
検索結果 994 件
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/53151 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Between Academism and Administration: Recollection and Review of the Prior achievement on Hoshina Koichi’s Japanese Language Education |
| フルテキストURL | bgeou_158_063_070.pdf |
| 著者 | 浮田 真弓| |
| 抄録 | 本稿は,保科孝一に言及している論文をレビューすることによって,保科孝一の仕事であ る国語政策,及び国語政策に付随的に扱われてきた国語教育政策の持つ意味を明らかにし, 特に国語教育史研究上の課題を明らかにするものである。近年,保科孝一の仕事は社会言語 学や社会学の文脈で再検討されることはあったが,国語教育の分野では再検討されるという ことはなかった。保科孝一の国語教育は,国内においては「内なる辺境」である地方に標準 語を普及させ,国民を形成するものであった。そして,保科孝一の国語改革は植民地,「大 東亜共栄圏」などの「外なる辺境」の発見によって,国語を普及させるために国語自体を学 びやすく変化させるものであった。 |
| キーワード | 保科孝一 標準語 国語政策 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 巻 | 158巻 |
| 開始ページ | 63 |
| 終了ページ | 70 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005553921 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/53150 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Applying Teaching Method of Japan’s Reading Class in Korea |
| フルテキストURL | bgeou_158_053_061.pdf |
| 著者 | 浮田 真弓| 韓 貞善| |
| 抄録 | 韓国と日本の国語科の教育目標には共通して,国語を正確に使用・理解すること,国語に 対する正しい態度を育てることがあげられている。そして,教育内容にも多くの共通点があ る。従って,両国の授業方法の共有が可能であると判断し,日本の授業方法の中で,「単元 を貫く言語活動」をとりあげ,中でも資料を制作して読んだ本を友達に紹介することを単元 に位置付けた授業について考察した。次に,韓国の教科書で授業の目的は変更せず,日本の 授業方法を適用し,単元を新しく構成した。 |
| キーワード | 読むこと 授業方法 韓国 教員 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 巻 | 158巻 |
| 開始ページ | 53 |
| 終了ページ | 61 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005553920 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/53149 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Making a Procedure Developed to Clarify Effective Educational Goals in Private Kindergartens More Practical and Useful |
| フルテキストURL | bgeou_158_043_051.pdf |
| 著者 | 横松 友義| |
| 抄録 | 山中らは,2011 年の論文「幼稚園における実効のある保育目標の明確化手順の開発―私 立清和幼稚園でのアクション・リサーチ―」において,幼稚園における実効のある保育目標 の明確化手順を開発した。本研究の目的は,山中らの開発した手順をより実用的でより有効 な手順に発展させることである。執筆者は,岡山市と倉敷市のそれぞれにおいて,同市内の 私立幼稚園園長から,園長の見解,保育者による協議,地域社会・保護者の声の各点につい て他園より重視していると言われる私立幼稚園,合計6園を選び,それらの園におけるアク ション・リサーチを通して,山中らよりも実用的で,全対象園に有効な実効のある保育目標 の明確化手順を開発している。 |
| キーワード | 実効のある保育目標明確化手順 私立幼稚園 実用性・有効性向上 アクション・リサーチ |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 巻 | 158巻 |
| 開始ページ | 43 |
| 終了ページ | 51 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005553919 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/53148 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Relationships between Health Index and Lifestyle Factors for Junior High School Students |
| フルテキストURL | bgeou_158_035_042.pdf |
| 著者 | 門田 新一郎| 川村 佳子| 野々上 敬子| |
| 抄録 | 中学生661 名(男子341 名,女子320 名)を分析対象に,心身の健康指標とライフスタイ ル要因との関連について検討した。本研究では,健康指標として身体的指標では身体計測に よる肥満度の算出と骨密度の測定を行い,精神的指標では自覚症状の訴えから気分調節不全 傾向を評価した。自覚症状と健康意識,食生活状況,生活時間などのライフスタイル要因は 質問紙で調査した。肥満傾向とやせ傾向の者は骨密度が低く,気分調節不全傾向が陽性の者 も骨密度が低かった。肥満傾向ややせ傾向の者,及び,骨密度の低い者には健康意識の低い 者や食生活の良くない者がみられた。気分調節不全傾向が陽性の者には健康意識の低い者や 食生活に問題のある者が多かった。これらのことから,中学生に健康的なライフスタイルを 確立させ,QOL(Quality of Life)の向上を図るためには,メンタルヘルスにも配慮した指 導が必要であると考えた。 |
