検索結果 2630 件
JaLCDOI | 10.18926/15102 |
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タイトル(別表記) | DEVELOPING THE SOCIAL STUDIES LESSON PLAN OF A JUNIOR HIGH SCHOOL TO MAKE STUDENTS UNDERSTAND THE GLOBALIZATION |
フルテキストURL | 009_041_050.pdf |
著者 | 松本 慎平| 桑原 敏典| |
抄録 | 本研究は,生徒にグローバル化が進んだ現代社会を捉えさせるための中学校社会科の授業構成の原理と方法を提案しようとするものである。そのために,本研究においては,教材として外国人労働者問題を取り上げ,外国人の労働者が近年なぜ増加しているのかを探究させることを通して,グローバル化の実 態とその原因を把握させる。教材開発においては,社会学者のサスキア・サッセン氏の論を手がかりに到達目標である概念的説明的知識を抽出し,グローバル化が進んだ世界に対する科学的認識を形成することを目指した。 |
キーワード | グローバル化 (globalization) 外国人労働者 (foreign workers) 科学的社会認識 (social recognition) 社会科教育 (social studies education) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2009-03-10 |
巻 | 9巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 41 |
終了ページ | 50 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307853 |
JaLCDOI | 10.18926/15101 |
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タイトル(別表記) | Promoting social interactions between students with autism and their teachers in various problem solving situations in play - and drama - unit lessons |
フルテキストURL | 009_019_030.pdf |
著者 | 大野呂 浩志| |
抄録 | 本研究では,自閉症の児童の学習集団を対象とした授業を通じて,課題意識の変化の様子や人とかかわる力の変化の様子を明示し,変化の背景にある教師の工夫を明らかにすることを目的とした。対象とした三つの授業では,題材選定や活動展開及び教師のかかわりなどの点において,授業者自身の評価に基づく改善を施していった。結果では,活動の在り方によって,課題意識をもった主体的な姿に変わっていく様子や,逆に児童の活動が制限される様子,また,児童が明確な課題意識を維持・深化させながら,人とのかかわりもより積極的にしていく様子などが示された。このような児童の行動の変化から,授業改善において,課題が明確になりやすい題材選択,さらに教師のかかわりにおける課題の修正や焦点化などが,課題解決や人とかかわる力の育成を可能にすることが示唆された。 |
キーワード | 人とのかかわり (soacial interaction) 自閉症 (autism) 授業 (lesson) 課題意識 (task engagement) 相談タイム (group problem solving) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2009-03-10 |
巻 | 9巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 19 |
終了ページ | 30 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307120 |
JaLCDOI | 10.18926/15100 |
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タイトル(別表記) | STUDY ON THE PRINCIPLE AND THE ORGANIZATION OF CONTENTS OF THE HOLOCAUST LEARNING |
フルテキストURL | 009_031_040.pdf |
著者 | 井上 昌善| 桑原 敏典| |
抄録 | 本研究は、アメリカ合衆国で開発された教材『THE HOLOCAUST』の指導書である『THE HOLOCAUST A TEACHER'S GUIDE』の内容編成及び授業構成を分析し、ホロコースト学習の意義と方法を明らかにしようとするものである。現在、わが国においては社会科地理、歴史、公民の各分野において民族問題の学習が行われているが、問題の追究の仕方や解決策の検討のさせ方などに問題を抱えている。そのため、民族間題を取り上げた授業において、生徒の認識形成や意思決定は必ずしも科学的合理的なものとなっているとは言えない。 よって、本研究では『THE HOLOCAUST』を分析して内容編成や授業構成の原理を解明した上で、我が国の社会科における民族問題学習の改善に対する示唆を得たいと考えている。 |
キーワード | 社会科 (Social studies) ホロコースト学習 (The Holocaust Learning) 民族問題 (The Issues of ethnic) 社会認識 (Social recognition) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2009-03-10 |
巻 | 9巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 31 |
終了ページ | 40 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307522 |
JaLCDOI | 10.18926/15099 |
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タイトル(別表記) | A STUDY ON THE CHANGE IN THE MINDSET OF THE NURSERY STAFF HAVING REVIEWED THE HISTORY OF THEIR WORKPLACE |
フルテキストURL | 009_009_018.pdf |
著者 | 渡邊 祐三| 横松 友義| |
抄録 | 本研究では、第1著者が所属する御南保育園の今日に至るまでの歴史を明らかにし、その内容を所属全保育士が振り返ることをとおして生じる意識変化について、自由記述の質問紙で調査し考察している。今日の御南保育園の保育は、関係してきた園長や保育士達に子ども達への深い愛情と保育への強い情熱があり、それに外部の先生方の熱心な指導が加わった上での成果である。その歴史を、保育士達が学び、あるいは、学び直し、共感的に理解することをとおして、保育士達の迷いは消え、現在の御南保育園の保育への自信と喜びが増し、今まで以上に学び合える組織風土になっている。保育士の主体性と一体感 は強化され、これからの国の保育課程開発を強力に推進するための土台が形成されているといえる。 |
キーワード | 園史の振り返り (reviewing the history of the preschool) 保育士 (nursery staff) 意識変化 (change in the mindset) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2009-03-10 |
巻 | 9巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 9 |
終了ページ | 18 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307971 |
JaLCDOI | 10.18926/15098 |
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タイトル(別表記) | Influence on Stress Reactions of Social Skill and Cognitive Appraisal in Junior High Students |
フルテキストURL | 009_001_008.pdf |
著者 | 西村 大樹| 東條 光彦| |
抄録 | 本研究の目的は、中学生を対象に、社会的スキルとストレッサーに対する認知的評価、ストレス反応の関係性を明らかにし、社会的スキルが、認知的評価のストレス反応への影響を調整する効果(調整効果)について検討することであった。その結果、ストレス反応に対する社会的スキルと認知的評価の影響には男女差が認められ、男子ではストレス反応と「関係参加行動」・「関係維持行動」という基礎的なスキルの間に負の関連が認められた。一方女子では、それら2つの基礎的なスキルに加え、認知的評価の「コントロール可能性」とストレス反応の間にも負の関連が、「関係向上行動」とストレス反応との問には正の関連が認められた。調整効果については、女子において部分的に確認された。 |
キーワード | junior high school students social skills cognitive appraisal stress responses |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2009-03-10 |
巻 | 9巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 8 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307399 |
著者 | 教育実践総合センター| |
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発行日 | 2007-03-10 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
巻 | 7巻 |
号 | 1号 |
資料タイプ | その他 |
著者 | 教育実践総合センター| |
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発行日 | 2006-03-25 |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
巻 | 6巻 |
号 | 1号 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/15057 |
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タイトル(別表記) | Women's Education and Work in Palestine : A Study of Everyday Life under the Conflict |
フルテキストURL | 027_173_192.pdf |
著者 | 蒲生 裕恵| |
出版物タイトル | 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要 |
発行日 | 2009-03-26 |
巻 | 27巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 173 |
終了ページ | 192 |
ISSN | 1881-1671 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | 岡山大学大学院社会文化科学研究科 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307576 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15039 |
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タイトル(別表記) | A Basic Study of School Counseling and Guidance - Cognition and Embeddedness Among Teachers in Charge of School Counseling and Guidance |
フルテキストURL | 140_151_158.pdf |
著者 | 西山 久子| 淵上 克義| |
抄録 | 本研究は,学校における教育相談の定着に関して,各学校で主に校務分掌で位置づけられる教育相談担当者の立場から認知されている教育相談活動の内容や,教育相談活動を阻害する要因を明らかにする。そのために,中学校の教育相談担当者1名ずつに対して質問紙調査を行い,現在の学校での生徒の心理・社会面,学習面,進路面の支援をする立場にある教育相談担当者からみた問題点や課題を整理する。あわせて調査結果より,各教育相談担当者自身や教職員との間で感じる,教育相談の定義についての相違や,教育相談担当者が阻害要因と認識する問題の背景を考察した。その結果,教育相談の位置づけの不明確さ,教育相談係の活動の学校間での差異といった教育相談係特有の課題と,多忙さなどのような教員の一般的な課題とがあることが示された。 |
キーワード | 教育相談 学校組織 阻害要因 定着 学校適応 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 151 |
終了ページ | 158 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307303 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15038 |
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タイトル(別表記) | A Study of Viorence as Present Topic in School Education - Focus of Comparison of Analytical Frameworks of Relation for Violence and Education - |
フルテキストURL | 140_143_149.pdf |
著者 | 尾島 卓| |
抄録 | 社会問題としての子ども・青年の暴力は,近年,新たな局面を迎えている。本研究は,これら「暴力」が学校教育における現代的課題であることを,以下の論考を通じて論証することを目的としている。まず第1に, ドイツとわが国における理論的枠組みの比較検討を通して,1990年代までの両国における暴力把握のあり方の共通点を明確にする。次に,90年代以降わが国において急速に拡大したサブカルチャーの影響と子ども・青年の暴力の関係を検討する。これらの結果から,わが国における子ども・青年における「暴力」の捉え方を見直すことを通して,主体形成の新たな疎外形態として暴力を捉え直す。 |
キーワード | 暴力 現代的課題 消費文化社会 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 143 |
終了ページ | 149 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307267 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15037 |
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タイトル(別表記) | Michael G. Moore's Theory of DistanceEducation - Toward the Refinement of Transactional Distance Theory - |
フルテキストURL | 140_133_141.pdf |
著者 | 熊谷 愼之輔| |
抄録 | 本論文は,ムーア(Moore,M.G.)の遠隔教育論を考察し,その特質をうきぼりにするとともに,彼の理論の意義と課題について明らかにすることを研究課題としている。その際,彼の論をわが国の代表的な遠隔高等教育機関である放送大学にあてはめ,分析することを通しても研究課題に迫ってみた。その結果,ムーアは遠隔教育における教員と学習者とのへだたり(distanceを,"対話","構成","学習者の自律性"の3つを重要な構成要素とした,心理的なへだたりである,"トランザクショナル・ディスタンス"と捉えることによって,遠隔教育の教育学的理論を構築していったことがわかった。さらに,研究を通して,遠隔教育の理論枠組みとしてのトランザクショナル・ディスタンスの有効性が確認された。その他,課題として,ムーアの遠隔教育論が抱えるジレンマや,トランザクショナル・ディスタンスを具体的に測定するための明確な測定基準が示されていないことなどを指摘した。 |
キーワード | M. G. Moore distance education Transactional Distance Theory adult education |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 133 |
終了ページ | 141 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307773 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15036 |
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タイトル(別表記) | Essai sur la Reforme de la Formation des lnstituteurs en la Troisieme Republique (6) |
フルテキストURL | 140_123_131.pdf |
著者 | 尾上 雅信| |
抄録 | 本稿では,1886年初等教育組織法(ゴブレ法)およびその関連法規の規定を中心に,1880年代の教員任用制度改革の法制的な概要整理を行なうとともに,その改革を立案・推進した主体の改革意図の解明を行なった。この教員任用制度改革は,教員を正教員と試補教員に二分し,正教員として任用(任命)するための条件として2年間の試補期間とその修了認定を導入するものであった。この改革は,その立案・推進主体にあっては,狭義の養成教育=師範学校教育の改革と密接に連動するものとして構想され,改革全体として,教員の資質(とくに「教える」技術)の向上を図り,教職の専門性を確立することを目指す改革として企図されていたことをあきらかにした。 |
キーワード | 第三共和政 教員養成 教員の任用 ゴブレ法 ビュイッソン |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 123 |
終了ページ | 131 |
ISSN | 1883-2423 |
関連URL | http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/14140/ http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/13295/ http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/12270/ http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/11182/ http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/10992/ |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307425 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15035 |
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タイトル(別表記) | 0n the Skill Improvement of Tennis Class Students of General Education of University |
フルテキストURL | 140_119_122.pdf |
著者 | 山口 立雄| |
