了ページ 61
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/58032
タイトル(別表記) Practice of Academic Writing Course using LMS
フルテキストURL biess_4_001_010.pdf
著者 小林 雄志|
抄録  本稿では、LMS を活用したアカデミック・ライティング科目の実践例を報告し、ライティング支援に関する今後の方向性等について検討した。本授業でのLMS 活用内容は主に、①資料(授業スライドおよび参考資料)の配布、②授業時の課題・コメント収集、③原稿(草稿、第一次原稿、最終原稿等)の提出およびフィードバック、の3 点であった。LMS の活用は、授業内外において学生と教員とのコミュニケーションを活発にし、ライティング課題の作成を円滑に進めるうえで極めて有効であったが、教員側がある程度、LMS 活用能力を備えていなければならず、また、コース作成の労力もそれなりにかかるため、今後、より多くのアカデミック・ライティング担当教員にLMS を活用してもらうためには、こうした課題を克服していく必要があると考えられる。
キーワード アクティブラーニング ライティング能力育成 学習支援 授業時間外学修 Moodle
出版物タイトル 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要
発行日 2019-12-30
4巻
開始ページ 1
終了ページ 10
ISSN 2432-9665
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006812098
JaLCDOI 10.18926/bgeou/57996
タイトル(別表記) The Duality and Dynamics of Situated Learning Theory: Analyzing Wenger’s Dissertation ‘Transparency’
フルテキストURL bgeou_173_001_009.pdf
著者 平田 仁胤|
抄録 本論は,ウェンガーの学位論文である「透明性」を分析することによって状況学習理論の両義的および動的特質を解明することを目指す。「透明性」は,ウェンガーによるエスノグラフィックな調査に基づいており,アリンスという保険会社の請求処理係の実践に焦点を当てている。そこで用いられる調整シートという人工物=表象は,給付金計算の業務をより容易にする一方で,電話対応業務を難しくしていた。ウェンガーは,人工物=表象が可視性と不可視性を同時にもたらし,両者が両義的な関係にあることを指摘する。人工物=表象のもたらす可視性を利用しつつ,不可視性を克服するためには,実践共同体の周辺性において様々な参加形態を展開する成員による意味の交渉が重要となる。可視性と不可視性のジレンマゆえに,意味の交渉は駆動され,実践共同体を変化と安定の双方に開いていく。
キーワード 状況的学習論 透明性 人工物=表象 可視性/不可視性 意味の交渉
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2020-02-21
173巻
開始ページ 1
終了ページ 9
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006802114
JaLCDOI 10.18926/bgeou/57565
フルテキストURL bgeou_172_057_064.pdf
著者 酒向 治子|
抄録  本研究者が2011 年に教師と協働して取り組んだ「現代的なリズムダンス」授業づくりのプロセスを経て,教育現場で授業づくりの模索を続ける教員に寄り添った教材の必要性を感じた。この体験を契機として,2014年に岡山大学スポーツ支援室(旧:スポーツ教育センター)の協力の下,ダンス学習支援教材「白桃ダンスプロジェクト」を立ち上げ,ダンス教材『白桃ダンス』の開発と普及を行うこととした。本稿では紙幅の都合上コンテンツ開発に焦点をおき,制作プロセスを踏まえつつ教材の核となる理念とその具体的な内容についての整理・分析を行った。
キーワード ダンス教育 リズムダンス 身体表現 白桃ダンス LOD
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2019-11-27
172巻
開始ページ 57
終了ページ 64
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006772602
JaLCDOI 10.18926/bgeou/57561
タイトル(別表記) Structure of Skills in Social Studies and a Strategy for Their Development: A Fundamental Study from the Viewpoint of Subject Specificity and Generality
フルテキストURL bgeou_172_011_022.pdf
著者 山田 秀和|
抄録  汎用的な資質・能力の育成とどのように関連づけて社会科のカリキュラムや授業をデザインすればよいのか。本研究は,スキル育成の観点からこの問いに対してアプローチするものである。
 本研究では,アメリカに手がかりを求めて考察を行い,以下の2点の成果を得た。第1は,教科・領域横断的なスキル,教科・領域固有のスキルという観点から,社会科で育成がめざされるスキルの構造を整理したことである。第2は,スキルの構造を意識したスキル育成の一方略を,具体的な事例に基づいて明らかにしたことである。本研究は革新的なスキル育成の方略を示すものではないが,日々の実践に資する基礎的な視点を提示している。
キーワード 社会科 スキル 教科・領域の固有性 教科・領域の横断性 アメリカ
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2019-11-27