| キーワード | 中学生 肥満度 骨密度 気分調節不全傾向 ライフスタイル要因 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 巻 | 158巻 |
| 開始ページ | 35 |
| 終了ページ | 42 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005553918 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/53147 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Differences in Mid-Career Childcare Workers’ Views on Their Jobs According to Their Identity Status. |
| フルテキストURL | bgeou_158_027_034.pdf |
| 著者 | 西山 修| 吉田 満穂| 片山 美香| |
| 抄録 | This study aims to clarify the differences in mid-career childcare workers’ views on their jobs according to their identity status. The Identity Status Scale (Kato, 1983) was used to assess 269 mid-career childcare workers, and a text mining analysis showed that their identity status reflected the differences in their perceptions of their jobs. For example, for the achievement, positive words such as “doing one’s best” and “efforts” were mentioned. On the other hand, for the diffusion, words regarding aptitude were mentioned, such as “it is suitable.” The differences in mid-career childcare workers’ perspectives on their jobs are also thought to influence them in the second half of their adulthood. |
| キーワード | identity status views on childcare mid-career childcare workers |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 巻 | 158巻 |
| 開始ページ | 27 |
| 終了ページ | 34 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005553917 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/53146 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Characterization of Elementary School Districts – A model study in Himeji City – |
| フルテキストURL | bgeou_158_023_026.pdf |
| 著者 | 伊藤 武彦| 中山 いづみ| |
| 抄録 | この研究では,小学校の通学区域を国勢調査結果や住民基本台帳データのうち小学校の通 学区域(学区)別に編纂されているものを用いてそれらの類型化を試み,その結果を地図上 に表現した。そのような類型が生じる背景にある人口学的な性質を考察し,学校ごとに濃淡 がある児童生徒の種々の健康課題について,日常生活における背景を考察するためのツール としての可能性に言及した。 |
| キーワード | 国勢調査 住民基本台帳 通学区域 小地域分析 地理情報 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 巻 | 158巻 |
| 開始ページ | 23 |
| 終了ページ | 26 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005553916 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/53145 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Tsuchida Kyoson’s Educational Thought and Critcism of Textbook for Moral Education (Shusin) (2) |
| フルテキストURL | bgeou_158_011_022.pdf |
| 著者 | 山中 芳和| |
| 抄録 | 本研究は,西田幾多郎門下の哲学者で近代の可能性を追求した文明批評家,土田杏村の教 育観と教育目的論を考察し,それとの関連において主著の一つである『道徳改造論』を対象 に,昭和初期の修身教科書批判の内実とその特質を明らかにする事を課題とする。 第一報では,「人格の自律」に焦点化された杏村の教育に関する議論が,道徳論の基底に あることを明らかにした。第二報の本稿では,『道徳改造論』を主な資料として,明治以来 の教育を国家の絶対的権力による強制的教育であると理解していた杏村が,昭和初期の小学 修身書をどのように批判し,いかなる改造の道筋を提示したのかを考察した。 |
| キーワード | 昭和初期 土田杏村 人格の自律 『道徳改造論』 修身教科書批判 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 巻 | 158巻 |
| 開始ページ | 11 |
