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JaLCDOI 10.18926/1304
フルテキストURL 15_0117_0130.pdf
著者 江原 由美子|
出版物タイトル 岡山大学大学院文化科学研究科紀要
発行日 2003-03
15巻
1号
開始ページ 117
終了ページ 130
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306108
JaLCDOI 10.18926/1247
フルテキストURL 13_0237_0255.pdf
著者 内田 豊士|
抄録 方向があきらかにしようとするのは明治初期岡山県南部地域における農民層の分解状況であるが、最終的には農村工業の発生過程の解明を目指している。そのため本稿では、明治10年以降に麦稈真田紐や花筵といった製造業の展開をみせる地域の階層分化をあきらかにしようとしている。農村工業の分児島群藤析の前に農民層の分解を解明しようというのは次のような理由からである。農民層分解という語は本来的には「農業における商品生産の進行につれてあらわれる独立自営農民の両極文化-資本家と賃労働者への-を意味している」のであって、こうした経緯を経て農村工業が登場してくるのである。こうした農村工業は本来「封建制解体から、産業革命にいたる時期の中で、その機軸をなすもの」なのである。しかし、周知のように日本における資本の原始的蓄積過程は政府主導によるものであり、「独立自営農民の形成なしに封建小農民がいきなり他律的に商品経済に巻き込まれてゆき、共同体が解体せしめられぬままに、国家権力とそれに結びつく商人・地主層主導の下に資本=賃労働関係が創出される類型」なのである。こうした状況の下に誕生した麦稈真田紐や花筵といった製造業であるが、山田盛太郎氏の言葉をかりれば「特殊的な『惨苦の茅屋』たる零細農生計補充的副業」と評価されている。つまり農業経営を保管する農家副業とされているわけである。このためこうした製造業は日本資本主義発達史研究の対象とされることはなく、産地などの地誌等で取扱われる程度にとどまるとともに、その意義を積極的に問われることはなかったのである。したがって、生産開始当初からこうした製造業が「零細農生計補充的副業」であったのかどうか、或いは本来の農村工業としての発展の可能性を持っていたのではないかという点については、十分な検討が行われてきたとはいいがたい状況にある。そのため本稿では、先に述べた製造業がどのような農民層の分解状況の下で発生するのか、その分解の始点となる明治初期の状況をまずあきらかにしておきたい。その後稿を改めて松方デフレとその後の各製造業の発生状況を解明する予定である。本稿では、まず始めに岡山県浅口群乙島村の近世紀から明治初期にいたる農民層の分解を解明する。この地域は明治20年代に麦稈真田紐生産が展開する地域である。岡山県南部地域には他にも花筵や畳表といった製造業があり、それぞれの産地である児島郡藤戸村、都宇群下庄村および麦稈真田紐産地としてもう1箇所下道群陶村を取り上げてその分解状況を確認しておくことにする。
キーワード 岡山県南部 零細農生計補充的副業
出版物タイトル 岡山大学大学院文化科学研究科紀要
発行日 2002-03
13巻
1号
開始ページ 237
終了ページ 255
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002306071
著者 桝田 正治| 古澤 氏由児|
発行日 1991
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
78巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 遠山 賢| 河本 泰生| 佐藤 勝紀| 猪 貴義|
発行日 1984
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
64巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 佐藤 豊信|
発行日 1981
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
58巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 羽渕 統次郎|
発行日 1972
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
39巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 小野 清六|
発行日 1970
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
35巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 中村 怜之輔| 有馬 博|
発行日 1969
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
34巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 目瀬 守男|
発行日 1969
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
34巻
1号
資料タイプ 紀要論文
著者 池田 長守| 宇渡 清六| 岸本 修|
発行日 1956
出版物タイトル 岡山大学農学部学術報告
8巻
1号
資料タイプ 紀要論文