
| フルテキストURL | bgeou_190_contents_e.pdf |
|---|---|
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | bgeou_190_colophon.pdf |
|---|---|
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69619 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Practical Application and Review of Home Economics Classes in the “Career Training” Program at Okayama Mitsu Senior High School in 2024 |
| フルテキストURL | bgeou_190_157_169.pdf |
| 著者 | 佐藤 園| 長谷川 千華| |
| 抄録 | 本実践研究は,「高等学校の教育課程」の「エ 学校特設科目及び学校設定教科」の中で,岡山県立岡山御津高等学校が独自に設定している教科「総合」の中の一科目「キャリア実習」に焦点を当て,令和6年度に実施した地域協働系列2年次の「キャリア実習」における家庭科授業を分析・評価し,令和7年度に地域協働系列3年次生が履修する「キャリア実習」の在り方を検討すると共に,本校の家庭科の学びについて考えるための示唆を得ることを目的とした。 |
| キーワード | 家庭科 キャリア教育 高等学校 普通科目 専門科目 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 157 |
| 終了ページ | 169 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69618 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Characteristics of the Amount of Physical Activity of Eighth Graders Attending Special Needs Schools during Their School Days |
| フルテキストURL | bgeou_190_149_155.pdf |
| 著者 | 足立 稔| |
| 抄録 | In this study, data from a survey completed before the spread of COVID-19 were used to measure the amount of physical activity in school among eighth graders attending special-needs schools and compared with the WHO Guidelines for Physical Activity and Sedentary Behavior. The subjects were 16 eighth graders in public special-needs schools. In addition to height and weight, the physical activity survey during school life was measured using a uniaxial accelerometer (Kenz Lifecorder GS 4-second version: LC). 7534 ± 2275 steps/day for boys, 6411 ± 1614 steps/day for girls, and middle and high intensity activity time (MVPA) was 19.3 ± 10.3 minutes/day for boys and 16.7 ± 8.3 minutes/day for girls. These results suggest that eighth graders attending special needs schools are well below the WHO Guidelines for Physical Activity and Sedentary Behavior standard of 60 minutes/day for children and adolescents with disabilities (5-17 years old ) for both boys and girls. |
| キーワード | Physical activity School life Special needs schools WHO guidelines |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 149 |
| 終了ページ | 155 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69617 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Implementation of a Curriculum to Improve Educational Practice in Okayama University: Results in 2024 and Continuous Development of “Skills of Subject Contents Organization” in “Primary Education Home Economics Education Basic Content” |
| フルテキストURL | bgeou_190_139_148.pdf |
| 著者 | 篠原 陽子| 久成 三有紀| 森 千晴| 李 璟媛| |