172巻
開始ページ 11
終了ページ 22
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006772598
JaLCDOI 10.18926/bgeou/57560
フルテキストURL bgeou_172_001_009.pdf
著者 熊谷 愼之輔| 藤井 裕士|
抄録  本研究は,「専門職の学習共同体(以下:PLC)」としての学校の実現をめざしたカリキュラム・マネジメント(以下:CM)による実践研究を行うに当たって理論的な枠組みを構築することを目的とした。ベテラン教員の大量退職を控え,国内の多くの学校では専門性の継承・向上が課題とされている。それを教職員個人の問題として,個人の専門性のみに着目するのではなく,学校が組織として専門性を継承・向上できるようなPLCとしての学校文化を醸成していくことが重要であると考えた。そういった学校文化を醸成するためのヒントを,Sheinの文化の学習/変容のモデルから得て,PLCとしての学校文化変革のためのCMのプロセスを提案した。
キーワード 専門職の学習共同体 カリキュラム・マネジメント 特別支援学校 専門性の継承・向上
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2019-11-27
172巻
開始ページ 1
終了ページ 9
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006772597
フルテキストURL papyrus_026_049_056.pdf
著者 有元 淳一|
抄録  平成30年度の全国学力・学習状況調査「算数B」 4(九九の表)を出発点とし,「九九のきまり」 を題材として,低学年における「論理的」・「発展的」に考える姿とはいかなるものなのかをテーマに授業実践を行う。「論理的に考える姿」を「筋道立てて説明する姿」だと捉えて,児童が説明する際に無意識に多用する接続語(語り始めの言葉)について継続的に調査を行った。それらの接続詞を意識して使用できるように,カードにして黒板に掲示したり称揚したりして強化してきた。また,本時は,九九の発展として「12×4」の計算の仕方を説明する活動を行った。間数累加や交換法則だけでなく,既習の九九が使えるように被乗数を分解する考えは,「かけ算(2) 」の6の段の構成のときから用いている考えである。本時において, 「語り始めの言葉」を用いて「筋道立てて説明する姿」を見取ることができるのが,被乗数を分解する見方が習得できているかについて検証する。
キーワード 論理的思考 発展的 説明活動 語り始めの言葉
出版物タイトル 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日 2019-11-22
26巻
開始ページ 49
終了ページ 56
ISSN 1341-3155
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006769761
フルテキストURL papyrus_026_043_048.pdf
著者 上山 達稔|
抄録 ビックデータ時代といわれる今日,必要なデータを収集してまとめ,そのデータから傾向を把握し,それに基づいて課題解決をしたり意思決定を行ったりする力の育成が求められ,次期学習指導要領において,算数科では統計教育の充実化が図られることとなった。しかし,統計教育の授業実践に目を向けると,他の分野と比べると,主体的・対話的で深い学びの実践がなされていない傾向にあるのではないかと考えた。そこで,統計教育の単元である「場合の数」において,子供が主体的に取り組み,数学的な見方・考え方を働かせながら資質・能力を養う授業の在り方を模索した。
キーワード 主体的な学び 数学的な見方・考え方 発展的・統合的に考える
出版物タイトル 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日 2019-11-22
26巻
開始ページ 43
終了ページ 48
ISSN 1341-3155
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006769760
フルテキストURL papyrus_026_037_042.pdf
著者 磯野 嵩|
抄録  情報速度の加速化や人工知能などの技術革新が進む世の中で,児童の創造的思考力を育てることが必要であると考える。しかし,児童の実態として柔軟な発想や見方の転換が難しいといった課題がある。また,「直方体・立方体」の展開図を描くだけでは,立体と展開図のつながりが希薄であるといった課題がある。そこで,本稿では,「立方体と展開図による思考実験」の授業実践から,展開図を念頭操作によって立方体を組み立てさせる中で,創造的思考力を育てていくことを目的とした実践研究を行った。その結果,「底面につながるように側面の位置や塗り方を考えること」から「側面同士がつながるように側面の位置や塗り方を考えること」に新しく価値のある着想をもって,図形の見方・考え方をするような児童の姿があった。そのため,「立方体と展開図による思考実験」の授業実践によって,創造的な思考力を育てることができるといった示唆が得られた。
出版物タイトル 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日 2019-11-22
26巻
開始ページ 37
終了ページ 42
ISSN 1341-3155
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006769759
フルテキストURL papyrus_026_027_035.pdf
著者 圓井 大介|
抄録  計算の指導にあたっては,「計算の意味理解」「計算の仕方を考える」「計算に習熟・活用する」の3つの点が大切であり,これらの3点を重要視して指導にあたる必要がある。しかし, 3口の計算の指導にあたる前に,くり上がりのないたし算,くり下がりのないひき算をすでに学習していることから,「3口の計算の意味理解」が軽く扱われ,単なる計算の技能の習熟に重きを置く傾向が現状として見られる。そこで,本研究では,学校現場で軽視されがちである,「3口の計算の意味指導」に重点を置き,「式のよみ」を活用しながら, 3口の計算の意味理解を深め, 3口の計算にするよさに気付かせたり,発展的に4口や5口の計算の式表示にまで広げたりしていく授業デザインを提案し,その授業実践について考察していく。実践後の考察の結果, 3口の計算になることについて,「式のよみ」を根拠とさせて説明させていくことで,児童は3口の計算の意味について理解しやすくなり,また, 3口の計算の式にするよさも感得しやすいことが分かった。また, 4口や5口の計算の式表示についても, 3口の計算の式での「式のよみ」を活用して発展的に考えていけることが分かった。
キーワード 「式の意味指導」 「式のよみ」 「3口の計算」 「授業デザイン」
出版物タイトル 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日 2019-11-22
26巻
開始ページ 27
終了ページ 35
ISSN 1341-3155
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006769758
フルテキストURL papyrus_026_021_026.pdf
著者 山野 定寿|
抄録 児童が「割合ができない。」といわれて久しい。全国学力・学習状況調査の結果を見ても、改善の兆しはまだ見えない。割合ができないまま進級した6年生が全体を自分で1とみなし、問題解決していく『割合を使って」は、非常に困難な課題の1つである。筆者はこの困難な「割合を使って」を指導するに当たり、事前調査を行い児童の実態をつかみ、指導計画の見直しを行った。また、全体を1と見ることについては、部分の割合を先に求めてから、全体を1と見ていることに気づかせるようにした。 その結果、同時に水を入れたり、2人が向かい合って歩いたりする場合の割合問題は、多くの児童が解けるようになるとともに、全体を1と見ることのよさに気づくことができた。
キーワード 割合 全国学力学習状況調査 基準量( 1とみる量)
出版物タイトル 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日 2019-11-22
26巻
開始ページ 21
終了ページ 26
ISSN 1341-3155
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006769757
フルテキストURL papyrus_026_009_019.pdf
著者 杉能 道明|
抄録 令和2年4月から完全実施される新しい小学校学習指導要領の算数科の目標は,「数学的な見方・考え方を働かせ」から始まっている。「数学的な見方・考え方」とはどのようなものなのか。どう変わるものなのか。教師は子どもが「数学的な見方・考え方」を働かせるようにどう支援するのか。「数学的な見方・考え方」をどのように育成し豊かで確かなものにするのか。図形領域の4年「垂直・平行と四角形」の単元の授業実践をもとに特に「平行」という「図形を構成する要素の位置関係」に関する見方・考え方を単元を通してどのように豊かで確かにしていくべきかを提案する。
キーワード 数学的な見方・考え方 深い学び 図形を構成する要素の位置関係
出版物タイトル 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日 2019-11-22
26巻
開始ページ 9
終了ページ 19
ISSN 1341-3155
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006769756
タイトル(別表記) Difficulties in school life can be seen from the medical records of patients with gender dysphoria
フルテキストURL hyky_20_39.pdf
著者 天野 佑美| 佐々木 新| 松本 洋輔| 大守 伊織|
抄録 A school should be a place where every child can feel comfortable and safe. We aimed to shed light upon difficulties in school life in children with gender dysphoria (GD) and find a way to support them. We extracted the episodes in school life from the medical records of 59 patients with GD. They suffered from using gender segregated bookbags, school uniforms, swimming wears, and bathrooms. Sex education was not enough for them to understand GD. Children with male-to-female GD were bullied at school more often than those with female-to-male GD. Teachers should take note of children with GD, and should provide necessary supports in their school life, including the facilities and their relationships with their peers.
キーワード gender dysphoria gender identity disorder school education gender and sexual diversity difficulties
出版物タイトル 教育実践学論集
発行日 2019-03
20号
開始ページ 39
終了ページ 48
ISSN 2433-1791
関連URL isVersionOf http://hdl.handle.net/10132/17792
言語 日本語
論文のバージョン publisher
タイトル(別表記) Development of teaching materials on water color using a plastic pipe as a long path cell : their applications to elementary science lessons
フルテキストURL hyky_19_191.pdf
著者 宮﨑 唯| 安心院 翼| 喜多 雅一|
抄録  Water is an essential substance for living things. Topic on water are at grades 3-6 in elementary science. The roles and functions of water (erosion, accumulation, transportation), germination and growth of plants, etc. On the other hand, the properties of water are not treated except physical change like boiling, evaporation, freezing, etc.
 The color, taste, and smell of water are not discussed in elementary science. This research proposes that the color of water because an excellent theme for inquire based leaning. We have developed a suitable and low cost teaching material for the water color. Furthermore, we have conducted a few lessons with the teaching materials to examine the appropriateness.
キーワード Transmission excited vibrational state of molecule Long light path cell Absorption of light
出版物タイトル 教育実践学論集
発行日 2018-03
19号
開始ページ 191
終了ページ 196
ISSN 2433-1791
関連URL isVersionOf http://hdl.handle.net/10132/17608
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006455118
JaLCDOI 10.18926/bgeou/56926
タイトル(別表記) “OKAYAMA! Citizen Exercise” Produced as a Part of “Healthy Residents Okayama 21 (the 2nd)” Project
フルテキストURL bgeou_171_075_083.pdf
著者 酒向 治子|
抄録  本研究では,地域・行政・教育/研究機関が連携して行う事例として,岡山市が推進する「健康市民おかやま21」の『OKAYAMA!市民体操』に着目し,その制作プロセスを段階に分けて整理分析を行った。また,『OKAYAMA!市民体操』の体験者に対し,意識調査(主観的運動強度および満足度)を行ったところ,制作開始時に岡山市が目指していた目標には到達できていると考えられた。
キーワード 体操 地域協働 OKAYAMA!市民体操 身体活動・運動
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2019-07-26
171巻
開始ページ 75
終了ページ 83
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006711419
JaLCDOI 10.18926/bgeou/56925
タイトル(別表記) Developing a Procedure for Cooperation between a Researcher and Kindergarten Staff to Carry Out the Plan-Do-Check-Act Cycle in Standard Curriculum Management
フルテキストURL bgeou_171_063_073.pdf
著者 横松 友義|
抄録  本研究では,幼稚園カリキュラム・マネジメントを実現できる教育課程及び年間指導計画の編成・作成を行っているA私立幼稚園においてアクション・リサーチを実施して,それらのDCAP(実施─評価─改善─計画)過程を実現するための研究者の協働手順を開発している。その上で,実効のある保育目標を明確化するための研究者の協働手順と,幼稚園カリキュラム・マネジメントを実現できる教育課程及び年間指導計画を編成・作成するための研究者の協働手順に関する先行研究成果と,本研究でのアクション・リサーチの成果とを整理して,幼稚園カリキュラム・マネジメントにおける教育課程のPDCAサイクルを実現するための研究者の協働手順を定式化している。
キーワード 幼稚園 カリキュラム・マネジメント 教育課程 PDCAサイクル 協働
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2019-07-26
171巻
開始ページ 63
終了ページ 73
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006711418
JaLCDOI 10.18926/bgeou/56923
タイトル(別表記) A Review of Studies about Evaluation for Visual Function of Children with Intellectual Disabilities
フルテキストURL bgeou_171_047_053.pdf
著者 宮﨑 善郎|
抄録  本研究の目的は,これまでの知的障害児童・生徒の視機能評価について,主として日本の特別支援学校における教育実践の先行研究に関する知見を整理するとともに,今後の教育実践の中で取り組むべき課題について示唆を得ることである。今回は1999年から2018年までの,知的障害のある児童・生徒の視機能評価に関する文献を12件抽出した。知的障害のある児童・生徒の視機能評価については,自覚的検査を中心としてその困難性が以前より指摘されており,近年においても課題になっている可能性が示唆された。この困難性については,重複障害のある児童・生徒の視機能評価についても同様であることも示唆された。今後の課題として,全国の特別支援学校を対象とした視機能評価に関する調査を実施することを含め,最新の動向を把握する必要性が指摘された。
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2019-07-26
171巻
開始ページ 47
終了ページ 53
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120006711416