| 終了ページ | 22 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005553915 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/53144 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Study on Application for Moral Education of a Learning System to Promote Reconstitution on grounds of Thought and Judgment: “The 8 in 4 Problem-Solving System” incorporated “Matrix Method” |
| フルテキストURL | bgeou_158_001_010.pdf |
| 著者 | 藤枝 茂雄| |
| 抄録 | 今日の道徳の時間では,読み物資料の主人公の気持ちの読み取りを中心とした心情主義的 な授業の型が中心をなしている。しかし,この型においては,多角的・批判的に考えさせた り,多様な価値観を引き出し考えを深める学習の実現については限界がある。そこで本論で は,プラグマティズムに基づく道徳の問題解決的な学習過程を,4つの学習段階の中に8つ の学習活動を取り入れた「8in 4課題解決システム」として構成し,その中心に思考・判 断の根拠の再構成を促進するために開発したマトリクス・メソッドという思考ツールを組み 込んだ。このシステムは,課題となる事象や資料の多面的・多角的な分析,自らの考えの根 拠のさらなる裏付けとなる情報の収集,及び当初の判断の未来の結果に対する因果の洞察を 踏まえた上での討論等によって,学習者の道徳的な思考・判断の根拠の再構成を促進するも のである。この指導法の導入により,道徳教育の充実,及び今日の道徳教育における実践的 な課題改善への有効なアプローチが可能になると考えられる。 |
| キーワード | 道徳教育 問題解決学習 マトリクス・メソッド プラグマティズム |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 巻 | 158巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 10 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005553914 |
| 著者 | 岡山大学大学院教育学研究科| |
|---|---|
| 発行日 | 2015-02-25 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 巻 | 158巻 |
| 資料タイプ | その他 |
| 著者 | 岡山大学大学院教育学研究科| |
|---|---|
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 巻 | 157巻 |
| 資料タイプ | その他 |
| 著者 | 岡山大学大学院教育学研究科| |
|---|---|
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 巻 | 157巻 |
| 資料タイプ | その他 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52953 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Creative Writing and Poetry Workshop: A School Author Visit |
| フルテキストURL | bgeou_157_(001)_(019).pdf |
| 著者 | 岡田 和也| 槙原 淳幹| |
| 抄録 | 本論文がめざしているのは、言語教育と言語芸術の双方向から、統合的にそのあり方をひとつのカタチとして明示することである。いわゆ るオーサー・ビジットと呼ばれる活動は、作家が学校を訪れて創作・活動に生徒の興味・関心を向かわせるアプローチであり、確かに、生徒は、 創造的な感性と直接ふれあえる環境と機会の中で、彼らの理解と認識と関心は深化され、促される。しかし、それでも、作家が学校を訪れる となると、その実践は、NPOなどが中心に関与して派遣されることが多く、大学と学校との連携は─それは、レジデンシャルな作家のシ ステムが我が国には少ないことと関連するのだが─、ワークショップの点からどうあるべきであろうか。そこで本論では、その実践と意義 を具体的に提起する。 |
| キーワード | 創作 詩 オーサー・ビジット(school author visits) 言語芸術 凝縮(intensity) ESD |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | (1) |
| 終了ページ | (19) |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515442 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52952 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Consideration of the Ichinomiya system based on Bizen Kibitsunomiya |
| フルテキストURL | bgeou_157_(021)_(027).pdf |
| 著者 | 斎藤 夏来| 田淵 光| |
| 抄録 | 備前一宮とされる吉備津宮に関連する「備前国一宮社法」「備前国総社家社僧中神前御祈念之事等注文」「備前一宮御神事絵巻」は、室町時 代の年紀を有し、中世史料と考えられてきた。しかし、人名、地名、および「国主」という用語に即して関連史料を探索してみると、近世初 期に成立した史料と考えられる。それでも史料の作成者が、康永や文明など中世の年号を付したのは、中世松田氏が近世池田氏の前身だとい う近世初期の歴史認識の現れと考察した。 |
| キーワード | 備前吉備津宮 備前国一宮社法 備前国総社家社僧中神前御祈念之事等注文 備前一宮御神事絵巻 国主 松田氏 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | (21) |
| 終了ページ | (27) |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515441 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52951 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The School Instructive Studies about ‘Slow Jogging’ Running in Elementary School Children. |