| 抄録 | 岡山大学教育学部において教育実践力向上カリキュラムが始動し2 年目となる2024 年度「初等家庭科内容基礎」の実践について,学生のアンケート結果から新しいカリキュラムにおける授業評価と教科内容構成力育成の課題を検討した.授業の到達目標に係る学生の自己評価は高く,教科内容構成要素との関係から,教科内容構成力のプロセス①に係る基礎的な力は獲得できていた.授業に意欲的に取り組んだグループは授業全体の満足度が高かった.授業後は家庭科の教育内容を指導者の視点から認識できている学生が多く見られ,指導法で学ぶ家庭科の授業つくりに繋がる学修となっていることが分かった. |
| キーワード | 教科内容構成力 小学校教員養成 家庭科 教育実践力向上カリキュラム |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 139 |
| 終了ページ | 148 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69616 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Basic Research II on Creative Educator Training Programs Based on Creativity and STEAM Education: Toward the Development of Educational Practice Role Models through the Organization of CE Competencies |
| フルテキストURL | bgeou_190_127_137.pdf |
| 著者 | 松浦 藍| 堤 祥晃| 宣 昌大| 木村 仁| 清田 哲男| 稲田 佳彦| |
| 抄録 | 創造性とSTEAM 教育を基盤としたCreative Educator( CE)育成プログラムに関する研究では,CE を「身体的な感受や経験を通して創造性教育を担う教員」と定義し,その育成に必要なコンピテンシーを「身体的思考」「空間的思考」「批判的対話」「創造的な態度」とした。そこで本論では,授業における創造性育成の要素として四つ挙げ,創造性に関する先行研究を整理した。その結果,創造性の研究において四つの要素を以下の通り捉えられることを確認した。①身体を通した予期せぬ刺激「想定外」は,身体化された認知や素材との相互作用から生じる新しい思考を促す。②他者との関係性を意識した「場づくり」は,対話や協働を通して創造性を育む。③空間的思考に基づく「可視化」は,視覚情報の統合や変換により創造的イメージを支える。④「チャレンジ」は,自律的意思決定や創造的自信を高め,潜在的創造力の発揮を促す。 |
| キーワード | 創造性 STEAM コンピテンシー |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 127 |
| 終了ページ | 137 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69615 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Study on Resonance in Voice Training of a Vocal Music: Based on a Questionnaire Survey of Students in a Teacher Training Department |
| フルテキストURL | bgeou_190_109_125.pdf |
| 著者 | 虫明 眞砂子| |
| 抄録 | 本稿では,歌唱における発声について,共鳴の視点から,発声を習得する上での問題点や共鳴に対する課題について検討した。合唱指揮者や指導者等の発声における共鳴の捉え方では,共鳴は,頭蓋骨のすべての共鳴腔,音高と声区,声量,顎の開き,蝶形骨等の骨との密接な関係があり,音色形成との複雑な関連性があることを確認した。次に小中学校の学習指導要領や音楽教科書の発声記述について概観した結果,小中学校を通して,段階的に共鳴について,イメージと生理学的面から児童生徒に学習させていることが示された。教員養成学部に在籍する学生に対する発声の質問紙による実態調査では,共鳴は難しい領域という共通認識があり,特に,発声の自己評価が低めのグループにその傾向が強くみられた。生理学的な理解,イメージ的な表現,実際に生成される声,これら相互の関係を解明する必要がある。 |
| キーワード | 発声指導 共鳴 頭蓋骨 質問紙調査 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 109 |
| 終了ページ | 125 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69614 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Trends in Population Mobility in Rural and Mountainous Areas in Japan: A Case Study of Kagamino Town, Okayama Prefecture |
| フルテキストURL | bgeou_190_095_108.pdf |
| 著者 | 野邊 政雄| |
| 抄録 | 本稿の目的は,2006 年以降の岡山県鏡野町の人口動態を明らかにすることである。分析によって,次の4 点を明らかにした。(1) 鏡野町の人口は2006 年以降一貫して減少しているが,近年はその減少幅が拡大している。2006 年以降は自然減が続き,2010 年代後半からは社会減も拡大した。両効果が働いたために,2010 年代後半から人口減少が加速した。(2) 2006 年以降,鏡野町の人口移動はおおむね安定した傾向が見られた。そして,その人口移動は,津山圏との間における集中的かつ均衡した人口移動,近畿地方・岡山圏・関東地方への転出超過,真庭圏・阿新圏からの小規模な転入超過と特徴づけることができる。(3) 2010 年代後半から,鏡野町は岡山圏への転出超過が顕著となり,近畿地方および関東地方への転出もそれに続いた。その結果,鏡野町は社会減が大きくなった。農林業・製造業・商業の停滞や都市部との賃金格差が若年層の流出を促進し,社会減の拡大に繋がった。(4) 人口移動の中心は一貫して20 歳代と30 歳代であった。 |
| キーワード | 中山間地域 人口動態 自然減 社会減 人口移動 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 95 |
| 終了ページ | 108 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69613 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Development of a Mock Election Program for Elementary School Political Education: Proposal for Policy-making and Mock Elections Using “Policy Cards” |
| フルテキストURL | bgeou_190_085_094.pdf |
| 著者 | 桑原 敏典| 岩崎 圭祐| 川添 雅人| |
| 抄録 | 本稿は、小学校の政治学習における主権者教育の一例として、「政策カード」を活用した立候補型の模擬市長選挙プログラムを開発し、その実践を通した教育的意義や課題について明らかにするものである。はじめに、小学校政治学習における模擬選挙の実践例を概観し、立候補型の模擬選挙である長瀬(2021)の実践に注目した。その上で、児童の政策立案の質を高めるための工夫として「政策カード」を用いたエリシテーションを取り入れるプログラムを開発し、小学校6 年生の政治単元で実践した。実践結果から、本プログラムは、児童が政策を立案する側に立って自治体の将来を考えることができるという点や、多様な声を反映させるという政治の難しさを体験的に理解できるという点で意義があったが、政策立案活動の真正性や投票規準の明確化に関して、教師の指導やプログラム自体の改善を進める必要があることが明らかになった。 |
| キーワード | 模擬選挙 小学校政治学習 政策カード エリシテーション |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 85 |
| 終了ページ | 94 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69612 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Study of Perspectives Based on Semiotics that Capture the Interaction Between Creators and Their Artworks: Literature Research for Qualitative Considerations Based on the Theories of Ferdinand de Saussure and Keizaburo Maruyama |
| フルテキストURL | bgeou_190_073_083.pdf |
| 著者 | 大平 修也| |
| 抄録 | 本研究では,制作者が造形行為の過程で実践する造形物との対話に着目し,造形行為において制作者に経験される学びを捉え質的に考察するための視点を, 丸山が解説するソシュール(Ferdinand de Saussure)の「記号学」と,「記号学」に基づいた丸山の理論に立ち検討した。まず,「記号学」の基礎概念の1 つとして,「表現」を示す「シニフィアン」と,その「表現」に結び付いた「意味」を示す「シニフィエ」から成る「記号」の構造を文献により検討した。次に,丸山の理論の中で,「無意識から噴出」される力としての「欲動」と,その「欲動」を捉える「深層」の「言葉」の能力である「パトス」,及び「表層」の「言葉」の能力である「ロゴス」の関係を文献により検討した。「記号」の構造と丸山の理論に基づき,制作者が造形行為の過程で実践する造形物との対話を捉える視点を研究成果として提示した。 |
| キーワード | 記号学 欲動 ロゴス パトス 造形行為 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 73 |
| 終了ページ | 83 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69611 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Current Status and Challenges in the Social and Emotional Development of Children Who Are Deaf or Hard of Hearing: Insights from My Past Educational Practices and Literature Review |
| フルテキストURL | bgeou_190_063_071.pdf |
| 著者 | 岡田 千登勢| |
| 抄録 | 聴覚障害児を取り巻く状況は大きく変化してきているが,依然として諸課題の克服がなされているとは言い難い。その一つが「社会性と情緒の発達」である。「きこえない」がために,言語発達が遅れ,コミュニケーション障害をもたらし,さらに心理的問題等を生じるという深刻な二次的,三次的障害を引き起こす恐れがある。教師や保護者は,聴児が苦も無く行う「偶発学習」を意図的,計画的に促す必要がある。また,保護者は,早期からコミュニケーションの困難さを克服する努力を開始し,子どもの心に寄り添いながら,「言語的過保護」の状態を避けつつ様々な情報を丁寧に伝えていく必要がある。教師は,これらを常に意識しながら聴覚障害児と保護者双方の支援にあたり,多様な方法から実態に合うコミュニケーション方法を選択して指導に取り組み,社会性や情緒,さらに生きる力を育む必要がある。 |
| キーワード | 聴覚障害児 社会性 偶発学習 言語的過保護 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 63 |
| 終了ページ | 71 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69610 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Exploration of Factors Associated with Teamwork Breakdown That Threaten Industrial Safety: Focusing on High Reliability Team Functions |
| フルテキストURL | bgeou_190_047_061.pdf |
| 著者 | 三沢 良| 長谷川 尚子| |
| 抄録 | 本研究は,産業現場の安全を脅かす潜在的なリスクとしてチームワークの崩壊兆候に着目し,その特徴と高信頼性チーム(HRT)の機能,および組織環境要因との関連を実証的に検討した。安全活動への参加経験を持つ就業者357 名から得られたWeb 調査の回答を分析した。チームワークの崩壊兆候は「協調の失敗」と「修正の失敗」の2 因子に整理され,いずれもHRT 機能の発揮と負の関連を示した。また組織環境要因の安全風土やSafety Organizing は崩壊兆候の抑制に,学習のボトルネック認知はその増加に寄与していた。さらに,HRT 機能は個別よりも複合的に発揮されることで,チームの協働作業の円滑化・安定化に資する可能性が示唆された。 |
| キーワード | チームワーク 産業安全 高信頼性チーム 安全風土 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 47 |
| 終了ページ | 61 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69609 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The Characteristics of Assertive Self-expression Examined Through a Comparison of Three Forms of Selfexpression: Using Comparison with the Relationship of Four Variable Aimed at Educational Intervention |
| フルテキストURL | bgeou_190_033_045.pdf |
| 著者 | 青木 多寿子| 都留 慶| 安永 和央| |
| 抄録 | グローバル化,多様性が拡大する社会では,適切に自己を表現する方法の獲得が重要になるのではなかろうか。本研究では,このアサーティブな自己表現の獲得を促す教育的介入を目指して,3 つのタイプの自己表現(攻撃的な自己表現,非主張的な自己表現,アサーティブな自己表現)を比較して,アサーティブな自己表現の特徴を明らかにすることを目指す。先行研究を参考に,これらの自己表現を区別する指標として,評価への敏感さ,被受容感,視点取得,自尊感情を取り上げた。180 人の大学生を対象に調査を行い,分析を行った結果,アサーティブな自己表現には視点取得と自尊感情が関係していることが示された。他方で被主張的な自己表現は,評価への敏感さと被受容感との関係が見られた。攻撃的な自己表現は,視点取得との負の関係が見られた。これらの結果から,教育現場で児童生徒が適切に自己表現できるように促すためには,子供の存在を認め,自尊感情を高めること,他者の視点を配慮する意識を育てること,そして,周囲の評価を気にし過ぎないように促すことが重要である可能性が示唆された。 |
| キーワード | アサーティブな自己表現 評価への敏感さ 視点取得 被受容感 自尊感情 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 33 |
| 終了ページ | 45 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69608 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Study on the System of the Teacher Training at/by Universities in Imperial Russia: Enactment of the Imperial University Acts in 1804 and the Objective Training for Secondary School Teachers |
| フルテキストURL | bgeou_190_013_031.pdf |
| 著者 | 髙瀬 淳| |
| 抄録 | 1804 年に公布された帝国大学令は,各教育管区の諸学校を管理・指導する総合大学にギムナジア等の中等学校教員を目的養成する附属教育大学の設置を定めていた。モスクワ帝国大学,カザン帝国大学及びハリコフ帝国大学に設置された附属教育大学は,高等教育機関を卒業した学士を対象に3 年間の教員養成教育を提供する機関であり,修了後に3 年間以上のギムナジアの上級教員を勤めた者については,定数外の助教授として総合大学に任官できる場合があるとされた。これに対して,サンクトペテルブルク教育管区では,ギムナジア等を卒業した者を対象とする教育大学が帝国大学に先行して設けられ,その後,独立した高等教育レベルの教員養成機関である中央教育大学に改編された。 |
| キーワード | 帝政ロシア 教員養成 帝国大学令 附属教育大学 中央教育大学 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 13 |
| 終了ページ | 31 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69607 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Preliminary Consideration on Evaluation and Improvement of Teachers and Staff Training: A Case of School Administrative Staff Training Courses at Okayama University Center for NITS |
| フルテキストURL | bgeou_190_001_011.pdf |
| 著者 | 梶井 一暁| 金川 舞貴子| 髙瀬 淳| |
| 抄録 | 教職員研修を研修転移という問題関心から検討し,学習内容の現場実践を促す研修に向けた評価と改善について予備的考察を行う。NITS 岡山大学センターで実施する学校事務職員研修を事例に検討を試みるものである。事例では,受講者は研修に対する反応として,高い満足度や関連度,有用度,自己効力感を示していた。その反応と学習の転移として,現場での行動の変化が重要となる。管理職へのアンケートから,受講者における現場での研修内容の具体的活用は,部分的にとどまるが,実践例が認められた。そして,研修が受講者の行動変化や現場での成果創出を促すものとなるため,教職員と管理職による協働探究的関係の形成が重要となることを展望的に論じる。 |
| キーワード | 教職員研修 学校事務職員 研修転移 管理職 対話と奨励 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 11 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | bgeou_190_contents.pdf |
|---|---|
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-11-28 |
| 巻 | 190巻 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | bgeou_189_contents_e.pdf |
|---|---|
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-08-22 |
| 巻 | 189巻 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | bgeou_189_colophon.pdf |
|---|---|
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-08-22 |
| 巻 | 189巻 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69243 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The Development Process and Practical Challenges of the Educational Support System in a High School Implementing Resource Room Program: An Autoethnographic Case Study |
| フルテキストURL | bgeou_189_123_132.pdf |
| 著者 | 森 太| 吉利 宗久| |
| 抄録 | 本研究の目的は,通級による指導の運用に伴う教育支援体制の整備過程に焦点をあて,必要とされた取組とその対応策を学校事例に基づいて明らかにすることである。第一に必要とされた取組は,①個別の教育支援計画を活用可能にする体制,②合理的配慮の運用手続き,③特別支援教育委員会を活用する体制,④支援の必要な生徒の進路決定過程,⑤支援の引継ぎのための体制であった。第二に教育支援体制の整備を進めるにあたり,各部署への対応策として5点が効果的だということが示された。通級による指導を円滑に運用するには,教育支援体制の整備を進めること,その際に既存の体制を活用したり,各部署の取組に組み込んだり,各部署の業務との違いを明確化したり,場合によっては校内組織を混乱させないように教育支援体制を修正したりするなど,既存の各部署の体制への対応策を検討することの重要性が示唆された。 |
| キーワード | 高等学校 通級による指導 教育支援体制 オートエスノグラフィー |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-08-22 |
| 巻 | 189巻 |
| 開始ページ | 123 |
| 終了ページ | 132 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/69242 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Practice and Evaluation of a Revised Curriculum Aimed at Improving Practical Teaching Skills in Elementary Home Economics at Okayama University: An Analysis of a 2024 Student Questionnaire from the "Basics of Elementary Home Economics Teaching Methods" Course |
| フルテキストURL | bgeou_189_111_122.pdf |
| 著者 | 森 千晴| 久成 三有紀| 李 璟媛| 篠原 陽子| |
| 抄録 | これまで,岡山大学教育学部家政教育講座では,家庭科教員養成のコア・カリキュラムを設定し,家庭科のねらい・原理を達成できる実践的指導力の育成を行ってきた。本稿では,新カリキュラム1 年次開講科目である「初等家庭科内容基礎」と「初等家庭科指導法基礎」の二つの授業の実践について,その成果と課題を整理し,今後に向けての示唆を得ることを目的とした。学生のアンケート調査結果より,指導法基礎は,シラバスに記載した授業概要や到達目標に示した内容の理解を促すことができたと考えられた。また,本授業の成果は,内容基礎の学修成果と併せて,小学校家庭科の意義,中学校以降の学習との繋がりに対する理解を深めることができたと推察された。 |
| キーワード | 初等教員養成 家庭科 教科内容学 教科教育学 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2025-08-22 |
| 巻 | 189巻 |
| 開始ページ | 111 |
| 終了ページ | 122 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |