
検索結果 35428 件
| JaLCDOI | 10.18926/55721 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | An Empirical Study on International Students' Traffic-Related Issues and the Measures to be Taken Against Them |
| フルテキストURL | biess_2_117_134.pdf |
| 著者 | 藤本 真澄| 宇塚 万里子| 岡 益巳| |
| 抄録 | 本研究では、2000 年1 月から2017 年3 月にかけて、岡山大学に在籍する留学生が遭遇した交通関連領域の事案121 件のデータを整理分類し、その実態を明らかにした。交通関連の問題は大きく3 つに分類することができる。すなわち、①交通事故、②違法行為、③その他である。交通事故が全体の65%を占めるが、事故の形態に着目すると、留学生が自転車を運転中に発生した事故が交通事故全体の4 分の3 を占める。この事実から留学生に対して自転車の安全な乗り方に関する教育を実施する必要があると判断される。本稿では留学生の自転車マナー向上に関する対策についても言及する。また、留学生が事故の被害者であるケースが40 件存在する一方、加害者であるケースも15 件存在し、留学生が一方的に事故の被害者ではないという事実も明らかになった。 |
| キーワード | 留学生 交通事故 違法行為 自転車 安全対策 |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 117 |
| 終了ページ | 134 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006406812 |
| JaLCDOI | 10.18926/55720 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Essay on Pluralistic Self-assessment of Career Education Ⅱ : From the evaluation results of the 2016 school year |
| フルテキストURL | biess_2_107_116.pdf |
| 著者 | 中山 芳一| |
| 抄録 | キャリア教育における教育効果を測るとき、評価項目を多元的に構築した試みを踏まえて、実際に2016 年度第4 学期に2 つのキャリア教育授業科目で評価測定を行った。そして、この評価測定を踏まえて、多元的自己評価の有用性について検証を試みた。特に、本稿では教育目標に関して認知的に自己評価できる領域と非認知能力を自己評価できる領域から個々の学生の受講前-受講後の変化を抽出して、領域間の相関関係について検討した。その結果、カリキュラム内で予め設定した関連づけられる評価項目においては、領域間の相関関係を見出すことができた。また、関連づけられない評価項目との相関関係についての検討も試みた。以上から、多元的自己評価に関する一定の有効性を提起できたとともに、そこからの今後の課題についても整理することができた。 |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 107 |
| 終了ページ | 116 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006406811 |
| JaLCDOI | 10.18926/55719 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Japanese translation of “Lunyu Jizhu”(1) : Xi ZHU’s Interpretation of “Confucian Analects” |
| フルテキストURL | biess_2_087_106.pdf |
| 著者 | 孫 路易| |
| 抄録 | 周知の通り、朱憙(一一三○~一二○○。朱子は尊称)の『論語』解釈は、中国思想の発展に寄与しただけではなく、日本や朝鮮半島などの東アジアの思想の発展にも大きな影響を与えたものである。だが、『論語』には「道」「心」「徳」「君子」などの中国哲学の概念が随所に現れており、朱子哲学においてのそれらの概念の含意を明確に解明しない限り、朱子の『論語』解釈の全内容を理解することは極めて難しいと思われるのである。筆者は、長年に渡って朱子哲学の研究に力を注ぎ、いままでは既に、「朱子の「太極」と「気」(岡山大学『大学教育研究紀要』第七号、二○一一年)「朱子の「神」」(岡山大学『大学教育研究紀要』第八号、二○一二年)「朱子の「心」」(京都大学『中國思想史研究』第三十四號、二○一三年)「朱子の「理」」(岡山大学『大学教育研究紀要』第十号、二○一四年)「朱子の「情」」(岡山大学『大学教育研究紀要』第十一号、二○一五年)「朱子の「変化気質」」(『岡山大学大学院社会文化学科研究科紀要』第四三号、二○一七年)「朱子の「君子」」(『岡山大学大学院社会文化学科研究科紀要』第四四号、二○一七年)などの論文を発表した。その朱子哲学の研究を通じて、筆者は、上記の諸論文、及び『四書章句集注』(新編諸子集成、中華書局、一九八三年)と『朱子語類』(全八冊、宋・黎靖徳編、王星賢点校、一九九四年)、特に『朱子語類』に所収の「論語(一~三十二)」(巻第十九~五十)に基づいての、『論語集注』を主とする朱子の『論語』解釈の現代日本語の完全翻訳を作成することが必要だと強く思うようになったのである。本稿では、『論語集注』(前掲の『四書章句集注』に所収)の「學而第一」の朱子の集注を和訳することと、『論語』學而第一の原文を主に『朱子語類』(前掲)に所収の「論語(一~三十二)」に記録されている朱子の説明に基づいて和訳することを試 みる。 |
| キーワード | 理 道 徳 性 敬 君子 |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 87 |
| 終了ページ | 106 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006406810 |
| JaLCDOI | 10.18926/55718 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Language Exchange Project between International Students and Japanese Students |
| フルテキストURL | biess_2_077_086.pdf |
| 著者 | 末繁 美和| |
