検索条件

閉じる

検索結果 10 件

JaLCDOI 10.18926/66605
フルテキストURL oupc_008_027.pdf
著者 山本 力|
抄録  これまで分離不安といえば乳幼児期の母子関係の現象として記述されてきた。青年期以降では分離不安は生起しないのか。生起するとしたら,どのような経験内容を持っているのか。また「分離」とはなにを意味するのか。分離不安と見捨てられ不安の違いは何か。不安の低減はいかにして可能なのか。こうした問いに対する答えを探索することを目的として,筆者の臨床経験や恋愛関係での分離不安の調査データを基礎にして,分離不安と見捨てられ不安に関する新たな見解を試行的に明らかにした。
キーワード 分離不安 見捨てられ不安 恋愛関係 簾越しの交流 内的喪失
出版物タイトル 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要
発行日 2010-02-15
8巻
開始ページ 27
終了ページ 34
ISSN 2185-5129
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/66588
フルテキストURL oupc_003_017.pdf
著者 森 真衣子| 東條 光彦| 佐々木 和義|
抄録  本研究の目的は,青年を対象に, Kobasa (1979a) の定義にもとづいた青年期用ハーディネス尺度の作成を行うことであった。大学生554名(男性202名,女性349名,不明3名)を対象に,データの収集を行ったところ, 3因子27項目からなる青年期用ハーディネス尺度 (Personality Hardiness Inventory for Adolescence: PHIA-27) が構成され,信頼性と妥当性が確認された。さらに本尺度の簡易化を試行したところ,同様の因子構造を有するPHIA-15を確認することができた。PHIA-27,同15ともに,抽出された3因子は,いずれも従来のハーディネス概念に対応したコミットメント,チャレンジ,コントロールの要素を抱合していた。
キーワード ハーディネス (Personality hardiness) 青年期 アセスメント
出版物タイトル 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要
発行日 2005-03-31
3巻
開始ページ 17
終了ページ 24
ISSN 2185-5129
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/64989
タイトル(別表記) Trends in Research on Readiness of Parenthood in Adolescents and Issues in Childcare Support Provided by Nursery Teachers
フルテキストURL bgeou_182_129_142.pdf
著者 片山 美香| 大蔵 蓮| 梅本 菜央| 小林 優香| 西山 節子| 蓮井 和也|
抄録  本稿では,青年期における親性準備性の先行研究を概観し,親性準備性の定義と発達に関連する要因を整理し,初めての子育てを経験する保護者への有用な子育て支援策の手立てとなる知見を整理した。
 親性準備性の定義は統一されていないものの,性別を問わず一貫して「養育役割」を含む概念として構成され,概して男性よりも女性の方が高いとされてきた。しかしながら,1990年代以降,父親の育児参加が奨励さるようになり,最近の若者世代では育児参加に関する性役割の認識にあまり性差が生じなくなっていることが明らかになった。また,後天的に育まれる親性準備性は,乳幼児との関係が乏しい現代においては自然に育まれにくくなっており,親としての認識や役割,具体的な子ども理解や関わり方等,日常的な子育てスキルを獲得し,親の養育力の向上に繋がる支援の必要性が確認出来た。
キーワード 親性準備性 青年期 養育力 子育て支援 保育者
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-02-24
182巻
開始ページ 129
終了ページ 142
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/63111
タイトル(別表記) Relationship between the Pros and Cons of Smoking and the Stages of Smoking in Adolescents
フルテキストURL hss_052_053.pdf
著者 山野 洋一| 堤 俊彦| 大野 太郎|
出版物タイトル 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
発行日 2021-12-24
52巻
開始ページ 53
終了ページ 61
ISSN 1881-1671
言語 日本語
著作権者 Copyright (c) 2021 岡山大学大学院社会文化科学研究科
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/CTED/58117
タイトル(別表記) Parents’ Involvement and Self-determination in Junior High School Students’ Club Decision Making and its Effect on the Independence and Adaptability of University Students
フルテキストURL cted_010_039_047.pdf
著者 青木 多寿子| 奥村 弥生| 森田 愛望|
抄録 本研究の目的は,中学時代の部活選択における親の関与と自己決定のあり方が,大学入学後の自立や適応にどう関連するかを明らかにすることである。大学生に質問紙調査を実施し,180 名からデータを得た(男性70 名,女性110 名)。分析の結果,中学部活選択における親の関与は,大学時の親への依存の高さ,精神的自立の一要素である判断責任性の低さと関連することが示された。また,大学生活満足度については自己決定と性別の交互作用が認められ,女性の場合に自己決定が高いと大学生活満足度が高いことが示された。以上の結果より,中学の部活選択が,時間を経た大学時における自立や適応に関連している可能性が示された。中学から大学にかけては,親子関係が変化していく心理的離乳の時期に当たり,その初期である中学時点において,親が関与しすぎず,親子関係の変化に対応していくことが,その後の大学時点での自立に重要である可能性が示唆された。
キーワード 青年期の親子関係 (parent-child relationship in adolescence) 親からの自立 (independence) 心理的離乳 (psychological weaning) 親の関与 (parents’ involvement) 自己決定 (self-det ermination)
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2020-03-20
10巻
開始ページ 39
終了ページ 47
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/49016
タイトル(別表記) Factors Contributing to Unwillingness to Get a Job in University Students
フルテキストURL bgeou_151_043_050.pdf
著者 古市 裕一|
抄録 青年期の職業忌避的傾向の規定要因について検討するため,大学1,2年生を対象に,職 業忌避的傾向,一般的自己効力感,進路決定効力感,就業効力感,就業不安の5つを調査内 容とする調査を行った。「一般的自己効力感 → 進路決定効力感・就業効力感 → 就業不安 → 職業忌避的傾向」を基本的な影響過程と想定し,収集したデータに共分散構造分析を適用し た。その結果,比較的高い適合度が得られ,職業忌避的傾向に対しては,進路決定効力感お よび就業不安からのパスが有意であることが確認された。しかし,就業効力感からの明確な 影響性は確認されなかった。
キーワード 職業忌避的傾向 自己効力感 進路決定効力感 就業効力感 就業不安 大学生
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2012-11-27
151巻
開始ページ 43
終了ページ 50
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 40019534168
JaLCDOI 10.18926/bgeou/48789
タイトル(別表記) Developmental Changes in the Trail Making Test
フルテキストURL bgeou_150_009_016.pdf
著者 眞田 敏| 新谷 真以| 福田 あやこ| 津島 靖子| 荻野 竜也|
抄録  Trail Making Test(TMT)は,ワーキングメモリや反応抑制,反応の切り替えなどの能力が求められる神経心理学的検査である。TMT は実行機能評価法の一つとして広く用いられているが,子どもを対象とした標準値の作成や臨床応用に関する報告はいまだ少ない。そこで本研究では,TMT の小児期から青年期までの各年齢群別標準値を作成するとともに,各指標の発達的変化について検討した。その結果,Part A の遂行時間,Part B の遂行時間,B-A 値およびB/A 値の4指標において年齢による有意な発達的変化が認められ,本検査は子どもの実行機能の発達の程度を反映しうるものと考えられた。本法は従来のTMT よりも刺激数を削減し簡便化したものであり,注意欠陥/動性障害などの発達障害をともなう子 どもへの臨床応用が期待される。
キーワード Trail Making Test(TMT) 神経心理学的検査 標準値 発達的変化
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2012-07-27
150巻
開始ページ 9
終了ページ 16
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 40019424388
著者 松尾 俊彦|
発行日 2006-09-01
出版物タイトル 岡山医学会雑誌
118巻
2号
資料タイプ 学術雑誌論文
著者 塚本 千秋|
発行日 1995-09-30
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文
著者 青木 省三|
発行日 1990-06-30
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文