検索結果 9304 件
JaLCDOI | 10.18926/66827 |
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タイトル(別表記) | A Study on the Relationship between Self-Efficacy, Social Skills, and EI in Career Choice―Based on Three Years of College Student Data During the Corona Crisis― |
フルテキストURL | hss_057_041.pdf |
著者 | 町田 尚史| |
抄録 | 進路選択における先行研究では、進路選択能力を高めることにより進路選択行動が活発化し、そこに進路選択自己効力感が媒介するとより進路選択行動が高まるなど多様な研究成果が報告されてきた(富永, 2009)。先行研究を踏まえて筆者らはこれまでMachida, H., & Hirakimoto, H.(2017)、Machida, H.(2021) などにおいて、大学生などの進路選択自己効力感を高める因子としてのソーシャルスキルの存在を明らかにしてきた。しかしながら2020年以降のコロナ禍においては、大学生は学業の場のみならず、課外活動やアルバイトの場においても対人関係を深める活動が制限されると共に、コミュニケーションの機会が失われ、ソーシャルスキルを高める機会は低減した。筆者らはこのような環境下においてもソーシャルスキルを高める因子としてのEI(感情知性)に着目し、2021年度の調査を基礎に町田・開本(2022)においてEI(感情知性)とソーシャルスキル並びに進路選択自己効力感の関係について明らかにしてきた。その後2021年からの3年に渡る、ソーシャルスキルに加えEI(感情知性)が大学生の進路選択自己効力感にどのような影響を及ぼしているかについて明らかにすることを目的に、大学生を対象にサーベイ調査を継続してきた。結果的にEI(感情知性)はソーシャルスキルを媒介して進路選択自己効力感に正の影響を及ぼすことが3年間の継続調査により明らかになった。 |
キーワード | 進路選択 (career choice) 進路選択自己効力感 (career choice self-efficacy) ソーシャルスキル (social skills) キャリア (career) EI 感情知性 (emotional intelligence) CDMSE |
出版物タイトル | 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 57巻 |
開始ページ | 41 |
終了ページ | 58 |
ISSN | 1881-1671 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright (c) 2024 岡山大学大学院社会文化科学研究科 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/66826 |
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タイトル(別表記) | An Overview of Longitudinal Psychological Studies Using Questionnaire Surveys in Japan. |
フルテキストURL | hss_057_021.pdf |
著者 | 住岡 恭子| 山内 裕斗| |
出版物タイトル | 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 57巻 |
開始ページ | 21 |
終了ページ | 40 |
ISSN | 1881-1671 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright (c) 2024 岡山大学大学院社会文化科学研究科 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/66825 |
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タイトル(別表記) | An Attempt to Digitize Arabic Letter Biographical Materials Using TEI and RDF: Based on a Biography of Ibrāhīm al-Kūrānī |
フルテキストURL | hss_057_001.pdf |
著者 | 石田 友梨| |
出版物タイトル | 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 57巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 20 |
ISSN | 1881-1671 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright (c) 2024 岡山大学大学院社会文化科学研究科 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | hss_057_contents.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 57巻 |
ISSN | 1881-1671 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright (c) 2024 岡山大学大学院社会文化科学研究科 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | kokugo_38_035_041.pdf |
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著者 | 釼持 太一| 三竿 香織| 松森 典子| 吉藤 亨希| |
出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
発行日 | 2024-03-20 |
巻 | 38巻 |
開始ページ | 35 |
終了ページ | 41 |
ISSN | 2189-5414 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | kokugo_38_020_034.pdf |