| 抄録 | 本稿は、2014 年8 月から12 月の間に実施した留学生および日本人学生間の言語交換の実践報告である。言語交換後に提出された感想文およびやり取りの録音データの分析から、言語交換を通して生の言語使用および文化が学べることや、同年代との言語学習の楽しさによるモチベーションの向上が効果として見られた。一方で、教材やSkype 通話の問題、母語ではない言語を教授することの限界や、母語であっても言語に関する質問への対応の難しさが観察された。 |
| キーワード | 理系留学生 日本人学生 言語交換 SCAT KJ 法 |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 77 |
| 終了ページ | 86 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006406809 |
| JaLCDOI | 10.18926/55717 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Characteristics of Korean in "Kango Kyokasyo" published in 1905 |
| フルテキストURL | biess_2_065_076.pdf |
| 著者 | 陳 南澤| |
| 抄録 | 本稿では20世紀初めに日本人のための朝鮮語学習書および韓国人のための日本語学習書として金島苔水と廣野韓山により刊行された『韓語敎科書』(1905年)について、韓国語の単語と文およびその仮名音注を分析し、本書に現れる20世紀初めの韓国語の特徴(音注・語彙・助詞・語尾)を概観する。著者の金島苔水は1900年代から1930年代にかけて朝鮮語と中国語の学習書を多数出版しているが、内容の充実度や正確さより商業出版物の性格が重要視されているといわれる。それゆえ本書のハングル表記には多くの誤記がみられる。また、李斗璜(1858年~1916年)が金島苔水の一部の著述に関わったことも分かる。本書には開化期の口語的な特徴がよく反映されており、開化期の商業関連用語も多く現れる。今後、金島苔水の他の著作を総合的に考察し、明治期の他の朝鮮語学習書や韓国人のための日本語学習書を考察することで、現代韓国語の形成過程をより明らかにできると期待される。 |
| キーワード | 韓国語 開化期 韓語敎科書 朝鮮語学習書 |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 65 |
| 終了ページ | 76 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006406808 |
| JaLCDOI | 10.18926/55716 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Analyzing LMS Log in a Liberal Arts Course |
| フルテキストURL | biess_2_057_064.pdf |
| 著者 | 小林 雄志| |
| 抄録 | 教養教育科目『インストラクショナルデザイン入門』において活用したLMS(Moodle)の学習ログについて分析を行った結果、本授業では小テストやアンケートの出題直後や課題の締め切り日にアクセス数が多く、特に課題の締め切り日として設定していた月曜日のアクセス数が多いことが分かった。また、土日のアクセス数は平日に比べて少ない傾向がみられた。今後、さらにLMS を活用して授業外での学修を促進するためには、これらの状況を踏まえ、学生の課外活動の状況や学修行動の特性も考慮したうえで、課題や小テストを設定していく必要があるだろう。 |
| キーワード | 学習ログ LMS インストラクショナルデザイン 学習者分析 Moodle |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 57 |
| 終了ページ | 64 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006406807 |
| JaLCDOI | 10.18926/55714 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Past and Current Status of the EPOK Inbound Program: Development of EPOK Curriculum |
| フルテキストURL | biess_2_035_044.pdf |
| 著者 | 大林 純子| |
| 抄録 | 協定校との交換留学プログラムEPOKの過去19年にわたる受入状況は、とりわけ平成26年度以降、協定校数の増加と呼応して受入人数において増進している。受入学生の8割は平均して英語圏の出身者であるものの、出身国は多様化する傾向にある。EPOKではこうした受入学生のニーズや変遷に応じて英語による科目の編成に取り組んできた。特に平成28年には、EPOKコースの修了カリキュラムを設定し、以後カリキュラムの改善にも取り組んでいる。EPOKの教育科目の更なる体系化は今後の課題である。 |
| キーワード | EPOK 交換留学生 受入学生数 受入カリキュラム 教養教育科目 |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 35 |
| 終了ページ | 44 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006406805 |
| JaLCDOI | 10.18926/55713 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | An Empirical Study of Housing-Related Issues Brought to the International Students Advisory Office, Okayama University |
| フルテキストURL | biess_2_015_034.pdf |
| 著者 | 宇塚 万里子| 岡 益巳| 藤本 真澄| |
| 抄録 | 1999 年11 月から2017 年3 月にかけて、留学生相談室が関与した住居関連の事案が264 件発生し、275 人の留学生がこれらの事案に関わった。264 件の事案のうち、129 件が民間住宅に関わる事案、128 件が大学宿舎に関わる事案、7 件がその他(公営住宅、他大学宿舎)に関わる事案であった。民間住宅に関わる事案で最も多かったのは、家主・不動産屋とのトラブル44 件である。44 件中、明らかに留学生側に問題があった事案は23 件、家主・不動産屋側に非があった事案は10 件で、残りの11 件はコミュニケーション不足による誤解が招いたトラブルである。大学宿舎に関わる事案で最も多かったのは、環境・設備・備品への苦情31 件であるが、近年の改修工事により宿舎の住環境が大幅に改善された。 |