| フルテキストURL | bgeou_157_061_066.pdf |
| 著者 | 足立 稔| 酒向 治子| 笹山 健作| 妹尾 建一郎| 矢部 晃章| |
| 抄録 | 本研究では小学生を対象に,意図的にゆっくり走る「スロージョギング」を体育授業に導 入する可能性について教育実践的に検討した。研究①では,小学1年から6年生140人を対 象に,1回の授業(走行時間は学年に応じて8分~12分,走るスピードは時速4km)を実 践し,授業前には形態,体力,運動が好きか嫌いかの調査を,授業前後には持久走に対する イメージ調査(楽か,楽しいか,気持ちいいかをそれぞれ4点満点で評価)を行った。研究 ②では,小学5年生27人を対象に,3時間(1時目は時速6キロのスピードで5分間を2回, 2時目は時速6キロのスピードで続けて15分間,3時目は自分に合っていると思うゆった りしたペースで続けて15分間走る)の単元を組んで授業を行い,単元前後で研究①と同様 の持久走に対するイメージ調査と20mシャトルランを行った。その結果,単元(授業)前 に比べ後で,持久走に対するイメージが肯定的に変化したことに加え,運動嫌い,低体力や 肥満傾向の児童においてこの傾向が顕著であった。また,単元前に比べ後でシャトルラン回 数が有意に増え,単元前のシャトルラン回数が少なく有酸素的体力が低い児童ほど単元後に 回数が増えていた。 |
| キーワード | 小学生 スロージョギング 持久走 体力 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | 61 |
| 終了ページ | 66 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515440 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52950 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Fundamental Researches for Education Curricula of Universal Design (Part1); Constitution of Universal Design and Problem of Universal Design in the School Education |
| フルテキストURL | bgeou_157_049_059.pdf |
| 著者 | 清田 哲男| |
| 抄録 | 本研究では,ユニバーサルデザインを基軸にした題材によって,小学校から高等学校にか けて長期的な学びのカリキュラム構築をめざしている。研究をすすめるにあたり,教員およ び児童・生徒の,生活におけるユニバーサルデザインの認識の違いが課題となる。本稿では, すべての人のため,もしくは障害者のためとの考えが大きい中,より広義な意味で社会や自 然,個人を考える教育活動をめざすため,研究の基盤となるユニバーサルデザインの考え方 をまとめるべく,歴史背景や現在の社会の状況,行政の現状などからアプローチした。 |
| キーワード | ユニバーサルデザイン バリアフリー 公平・公正 デザイン 美術教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | 49 |
| 終了ページ | 59 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515439 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52949 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The Air Temperature at the Heat Shelter Settled by the Lord Mitsumasa Ikeda in Early Edo Era Near the Urban Area of Okayama. |
| フルテキストURL | bgeou_157_043_048.pdf |
| 著者 | 佐橋 謙| |
| 抄録 | ある記録(有斐録)によると,江戸初期の備前藩主池田光政公は,「御涼所」を現在の岡 山市北区中原のあたりに定め,そこで暑さを凌いでいたそうである。 本論は,実際に夏期好晴日に岡山城近くと,中原での気温を測定し,それが二カ所でどの ように違うか違わないかを調べた結果を示したものである。夏の好晴日だと10 分間程度の 短い間では5℃,一時間程度の長い間の平均値でも2℃程度,御涼所の方が低温であること があることがわかった。つまり当時でも人が多かったであろう城下町より,大幅に低温であ っただろうことが推定される。 |
| キーワード | 江戸時代 池田光政公御涼所 気温 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | 43 |
| 終了ページ | 48 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515438 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52948 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Differences in the Chemical Education in Upper Secondary Level between Japan and Swiss German Zone - A Comparative Study between the Recent Textbooks in Basic Stage - |
| フルテキストURL | bgeou_157_033_042.pdf |
| 著者 | 田中 賢二| 田中 啓太| |
| 抄録 | スイス−ドイツ語圏−のギムナジウムと日本の高等学校とにおける化学基礎に焦点を当 て,後期中等教育段階における化学教育の比較考察を行った。スイスの化学基礎は,重点化 学・補充化学とは種類が異なるとともに,それらの基礎,日本の化学基礎は,化学履修前の 基礎である。そもそも,学習指導要領などが指示しているスイスと日本の化学基礎は,履修 年限(3か1),単位数(6か2),指示する内容分野の違いから,大きく異なっていた。教 科書も,その目次からは,酸−塩基と酸化還元反応があることでは同じであるが,生化学, 環境化学の設定の有無で異なっていること,索引からは,スイスでは1/8,日本では1/ 3程度しか重複(共通)していないことなどで,大きく異なっていることを明らかにした。 |
| キーワード | 日本 スイス−ドイツ語圏 後期中等教育段階 化学教育 教科書比較 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | 33 |
| 終了ページ | 42 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515437 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52947 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The Effects of Friendship Relationships of the Aged upon Their Subjective Well-being: The Case of Participants in a College for the Elderly in a Small City in Japan (Part Ⅱ) |
| フルテキストURL | bgeou_157_023_031.pdf |
| 著者 | 野邊 政雄| 大須賀 翼| |
| 抄録 | 本稿の目的は,高齢者が取り結んでいる友人関係のどのような側面が主観的幸福感に影響 を及ぼすかを明らかにすることである。地方小都市である香川県さぬき市で老人大学の受講 生を対象にサーベイ調査を2012 年に実施した。この調査データの分析によって,次の2点 を明らかにした。(1)サポートの授受を伴う友人関係ではなく,交遊する友人関係が高齢者の 主観的幸福感に影響を及ぼしていた。そして,交遊する友人関係を多く取り結んでいる高齢 者ほど,高い主観的幸福感をもっていた。(2)交遊する友人関係のなかでは,年賀状の交換を する友人関係,お茶を飲んだり食事をしたりする友人関係が高齢者の主観的幸福感に影響を 及ぼしていた。そして,年賀状の交換をする友人関係,お茶を飲んだり食事をしたりする友 人関係を多く取り結んでいる高齢者ほど,高い主観的幸福感をもっていた。 |
| キーワード | 香川県さぬき市 高齢者 友人関係 主観的幸福感 老人大学 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | 23 |
| 終了ページ | 31 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515436 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52946 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Comparative Study of Chinese and Japanese Citizenship Education Focusing on Globalization: Through Analyzing a Curriculum of Civics in a Secondary School |
| フルテキストURL | bgeou_157_009_022.pdf |
| 著者 | 桑原 敏典| 李 烨虹| |
| 抄録 | 本研究は,日中のシティズンシップ教育を,社会のグローバル化への対応を視点として比 較・分析することによって,両国のシティズンシップ教育の特質を明らかにしようとするも のである。その際,日本の場合には,現行の学習指導要領と中学校社会科公民的分野の教科 書を手がかりとし,中国の場合には,現行の2011 年版の『思想品徳課程標準』と教科書『思 想品徳』を手がかりとする。分析の結果,以下の二点が明らかになった。1)日本のシティ ズンシップ教育では,政治や経済に関する知識の習得が目指されているのに対して,中国で は中華民族としての自己認識が最終的な目標となっている。2)日本では,グローバルなシ ティズンシップが国民育成の基盤のうえに,その発展形として位置づけられているのに対し て,中国では,グローバルなシティズンシップ育成の中核に,中華民族としての自覚や態度 の育成が位置づけられている。 |
| キーワード | シティズンシップ教育 社会科 思想品徳 カリキュラム 公民的分野 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | 9 |
| 終了ページ | 22 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515435 |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52945 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Tsuchida Kyoson’s Educational Thought and Critcism of Textbook for Moral Education (Shusin) |
| フルテキストURL | bgeou_157_001_007.pdf |
| 著者 | 山中 芳和| |
| 抄録 | 本研究は,西田幾多郎門下の哲学者で近代の可能性を追求した文明批評家といわれる土田 杏村(1891 ~ 1934)の教育観と教育の目的に関する議論を考察し,それとの関連において, 晩年の著作である『道徳改造論』を対象として,昭和初期の修身教科書批判の内実とその特 質を明らかにする事を課題としている。 本稿はその第一報として,杏村の自由大学運動との関わりを考察する事を通して,彼の教 育に関する議論が「人格の自律」に焦点化されており,この考えが道徳論の基底になってい ることを明らかにした。続く第二報では『道徳改造論』を主たる資料として,杏村の修身教 科書批判を考察する予定である。 |
| キーワード | 昭和初期 土田杏村 自由大学運動 人格の自律 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2014-11-27 |
| 巻 | 157巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 7 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005515434 |