抄録 | 大学の体育一般実技科目のテニスコースを選択した学生を対象に,授業開始週と授業最終週に同一のスキルテストを実施し,基本技術の中のサービスとグラウンドストロークのスキル向上の実態を明らかにしようとした。週1回180分の授業を15週実施した結果,テストの平均得点は約3割増加し,テニス授業受講によりテニススキルが向上すると考えられた。中でも,スキル向上が明確認められたのはオーバーハンドサーブであった。 |
キーワード | 大学一般体育 テニス授業 スキルテスト |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 119 |
終了ページ | 122 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307945 |
JaLCDOI | 10.18926/ESR/15033 |
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タイトル(別表記) | Climatological study on large-scale situation associated with the cool summer around the Northeastern Japan in 1990s (in comparison with that in 1970s) |
フルテキストURL | 015_067_077.pdf |
著者 | 妹尾 ゆかり| 加藤 内藏進| |
抄録 | It is pointed out by the previous studies that the Baiu front tends to stagnate around the Japan Islands even in midsummer season in 1990s, although the global warming is going on. The present study examined the climatological features of the appearance of daily fronts on the surface weather maps and the large-scale factors associated with the activity of the polar frontal zone to the north of the Baiu frontal zone based on the observational data in the summer of 1971-2000. It was found that the midsummer when the Baiu front tends to stagnate around the Japan Islands appeared rather frequently in 1970s as in 1990s. However, the baroclinicity around the Eurasian polar frontal zone was stronger in 1970s than in 1990s. Thus while the fronts around the Japan Islands in midsummer were greatly due to the southward invasion of cold front associated with the disturbances on the polar frontal zone in 1970s, the Okhotsk High tends to stagnates to the northeast of the fronts around the Japan Islands in 1990s. |
キーワード | Abnormal weather in summer Climate system in East Asia Cool summer Climate variation |
出版物タイトル | Okayama University Earth Science Report |
発行日 | 2009-03-31 |
巻 | 15巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 67 |
終了ページ | 77 |
ISSN | 1340-7414 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | 岡山大学地球科学研究報告編集委員会 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307910 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15030 |
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タイトル(別表記) | Attempt of psychology measurement standard application to the child's self-recognition formation evaluation in junior high school home economics family and child care study (1) : Home economics evaluation research that aims at accomplishment of a goal as subject (2) |
フルテキストURL | 140_089_104.pdf |
著者 | 佐藤 園| 河原 浩子| 平田 美智子| 小橋 和子| 原田 省吾| |
抄録 | 本継続研究の目的は,家族・保育学習が,教科の目標である「家庭生活を営む力」の育成を通して,学習者の人格形成にどう関わるのかを心理測定尺度適用により試みることを目的とするものである。客観的に測定しようとする評価研究である。第1報で検討したように,平成20年3月末に告示された平成20年版学習指導要領に示された中学校「技術・家庭(家庭分野)」の家族・保育学習には,その目的を達成するために解決すべき課題が2点存在した。第一は,目的に相当する「学習者と子どもの関わり」を学ぶ内容が欠落していること,第二は,保育学習が学校教育の目的である学習者の「人格形成」にどのように関わるのかを客観的に評価する方法がないということである。本報では,第-の課題解決を目的として,岡山大学教育学部附属中学校で取り組まれている授業開発研究「Flour Baby Project」を踏襲し,心理測定尺度を適用し,その授業における子どもの心理変化を測る調査用尺度を11要因91項目で構成した。2008年3月に,同校第2学年200名(男子100名,女子100名)を対象にプレテストを行い,回答を得られた134名(男子54名,女子80名)の結果を,統計ソフト SPSSにより信頼性について分析した。その結果,11要因それぞれにおいてクロンバックのα係数が0.7以上もしくはそれに近い値が得られ,作成した調査用紙が中学生に適用可能なことが確認された。 |
キーワード | 家庭科 人格形成 評価研究 保育学習 心理測定尺度 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 89 |
終了ページ | 104 |
ISSN | 1883-2423 |
関連URL | http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/14161/ |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307281 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15029 |
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タイトル(別表記) | Attempt of psychology measurement standard application to the chitd's clothes concern and self respect formation evaluation in junior high school home economics clothes study (1) :Home economics evaluation research that aims at accomplishment of a goal as subject (3) |
フルテキストURL | 140_105_117.pdf |
著者 | 佐藤 園| 平田 美智子| 河原 浩子| 小橋 和子| 原田 省吾| |
抄録 | 本継続研究の目的は,「被服学習」が教科の目標である「家庭生活を営む力」の育成を通して,どのように子どもの「人格形成」に結びつくのかを心理測定尺度適用により試みることを目的とするものである。第1報で検討したように,平成20年3月末に告示された平成20年版学習指導要領に示された中学校「技術・家庭(家庭分野)」の被服学習には,その目的を達成するために解決すべき課題が2点存在した。第一は,目的に相当する「学習者と被服との関わり」を学ぶ内容が欠落していること,第二は,被服学習が学校教育の目的である学習者の「人格形成」にどのように関わるのかを,客観的に評価する方法がないということである。本報では,第一の課題解決を目的として,岡山大学教育学部附属中学校で取り組まれている授業開発研究「外観・被服・私」を踏襲し,第2報で検討した結果から,心理測定尺度を適用することで第二の課題を検討することを目的とした。被服学習で子どもの「人格形成」を測るためには,① 「学習者自身」と② 「学習者と被服との関係性」の心理傾向を測定する必要があるが,既存の「心理測定尺度」を検討し,① は第2報と同じ「自尊感情尺度」,② は「被服関心度質問表」を選択し,調査用紙を作成した。2008年3月に岡山大学附属中学校第1・2学年400名(第1学年男子100名・女子100名,第2学年男子100名・女子100名)を対象にプレテストを行い,回答を得られた242名(第1学年男子42名・女子62名,第2学年男子56名・女子82名)の結果を統計ソフトSPSSにより信頼性について分析した。その結果,クロンバックのα係数が概ね0.7以上となり,作成した調査用紙は中学生に適用可能なことが確認できた。 |
キーワード | 中学校家庭科 評価研究 被服学習 心理測定尺度 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 105 |
終了ページ | 117 |
ISSN | 1883-2423 |
関連URL | http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/15030/ http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/14161/ |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307312 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15028 |
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タイトル(別表記) | A building and Developing Process of Todtglusinger SC |
フルテキストURL | 140_083_088.pdf |
著者 | 大橋 美勝| 竹井 早葉子| 関谷 哲也| |
抄録 | ドイツにおける手づくりの地域スポーツクラブの形成・発展過程の事例の報告である。 |
キーワード | ドイツ 地域 スポーツクラブ 形成・発展 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 83 |
終了ページ | 88 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307913 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15027 |
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タイトル(別表記) | Effects of the breakfast habit and intake on body temperature, blood glucose and subjective symptoms in university students. |
フルテキストURL | 140_077_082.pdf |
著者 | 足立 稔| 笹山 健作| |
抄録 | 本研究では朝食摂取習慣に着目し,朝食摂取習慣を持つ者と持たない者がそれぞれ朝食を摂取した場合または摂取しなかった場合に,生体にどのような反応の違いがみられるのかを,男子大学生24名を対象に,体温,血糖値と自覚的症状の調査・測定を通して検討した。その結果,①朝食を摂食しないと昼食までの午前中の時間帯に体温と血糖値が上昇しないこと,②朝食を摂取することで自覚症状の訴え率が低くなること,③朝食摂取習慣がない者は朝食 前の体温が低く朝食を食べないと低体温が午前中続くこと,④朝食摂取習慣がない者は朝食を摂取した場合でも午前中のエネルギー供給を脂質代謝に依存する傾向が強いこと,が示された。以上のことから,朝食を摂取することに加え,朝食を摂取するような生活習慣を確立することの重要性が示唆された。 |
キーワード | 大学生 朝食 体温 血糖値 自覚的疲労 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 77 |
終了ページ | 82 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307206 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15026 |
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タイトル(別表記) | Relations between Poems and Music on Choral Music : On the Basis of Poems of Shuntarou Tanikawa |
フルテキストURL | 140_065_075.pdf |
著者 | 虫明 眞砂子| 村尾 明子| 髙野 敦| |
抄録 | 谷川俊太郎の詩が合唱曲の歌詞として,なぜ多くの作曲家によって取り上げられているのか,また,その詩は音楽とどのようなつながりを持つのかについて検討した。その結果,前者については,谷川の詩が,一文が簡潔であること,ことばにリズム感があること,誰もが体験する内容をわかりやすい言葉を用いていることで共感を得やすいことがその原因であることがわかった。後者については,谷川の同一の詩に異なる作曲家が作曲した合唱曲を試聴することにより調べた。その結果,作曲者が異なっても,試聴者は詩に対して共通のイメージを持つこと,それぞれの作品の特徴を的確に捉えていること,更に,作曲者は,時代による音楽環境の変化を捉えた表現方法をとっていることがわかった。 |
キーワード | 合唱 谷川俊太郎 詩 音楽 試聴 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 65 |
終了ページ | 75 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307706 |
JaLCDOI | 10.18926/ESR/15025 |
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タイトル(別表記) | Morphology and Anatomy of Holocene Raised Coral Reef Terraces in Kodakara Island, Tokara Islands, northwestern Pacific, Japan |
フルテキストURL | 015_033_065.pdf |
著者 | 濱中 望| 菅 浩伸| 中島 洋典| 堀 信行| 岡本 健裕| 大橋 倫也| 安達 寛| |
抄録 | Well-developed Holocene raised coral reef terraces are formed in Kodakara Island (29°13'N 129°19'E), Tokara Islands, northwestern Pacific, Japan. Detailed morphology and sedimentary structure of the raised reef terraces are observed by field survey through the terraces surface and core drillings. The Holocene raised reef in Kodakara Island are divided into three terraces (TI to III). The surface geo-biological facies and paleo-morphology such as spur and groove system or reef mounds are well preserved on these terraces. The raised coral reefs in Kodakara Island consist of reef flats and reef slopes. No lagoon formed in these terraces. On the raised reef surface, we observed five distinct reefal facies (S-f1-5). The platy and encrusting Acropora facies is the major constituent of the terrace surfaces. We obtained seven drilling cores (B1 to 7) from Terraces I and II along a transect in the southern part of the island. The thickness of the Holocene reef is more than 14m which is approximately equivalent to the Holocene reefs in the middle and southern Ryukyu Islands. Sedimentary structure consists of seven facies (C-f1-7: five reefal and two non-reefal facies). The drilling cores indicating the shallowing sequence at the upward of the cores which characterized by platy-encrusting Acropora facies overlying massive Porites, favid and/or encrusting-foliaceous coral facies. It may indicate the environmental change such as wave-energy gradients and turbidity during the reef development. |
キーワード | Holocene coral reef terrace drilling sedimentary structure Tokara Islands northwestern Pacific |
出版物タイトル | Okayama University Earth Science Report |
発行日 | 2009-03-31 |
巻 | 15巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 33 |
終了ページ | 65 |
ISSN | 1340-7414 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | 岡山大学地球科学研究報告編集委員会 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002308005 |