| キーワード | 留学生 留学生宿舎 民間住宅 留学生相談室 住居関連領域 |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| 開始ページ | 15 |
| 終了ページ | 34 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006406804 |
| フルテキストURL | biess_2_contents.pdf |
|---|---|
| 著者 | 岡山大学全学教育・ 学生支援機構| |
| 出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
| 発行日 | 2017-12-30 |
| 巻 | 2巻 |
| ISSN | 2432-9665 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | bgeou_167_contents_eng.pdf |
|---|---|
| 著者 | 岡山大学大学院教育学研究科| |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | bgeou_167_colophon.pdf |
|---|---|
| 著者 | 岡山大学大学院教育学研究科| |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55708 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Study on the Teaching Strategy of an Junior High School and Improving the Program for Training Students to be Teachers of University (2) : In the Case of Music, Health and Physical Education, Art, Technology and Home Economics (Field of Technology) |
| フルテキストURL | bgeou_167_121_129.pdf |
| 著者 | 小川 容子| 原 祐一| 高岡 敦史| 酒向 治子| 山本 和史| 入江 隆| 桑原 敏典| |
| 抄録 | 本研究は,教科内容構成の考え方に基づいて中学校の授業づくりのあり方を検討するとともに,それをふまえることで大学の教員養成プログラムの授業が具体的にどのように改善されるかを明らかにしようとしたものである。教科内容構成とは,教員養成において従来から課題とされてきた教科の内容に関わる知識・技能と教科の指導法に関わる知識・技能の分離という問題を克服するために提案されたものである。教科内容構成は,教科の内容と指導法に関わる知識・技能を統合し,それらを応用して,教師が自ら「どのような内容をどのように教えるべきか」を考え,授業づくりに取り組むことができるようになるための考え方を示すものであり,本研究では教員養成プログラムにおける具体的な授業プランを提示してそれを明らかにしていく。本稿では,特に,中学校の音楽科,保健体育科,美術科,技術・家庭科(技術分野)を事例として論じていくことにしたい。 |
| キーワード | 教科内容構成 中学校 教員養成 教科教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 121 |
| 終了ページ | 129 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401589 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55707 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Study on the Teaching Strategy of an Junior High School and Improving the Program for Training Students to be teachers of University (1) : In the Case of Japanese Language, Arithmetic, Science and Social Studies |
| フルテキストURL | bgeou_167_111_119.pdf |
| 著者 | 土屋 聡| 岡崎 正和| 宇野 康司| 飯田 洋介| 桑原 敏典| |
| 抄録 | 本研究は,教科内容構成の考え方に基づいて中学校の授業づくりのあり方を検討するとともに,それをふまえることで大学の教員養成プログラムの授業が具体的にどのように改善されるかを明らかにしようとしたものである。教科内容構成とは,教員養成において従来から課題とされてきた教科の内容に関わる知識・技能と教科の指導法に関わる知識・技能の分離という問題を克服するために提案されたものである。教科内容構成は,教科の内容と指導法に関わる知識・技能を統合し,それらを応用して,教師が自ら「どのような内容をどのように教えるべきか」を考え,授業づくりに取り組むことができるようになるための考え方を示すものであり,本研究では教員養成プログラムにおける具体的な授業プランを提示してそれを明らかにしていく。本稿では,特に,中学校の国語科,数学科,理科,社会科を事例として論じていくことにしたい。 |
| キーワード | 教科内容構成 中学校 教員養成 教科教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 111 |
| 終了ページ | 119 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401588 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55706 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Study on the Teaching Strategy of an Elementary School and Improving the Program for Training Students to be Teachers of University (2) :In the Case of Social Studies, Music, Physical Education and Information Ethics Education |
| フルテキストURL | bgeou_167_101_109.pdf |
| 著者 | 飯田 洋介| 早川 倫子| 原 祐一| 高岡 敦史| 酒向 治子| 笠井 俊信| 桑原 敏典| |
| 抄録 | 本研究は,教科内容構成の考え方に基づいて小学校の授業づくりのあり方を検討するとともに,それをふまえることで大学の教員養成プログラムの授業が具体的にどのように改善されるかを明らかにしようとしたものである。教科内容構成とは,教員養成において従来から課題とされてきた教科の内容に関わる知識・技能と教科の指導法に関わる知識・技能の分離という問題を克服するために提案されたものである。教科内容構成は,教科の内容と指導法に関わる知識・技能を統合し,それらを応用して,教師が自ら「どのような内容をどのように教えるべきか」を考え,授業づくりに取り組むことができるようになるための考え方を示すものであり,本研究では教員養成プログラムにおける具体的な授業プランを提示してそれを明らかにしていく。本稿では,特に,小学校の社会科,音楽科,体育科,情報モラル教育を事例として論じていくことにしたい。 |
| キーワード | 教科内容構成 小学校 教員養成 教科教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 101 |
| 終了ページ | 109 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401587 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55705 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Study on the Teaching Strategy of an Elementary School and Improving the Program for Training Students to be Teachers of University (1) : In the Case of Japanese Language, Arithmetic and Science |
| フルテキストURL | bgeou_167_091_099.pdf |
| 著者 | 土屋 聡| 岡崎 正和| 宇野 康司| 桑原 敏典| |
| 抄録 | 本研究は,教科内容構成の考え方に基づいて小学校の授業づくりのあり方を検討するとともに,それをふまえることで大学の教員養成プログラムの授業が具体的にどのように改善されるかを明らかにしようとしたものである。教科内容構成とは,教員養成において従来から課題とされてきた教科の内容に関わる知識・技能と教科の指導法に関わる知識・技能の分離という問題を克服するために提案されたものである。教科内容構成は,教科の内容と指導法に関わる知識・技能を統合し,それらを応用して,教師が自ら「どのような内容をどのように教えるべきか」を考え,授業づくりに取り組むことができるようになるための考え方を示すものであり,本研究では教員養成プログラムにおける具体的な授業プランを提示してそれを明らかにしていく。本稿では,特に,小学校の国語科,算数科,理科を事例として論じていくことにしたい。 |
| キーワード | 教科内容構成 小学校 教員養成 教科教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 91 |
| 終了ページ | 99 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401586 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55704 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Study on “Subject Contents Organization (SCO)” for Teacher Training Program in the Faculty of Education, Okayama University : Practice and Assessment of SCO in Elementary School and Junior High School Teacher Training Curriculum |
| フルテキストURL | bgeou_167_079_089.pdf |
| 著者 | 佐藤 園| 岡崎 正和| 宇野 康司| 斉藤 夏来| 土屋 聡| 尾島 卓| 三島 知剛| 後藤 大輔| 佐藤 大介| 高塚 成信| |
| 抄録 | 岡山大学教育学部・教師教育開発センターは,平成23 ~ 27年度「教員の資質向上に寄与する『大学と学校・教育委員会の協働』の実現−学校教育改善との連動で教員養成教育を進化させる−(先進的教員養成プロジェクト)」に取り組んだ。その中の教科構成学開発事業では,本学部で独自に構築・実施しているコア・カリキュラムの中での教科内容構成のあり方について,2つのプロセスから研究を行った。本稿では,平成26年度に学部教育全体で取り組んだ「教科内容構成要素に関するシラバス記述」と,部会員が平成26・27年度に授業を実践した小・中学校の教職および教科に関する科目(数学・理科・家庭科・国語科)の受講生に対して実施した「教科内容構成力」に関するアンケート調査の分析から,本学部の教科内容構成研究の特徴と課題について検討した。 |
| キーワード | skills of subject contents organization subjects related to the field of specialization and the teaching profession elementary school and junior high school teacher training program |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 79 |
| 終了ページ | 89 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401585 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55703 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Examination of “Skills of Subject Contents Organization” in Practice of “Studies in the Subject Matter of Home Economics Education” in the Home economics Education Course, Faculty of Education Okayama University : Preliminary Research to Develop a Home Economics Curriculum, which Aims to Integrate Academic Subjects Education and Subject Content Education |
| フルテキストURL | bgeou_167_061_077.pdf |
| 著者 | 佐藤 園| 河田 哲典| 李 璟媛| 関川 華| 篠原 陽子| |
| 抄録 | 岡山大学教育学部家政教育講座では,教科教育と教科内容の統合を目指す教員養成家庭科カリキュラムを構築し,平成22 年度から実践してきた。本報告では,平成26 年度から検討を開始した家庭科カリキュラムにおける「教科内容構成力」育成の取組と,平成27・28年度に実施した「中等家庭科内容論」の授業内容と「教科内容構成力」の育成について検討した。 |
| キーワード | 教員養成 コア・カリキュラム 教科教育 教科内容 家庭科 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 61 |
| 終了ページ | 77 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401584 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55702 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Identity of subject content composition in physical education |
| フルテキストURL | bgeou_167_055_060.pdf |
| 著者 | 高岡 敦史| 原 祐一| 酒向 治子| 足立 稔| 加賀 勝| |
| 抄録 | 本稿の目的は,体育科の教科内容構成の固有性とは何か,という問いに対する回答を提示し,体育科の教科内容構成における基本的な教材研究及び教材開発の方法論を示していくことである。そのために,まず体育科の内容・指導の4つの特殊性を概観した上で,各特殊性について検討し,教科内容構成の他教科に対する固有性を構造的に捉えた。 議論の結果,体育科における教科内容構成は,以下の固有性を有していることが明らかになった。①運動内容と学習内容を別に認識する必要がある,②からだとこころの一体化と解放を中核的な認識原理として持っている必要がある,③子どもの心身の発達が,学習方法・指導方法だけでなく,運動内容・学習内容も決定づける,④教科内容構成に際して,スポーツ科学諸領域の知見が必要になる。 |
| キーワード | 体育科 教科内容構成 運動内容 学習内容 指導方法 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 55 |
| 終了ページ | 60 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401583 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55701 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Fundamental Researches for Education Curricula of Universal Design (Part.5) : A Study on the Arrival Degree Index of the Curriculum |
| フルテキストURL | bgeou_167_045_053.pdf |
| 著者 | 清田 哲男| |
| 抄録 | 本稿は,「ユニバーサルデザイン教育カリキュラムのための基礎研究」の継続研究である。本研究は,創造性を育む過程で,児童・生徒が社会や地域と出会う美術教育を実践するための教育カリキュラムの構築を目指している。UDによる個の尊重などの視点を取り入れることで,児童・生徒の自己理解を深めるだけでなく,他者や自然環境を深く見つめることで,共感性の幅も広める。 本稿は,カリキュラムを実践するにあたり,小学校から高等学校までの成長過程で,培うべき児童・生徒の力をある程度明確にするため,「自己を深める」,「共感性」,「深く見る」,「社会参画意識」の四つの視点から,先行研究等を基に達成度指標を作成した。 |
| キーワード | ユニバーサルデザイン 到達度指標 共感性 社会参画 美術教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 45 |
| 終了ページ | 53 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401582 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/55700 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Study on Visualization of Register Transitions in Singing Part 1 : Correspondence with Evaluation Results for Music Specialist and Hearing Survey to Subjects |
| フルテキストURL | bgeou_167_037_043.pdf |
| 著者 | 虫明 眞砂子| 財満 健史| 大脇 雅直| |
| 抄録 | 声楽初学者や小中学生が声区転換領域の発声理解に困難を憶えている現状に対して,母音発声の録音および可視化を利用する方法が有効ではないかと考え,そのための基礎研究を行った。まず,基礎となる音声として,プロ歌手の声区転換領域の母音発声を用い,その音声を録音し,同時に可視化した。録音された音声を音楽専門家3名に評価してもらい,その結果に歌手に対して行ったヒアリング調査の結果を反映させ,さらに,発声時の可視化情報を総合して,声区転換前後での発声を評価すると,発声評価に変化が見られることが確認された。その結果は,以下のようにまとめることができる。1.声区転換の可視化情報によって,胸声区と頭声区の違いを確認できた。2.胸声区から頭声区の転換によって,発声の聴取評価が上昇した。3.プロ歌手は,胸声と頭声の声区転換領域の発声について,頭声への意識をもち,響きの増幅や身体の開放に留意している。この結果により,発声の録音情報と可視化情報から,声区転換領域での発声状態を理解できる可能性を示した。 |
| キーワード | 声区転換 評価 音の可視化 周波数特性 音圧レベル |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2018-02-23 |
| 巻 | 167巻 |
| 開始ページ | 37 |
| 終了ページ | 43 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120006401581 |