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著者 | 松田 聡| |
出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
発行日 | 2024-03-20 |
巻 | 38巻 |
開始ページ | 20 |
終了ページ | 34 |
ISSN | 2189-5414 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | kokugo_38_001_019.pdf |
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著者 | 木村 功| |
出版物タイトル | 岡山大学国語研究 |
発行日 | 2024-03-20 |
巻 | 38巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 19 |
ISSN | 2189-5414 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_014_contents_e.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_014_colophon.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_014_guide.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_014_summary.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66794 |
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タイトル(別表記) | Attitude towards Internet Use and Tendency of Internet Addiction among University Students: Focusing on the Timing of Starting Internet Use |
フルテキストURL | cted_014_389.pdf |
著者 | 三宅 幹子| |
抄録 | 大学生を対象に,インターネット使用態度,インターネット依存傾向,インターネット使用開始時期について質問紙調査を用いて検討した。インターネット使用開始時期により,調査参加者を小学校群(18名),中学校群(44名),高校以降群(33名)の3群に分類し,大学生時点でのインターネット使用態度とインターネット依存傾向を比較した結果,小学校群はインターネット依存傾向が高めであり,他者の不適切なインターネット使用に対し介入することは少ない傾向があった。小学校高学年から自分用の機器によるインターネット使用環境を入手していた者の大学生時点での使用状況には,より遅くから自分用のインターネット環境を入手した者に比べ懸念すべき部分がある可能性が示唆される。インターネットの使用開始年齢によるその後の影響について,実践的な問いに答えるためには,より多面的に使用実態の違いを検討していく必要があることが指摘された。 |
キーワード | インターネット使用態度 (attitude towards Internet use) インターネット依存 (tendency of Internet addiction) 情報モラル教育 (information moral education) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 389 |
終了ページ | 396 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66793 |
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タイトル(別表記) | Studies on Male Child Caregivers, Past Trends and Future Perspectives - Literature Review |
フルテキストURL | cted_014_373.pdf |
著者 | 栗原 匡虎| 蓮井 和也| 片山 美香| |
抄録 | 本研究は、男性保育者を対象とした先行研究から、研究動向を明らかにし今後の課題を展望することを目的とした。対象文献は、CiNii Research を用いて、「男性保育者」をキーワードとして設定し検索したところ、84件が分析対象となった。対象文献を内容ごとに整理した結果、8つに分類することができた。各分類から、男性保育者に対する保育現場及び社会の認識は比較的明らかにされていたが、男性保育者自身の視点に焦点を当てた研究は十分でないことが明らかとなった。今後は、誕生して50年以上が経過した男性保育者を取り巻く周囲の認識の現状を改めて検討するとともに、男性保育者が保育職にやりがいを感じ、長期的なキャリアを築くにあたっての自己認識及び男性保育者が抱える課題の明確化が必要と考えられた。 |
キーワード | 男性保育者 (male child caregiver) 研究動向 (research trends) 文献研究 (literature review) 展望 (future perspectives) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 373 |
終了ページ | 387 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66792 |
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タイトル(別表記) | Picture Book Materials to Support Infants to Understand Down Syndrome and Intellectual Disabilities |
フルテキストURL | cted_014_357.pdf |
著者 | 浅野 泰昌| 山口(西岡) 由稀| 瀬戸山 悠| 馬場 訓子| |
抄録 | ダウン症や知的障害に関する絵本は,物語を通した障害の具体例の提示や感情表現など,障害そのものに対する理解にとどまらず,障害者やその保護者・兄弟の理解と支援につながる教材であり,より一層の充実が求められる。また,障害理解の教材としての絵本と幼児を媒介する保育者には,絵本を読み聞かせるだけでなく,保育現場の事例と照合させ,幼児に対する個別的な障害理解の深化を促す声掛けや働き掛けなどの援助が必要となる。本研究において作成された絵本リストは,保育者による絵本選択や障害理解教育を支援すると考えられる。今後の課題は,保育の現場実践での具体的運用と環境整備の検討及び,保育者と連携した妥当性の検証である。また,障害に関する絵本は,描写されるエピソードや使用される言葉や漢字表記等から児童期以降の子どもを想定したものが多いと考えられ,幼児期からの障害理解教育の有用性を踏まえ,幼児を対象とした絵本の増加が求められる。 |
キーワード | 幼児期 (Early Childhood) 障害理解教育 (Education for understanding disabilities) ダウン症 (Down Syndrome) 知的障害 (Intellectual Disabilities) 絵本 (Picture Book) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 357 |
終了ページ | 371 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66791 |
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タイトル(別表記) | Picture Book Materials to Support Infants to Understand Developmental Disorders Subtitle |
フルテキストURL | cted_014_341.pdf |
著者 | 山口(西岡) 由稀| 浅野 泰昌| 瀬戸山 悠| 馬場 訓子| |
抄録 | 発達障害である自閉スペクトラム症・注意欠如多動症・学習障害は,幼児にとって難解であるが,これを取り上げる絵本は近年増加傾向にあり,幼児期からの障害理解に資する教材として考えられる。障害とその特徴的な行動について,物語を通して分かりやすく示すことができる視覚教材である絵本は,選択の幅も広く,保育現場の実態に適合した幼児の障害理解を支援する。また,障害児への支援においては,保護者・兄弟支援も重要であるが,障害理解絵本には家族の心情を描写するものも多く,保護者・兄弟に対する幼児の理解を深めることにも活用できると考えられる。一方,人的環境に関わる絵本の多様性に比べて,物的環境に関わるものやその改善について紹介されたものは少ないことが把握された。これらに関する絵本の増加が期待されると共に,実態に即した手作りの絵本教材も有効であると考えられる。 |
キーワード | 幼児期 (Early Childhood) 自閉スペクトラム症 (Autism Spectrum Disorder(ASD)) 注意欠如多動症 (Attention Deficit Hyperactivity Disorder(ADHD)) 学習障害 (Learning Disabilities(LD)) 絵本 (Picture Books) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 341 |
終了ページ | 355 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66790 |
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タイトル(別表記) | Development and Potential of the Reggio Emilia Approach to Education in Japan ―Aspects of the Acceptance and Introduction Phases and Challenges in the Practical Application Phase― |
フルテキストURL | cted_014_325.pdf |
著者 | 髙橋 敏之| 髙橋 慧| 小田 久美子| |
抄録 | 本論は,日本への受容・導入期から実践期に移行しつつあるレッジョ・エミリア教育に関して正しく理解を深めるためには,何が問題や課題になるかについて考察する。第1に,レッジョ・エミリア市の子どもの造形芸術の背景にある造形原理や教育原理を正しく把握する必要がある。第2に,幼児教育を基礎から学び,子どもの造形表現を研究し,美術制作と鑑賞に従事できる「アトリエリスタ」養成の仕組み作りが要請される。第3に,日本の保育理念である「遊び=学び」の上位概念として「プロジェクト」を位置付け,根本的な保育理念の転換が求められる。第4に,子どもの主体性を大切にした保育実践のために,年間行事を精選しなければならない。第5に,これまでの日本の保育記録の仕方を「ドキュメンテーション」に代替できるかどうかの検討が不可欠である。 |
キーワード | レッジョ・エミリア教育 (Reggio Emilia approach) 芸術性の理解 (understanding artistry) アトリエリスタの養成 (atelierista training) プロジェクト (project) ドキュメンテーション (documentation) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 325 |
終了ページ | 339 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66789 |
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タイトル(別表記) | Trends and Issues in Research on the Reggio Emilia Approach |
フルテキストURL | cted_014_309.pdf |
著者 | 髙橋 慧| 岡山 万里| 髙橋 敏之| |
抄録 | 本論は,レッジョ・エミリア教育に関する研究動向を整理し,実践及び研究上の課題を明らかにするものである。研究の第一段階として日本国内の研究を中心に先行研究を概観した結果,「プロジェクト」「プロジェクト型保育」「創造性と表現活動」にかかわる研究成果が充実していることが判明した。それと同時に,日本の保育理念や保育方法との一致点や相違点も明らかになった。今後は,レッジョ・エミリア教育の根幹と言われる「芸術性」「創造性」「協同性(共同性)」とその理解を学術研究の主題にして,芸術教育や子どもの造形表現を考察した研究成果が待ち望まれる。 |
キーワード | レッジョ・エミリア教育 (the Reggio Emilia approach) プロジェクト (projects) 創造性 (creativity) 表現活動 (expressive activities) 課題 (issues) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 309 |
終了ページ | 323 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66788 |
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タイトル(別表記) | Development of Japanese Language Materials to Support Tandem Learning: Focus on Task Types |
フルテキストURL | cted_014_297.pdf |
著者 | 末繁 美和| |
抄録 | 本稿では,日本人学生および留学生間のタンデム学習用の日本語教材の開発および教材を用いた実践について報告する。言語教師ではない母語話者同士の自律的な文化および言語の学び合いを支援するため,「意味」に焦点が当たるタスクベースの中級入門レベルの教材開発を行った。具体的には,(1)情報交換タスク,(2)比較・分析タスク,(3)協同タスクの順に配列し,認知的負荷や意味交渉の量が段階的に増える構成とした。開発した教材を用いたタンデム学習の実践において,参加者から教材の構成やトピックに関し高い評価が得られた。一方で,タスク遂行中のやり取りを分析したところ,難易度が高い協同タスクにおいて,留学生の理解度が低く,意思決定のプロセスへの関与が不十分な事例が観察された。 |
キーワード | タンデム (Tandem learning) 教材開発 (development of Japanese language materials) 自律学習 (autonomous learning) タスク (tasks) 視点表現 (perspective expressions) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 297 |
終了ページ | 308 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66787 |
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タイトル(別表記) | Teaching each Subject for the Children with Severe and Multiple Disabilities |
フルテキストURL | cted_014_281.pdf |
著者 | 藤田 典子| 宮﨑 善郎| |
抄録 | 重度・重複障害のある子供の指導内容の設定や学習評価における実態,ならびに課題を整理し,各教科等の指導の在り方を明らかにすることを目的とし,重度・重複障害のある子供の教育の現状や課題について整理した。また,自立活動を主とする教育課程に在籍する子供の各教科等の指導の課題を具体的に把握することを目的として,筆者が所属する特別支援学校とA県立特別支援学校のうち,知的障害と肢体不自由を対象とする9校の指導教諭に各教科等の指導の実態と困難さに関するアンケート調査を行い,その結果から,実態把握と適切な目標設定,観点別評価の組織的な実施の必要性が示唆された。そこで,目標設定から評価に至る授業づくりのプロセスや考え方を整理し,共通理解のもと組織的に取り組めるように活動分析表を作成した。 |
キーワード | 重度・重複障害 (Severe multiple disabilities) 各教科等の指導 (Teaching of Each Subject) 自立活動を主とした教育課程 (Curriculum focused on Self-reliance Activities) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 281 |
終了ページ | 295 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/66786 |
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タイトル(別表記) | Systematic Improvement of Teaching to Realize the School’s Educational Goals -Japanese Language Instruction as the core of the Program- |
フルテキストURL | cted_014_265.pdf |
著者 | 岡田 奈未| 宮本 浩治| 池田 匡史| 槇野 滋子| |
抄録 | 本研究の目的は、「目指す生徒像」を意識した学校の組織改善の具体を報告し、そのあり方を提言することにある。いつの時代においても、授業改善は教師に求められることである。教師は、よりよい授業をしたいと願うものの、本質的に授業はおもしろくないものとして、子どもたちには認識されているのが現状である。本研究では、共有ビジョンである「目指す生徒像」を軸とした協働的な授業改善の取り組みを報告する。そして、「目指す生徒像」を教職員が一丸となって作り、解釈、実践、検討していく営みの中で、生徒の実態や授業の問題点を明確に認識し、同じ視点での授業の改善や学校の組織力の向上につながる可能性を見出すこととする。さらに、こうした取り組みを進めていく中で、教師一人ひとりのメンタル・モデルにどのようにアプローチしていくのかということの視座も明らかにしていくこととする。 |
キーワード | 学習する組織 (Learning Organization) 授業改善 (Systematic improvement of teaching) 目指す生徒像 (The school's educational goals) 教師のメンタル・モデル (Mental Models of Teachers) 国語科指導 (Japanese language instruction) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2024-03-29 |
巻 | 14巻 |
開始ページ | 265 |
終了ページ | 279 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2024 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |