JaLCDOI | 10.18926/CTED/44382 |
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タイトル(別表記) | Historical Analysis of the Biology Education in the Japanese Lower Secondary School ―Based on the Course of Study― |
フルテキストURL | cted_001_105_114.pdf |
著者 | 小銭 彩香| 田中 賢二| |
抄録 | ほぼ半世紀の間に出されてきた6つの中学校学習指導要領に注目し,授業時間数は,昭和33・44年度告示の間で増加し,その後,平成10年度告示まで一貫して減少し,平成20年度告示に至り,昭和52年度告示の値に近づいている。目標表現では,「知る」が昭和33年度告示に非常に多く,昭和44・52年度告示にはなく,平成元・10・20年度告示に至って少し使われ,内容項目では,「遺伝」が昭和33・44年度告示にあり,昭和52・平成元・10年度告示にはなく,平成20年度告示に至って再び指示されている,などの変遷を見出した。中学校における生物教育の半世紀にわたる変遷は,黎明・混迷・再興の過程を経ているといえる。 |
キーワード | 日本 (Japan) 前期中等教育段階 (Lower Secondary Level) 生物教育 (Biology Education) 歴史的分析 (Historical Analysis) 学習指導要領 (Course of Study) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 105 |
終了ページ | 114 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835656 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44381 |
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タイトル(別表記) | Analysis of Biology Education at Mittelschule in Saxony,a New State of Germany ―Based on the Course of Study― |
フルテキストURL | cted_001_093_104.pdf |
著者 | 田中 賢二| 小銭 彩香| |
抄録 | ドイツ(連邦共和国)のザクセン邦におけるミッテルシューレ(通算呼称,第5~10学年)に焦点を当て,学習指導要領などを手がかりにして,生物教育の特徴を,物理教育との比較を通じて,明らかにした。生物は物理に比べて,履修開始学年が早く,学習期間が長く,能力(準備)育成に対して資質育成という職業生活を念頭においた目標に関して違いがあった。生物分野の人体に関する学習と物理分野の天文に関する学習は,占める役割が異なっていた。概念の位置づけの指示は生物にあり,物理になく,概念を重視した教育を目指している。このような履修開始学年と期間,一般教育への寄与という目標,重要な学習内容の存在,授業構成の方針の有無から判断すれば,ミッテルシューレにおける生物教育は物理教育と比べて,確固とした地位を占めているといえる。 |
キーワード | ドイツ (Germany) ザクセン邦 (Saxony) ミッテルシューレ (Mittelschule (middle school)) 生物教育 (Biology Education) 学習指導要領 (Course of Study) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 93 |
終了ページ | 104 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835655 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/43960 |
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タイトル(別表記) | Physics Education at Mittelschule in Saxony, a New State of Germany |
フルテキストURL | bgeou_146_029_040.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | ドイツ(連邦共和国)のザクセン邦に焦点を当て,ミッテルシューレにおける物理教育の現状を,学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。ミッテルシューレはハウプトシューレ課程(通算呼称第5~9学年)とレアールシューレ課程(第5~10学年)からなり,第6学年から始まる物理の週授業時間数合計(各学年週2時間)にも,違いが生じている。第7学年から,課程別に分かれ,2つの課程で,分野名・大項目数・中項目数・時数の全てで同一なものはなく,7~9学年における学習内容の目標表現,上位の目標への関連,他教科への関連,生徒実験の指示数などにも,課程の違いを見ることができる。しかし,教科の学習目標も検定物理教科書も,課程別に分けられていない。そこで,授業実践に際して,教 員の資質・能力が問われることになるといえる。 |
キーワード | ドイツ ザクセン邦 ミッテルシューレ 物理教育 学習指導要領 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2011-02-25 |
巻 | 146巻 |
開始ページ | 29 |
終了ページ | 40 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002828081 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/40576 |
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タイトル(別表記) | Elementary Science Educationin Saxony, a New State of Germany |
フルテキストURL | bgeou_145_059_068.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | ドイツ連邦共和国のザクセン邦に焦点を当て,初等教育段階における科学教育の現状を,学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。初等科学教育は授業時数,学習内容(大中項目数)からみて,事象教授のほぼ半分程度で,目標・内容数などでも偏りがない2分野:動植物との出会い,無生命自然の現象との出会いでなされていた。そして,事象教授内の科学教育以外との比較,隣接邦との比較からも,科学教育の教科独立の実現可能性が高いといえる。 |
キーワード | ドイツ ザクセン邦 初等教育段階 科学教育 学習指導要領 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-10-25 |
巻 | 145巻 |
開始ページ | 59 |
終了ページ | 68 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002615242 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/40070 |
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タイトル(別表記) | Physics Education for Gymnasium in the Swiss Gernlan Zone, Canton of Bern |
フルテキストURL | bgeou_144_093_104.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | スイス―ドイツ語圏ベルン邦―のギムナジウム(通算呼称で第9~12学年)における物理教育の現状を,いわば学校教育法,同施行規則,学習指導要領などから,明らかにした。ギムナジウムにおける物理教育の教科の種類や性格(目標)などは,そもそも大枠では,学校調整に関する邦間の協定(学習指導要領の大綱)に従っていること,一方,具体的な授業時間数や内容からは,第10学年と第11学年で分岐するが,最低でも3年間,過授業時間数合計で6時間,学ばれること,物理の3教科(基礎,重点,補充教科)の違いは,履修学年,授業時間数,目標だけでなく,最後の学習内容,現代物理の範囲と程度,その他の分野という内容の違いに,現れていることを明らかにした。 |
キーワード | スイス連邦 ドイツ語圏 ベルン邦 ギムナジウム 物理教育 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-06-25 |
巻 | 144巻 |
開始ページ | 93 |
終了ページ | 104 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002314158 |
JaLCDOI | 10.18926/20002 |
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タイトル(別表記) | CONSIDERATION OF THE COMPARATIVE EDUCATION ABOUT THE EVALUATION IN THE LOWER SECONDARY SCIENCE |
フルテキストURL | 010_047_054.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | まず,国内外の分類基準を参考に,新しい分類基準:知識・理解・応用の3レベル領域を作成した。次に,この基準を用い,前期中等教育段階に注目し,日本・アメリカ・シンガポールの科学教科書に掲載されている問題を分析した。日本の教科書は応用に属する問題数が少ないこと,アメリカの教科書は,理解より応用の問題数が多くなること,シンガポールの教科書は,応用より理解の問題数が多くなることなどを明らかにした。日本において「生きる力」の要素である『確かな学力』の育成が求められているが,教科書に掲載されている問題をただ解かせるだけでは,『確かな学力』に含まれる応用・活用能力を育成することは難しく,まだまだ大きな課題であるといえる。 |
キーワード | 評価 (Evaluation) 科学教科書 (Science Textbook) 前期中等教育 (Lower Secondary Level) 比較 (Comparison) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2010-03-10 |
巻 | 10巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 47 |
終了ページ | 54 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002310816 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/19985 |
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タイトル(別表記) | Science Education in Lower Secondary Level in the Swiss German Zone, Canton of Bern |
フルテキストURL | 143_001_011.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | スイス―ドイツ語圏ベルン邦―の前期中等教育段階における科学教育の現状を,いわば学校教育法,同施行規則,学習指導要領などから,初等教育段階との対比に注目し,明らかにした。科学教育はともに筆頭教科である自然―人間―共同社会の中の科目理科で行われている。初等教育段階とは違って,前期中等教育段階では教科内に総合をも設定し,テーマと科目や総合との対応,また,科目毎の授業時間数,総合と裁量の為に使われるべき授業時間の割合を示している。前期中等教育段階の科学教育における目標は,初等科学教育と比べると,認識と知識の習得が重要になってきており,広がりと深化を示している。内容の関連性への配慮要請,拘束性は,前期中等教育段階の科学教育の方が大きく,弱い。また,内容の連続性は,両段階で共通の唯一のテーマでさえ,考慮されているとはいい難く,教員に託されていることは大きいといえる。 |
キーワード | スイス連邦 ドイツ語圏 ベルン邦 前期中等教育段階 科学教育 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2010-02-25 |
巻 | 143巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 11 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 40017044238 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16092 |
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タイトル(別表記) | Transition in Elementary Science Education in Saxony- Anhalt, a New State of Germany |
フルテキストURL | 141_069_083.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | 旧東ドイツ地区・ザクセン・アンハルト邦に焦点を当て,初等教育段階における科学教育がどのように変化してきているのかを,新旧の学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。教科「郷土及び事象教授」の分野「自然との出会い」から教科「事象教授」の分野「自然科学」へ, 3階層から2階層構成へ, 2ヶ年や4ヶ年で達成される目標・内容区分への変化があり,授業時数の指示はなくなった。新旧テーマから物理化学分野・保健分野の組み入れを,目標そして内容から旧教科「学校園」の吸収を窺い知れる。資質能力(コンピテンシー)志向という新学習指導要領の特徴は,目標:内容に関わる資質能力において,状況に応じた応用力を求めている表現などに見いだされる。 |
キーワード | ドイツ ザクセン・アルハント邦 初等科学教育 学習指導要領 改訂 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-06-25 |
巻 | 141巻 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 83 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306877 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16080 |
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タイトル(別表記) | Elementary Science Education in the two States of Germany; Brandenburg and Berlin |
フルテキストURL | 142_061_072.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | ドイツのブランデンブルク邦とベルリン邦とに焦点を当て,初等教育段階における科学教育の現状を,学習指導要領などを手がかりにして,明らかにした。邦合併の模索,制度の共通性,新しい概念の採用による学力向上策とを背景に,同じ枠組み,つまり,第1~4学年が教科「事象教授」のlつのテーマ「自然現象を解明する」,第5~6学年が教科「理科」で行われている。事象教授における科学教育は伝統に支えられ統一の結果となったが,しかし,理科では,テーマ枠はほぼ同じであるものの,そもそも,週授業時間数合計は異なっており,目標(学習要請)や内容に至っては,同じになっていない。 |
キーワード | ドイツ ブランデンブルク邦 ベルリン邦 初等科学教育 学習指導要領 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-10-21 |
巻 | 142巻 |
開始ページ | 61 |
終了ページ | 72 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306465 |
JaLCDOI | 10.18926/15108 |
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タイトル(別表記) | The New Type of Lectures on the Development of Science Teaching Plans and Materials Tried in the Department ofEducation |
フルテキストURL | 009_097_102.pdf |
著者 | 稲田 佳彦| 入江 泉| 跡部 紘三| 安藤 元紀| 石川 彰彦| 宇野 康司| 小倉 久和| 柿原 聖治| 加藤 内蔵進| 喜多 雅一| 田中 賢二| |
抄録 | 岡山大学教育学部の理科教育講座に所属する3年生を対象に,理科教材・授業案開発を指向した新しい講義を始めたのでその報告を行う。本講義では,近隣の小,中学校や公民館,科学館等の協力も得て実践の場を確保し,開発した教材や授業案を実践することで生きた教材開発の訓練を行なうことを目指している。教科内容学担当教員と教科教育学担当教員の協働を模索すると同時に,大学教員の教科内容の専門知識や技量を教材や授業案に有効に活用できる講義を意識した。 |
キーワード | 学部講義 教材授業案開発 (Development of Teaching Plans and Teaching Materials) 授業実践 (Education practice) 理科教育 (Science Education Class) 新カリキュラム (New Curriculum) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2009-03-10 |
巻 | 9巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 97 |
終了ページ | 102 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307783 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/15023 |
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タイトル(別表記) | Elementary Science Education in the Swiss German Zone, Canton of Bern |
フルテキストURL | 140_055_063.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | スイス―ドイツ語圏ベルン邦―における初等科学教育の現状を,いわば学校教育法,同施行規則,学習指導要領などから,明らかにした。独立教科ではなく,教科「自然―人間―共同社会」の中の科目「理科:自然―人間―技術」,4テーマ「自然事象と自然体験」「自然体験」「エネルギーと物質」「生物の形態」に属する34項目で行われており,能力育成が大きな位置を占め認識と知識の習得は高学年になるとともに重要となっており,物理分野の内容が多いが低学年では生物分野が多いこと,しかし,そもそも授業時間数や内容に関する拘束 性は強くないことを明らかにした。 |
キーワード | スイス連邦 ドイツ語圏 ベルン邦 初等科学教育 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-02-25 |
巻 | 140巻 |
開始ページ | 55 |
終了ページ | 63 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002307869 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/14154 |
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タイトル(別表記) | Revision of the Chemistry Curriculum in Hauptschule (Lower Secondary School) of Austria |
フルテキストURL | 139_073_082.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | オーストリアの前期中等教育段階における化学カリキュラムの改訂の現状を、ハウプトシューレにおける化学の新旧学習指導要領などから、明らかにした。かつてのいわば「物理の最後に含まれる化学」から独立することにより、普通教育中学校下級段階との違いが解消(経済実科ギムナジウムを除く)した。しかし、週授業時間数は、最終(通算呼称8)学年における週2時間のままで、大きな変化にはならなかった。学習目標、内容、内容の取扱いの指示における変化からは、ハウプトシューレにおける化学カリキュラムの今回の改訂が、一方で、化学固有性の確立、他方で、学校・教員の自由裁量の拡大という方針に従ったことが、窺い知れた。 |
キーワード | オーストリア ハウプトシューレ 化学カリキュラム 学習指導要領 改訂 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2008-10-25 |
巻 | 139巻 |
開始ページ | 73 |
終了ページ | 82 |
ISSN | 0471-4008 |
関連URL | http://eprints.lib.okayama-u.ac.jp/12804/ |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 40016358767 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/13290 |
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タイトル(別表記) | Revision of the Biology and Environmental Studies Curriculum at the Lower Secondary Education in Austria |
フルテキストURL | 138_001_009.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | オーストリアの前期中等教育段階における生物・環境カリキュラムの改訂の現状を、新旧学習指導要領などから,明らかにした。旧から新 (現行)カリキュラムへの変化で,学校や教師の自由裁量が増える一方、前期中等教育段階における全ての学校種の生物・環境で同じであった週授業時間数が、ハウプトシューレ及びギムナジウム&経済実科ギムナジウムの下級段階の計 3つと実科ギムナジウムの下級段階とで違った減少になり、2分化した。また、目標・内容構造や重点の変化はあったが、しかし、生物教育とともに、人間の生存に関与する内部環境と地学教育に関係して自然環境を扱うという意味で環境教育をも担っている教科という本質は、変わっていないといえる。 |
キーワード | オーストリア 前期中等教育段階 生物・環境カリキュラム 学習指導要領 改訂実験授業 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2008-06-25 |
巻 | 138巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 9 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 40016202221 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/12804 |
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タイトル(別表記) | Pevision of the Physics Curriculum in Hauptschule(Lower Secondary School) of Austria |
フルテキストURL | 137_029_038.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | オーストリアの前期中等教育段階における物理カリキュラムの改訂の現状を,ハウプトシューレにおける物理の新旧学習指導要領などから,明らかにした。かつてのいわば「化学を含む物理」から化学の分離による普通教育中等学校下級段階との違いの解消と第 2 (通算呼称 6)学年における週授業時間数 2から 1への減少とが大きな変化であった。学習目標,内杏,内容の取扱いの指示における変化からは,ハウプトシューレにおける物理カリキュラムの今回の改訂が,一方で,コアの明確化と集中,他方で,学校・教員の自由裁量の拡大という方針に従ったことが,窺い知れた。 |
キーワード | オーストリア ハウプトシューレ 物理カリキュラム 学習指導要領 改訂 |
出版物タイトル | 岡山大学教育学部研究集録 |
発行日 | 2008-02-25 |
巻 | 137巻 |
開始ページ | 29 |
終了ページ | 38 |
ISSN | 0471-4008 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002304871 |
JaLCDOI | 10.18926/11395 |
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タイトル(別表記) | A Practice Report of the Lecture "Secondary Science Education A" in the First Half of 2002 Academic Year : The Lessons Learned from Science Course Contents in Various Countries |
フルテキストURL | 003_009_020.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | 本(平成14)年度の「中等理科教育学 A」における「諸外国における科学教育の学習内容に学ぶ」授業実践を、受講生、講義内容、評価の順に、分析・考察してきた。20名の受講生の内、単位を認定できた15名の受講生自身の自己評価、自らを含む講義全体に対する講義評価、教官が行った最終評価、これら3つの評価とも評定でみれば、総てについて、ほぼ良か優に相当し、今回の授業実践はほぼ所定の成果を得たと考えたい。しかし、次年度以降の改善の余地を、遅刻・早退・期日より遅れて提出されたレポートの把握に、また、学生が課題に取り組む時間的な余裕への配慮に、見いだしている。 |
キーワード | 実践報告 (Practical Report) 中等理科教育 (Secondary Science Education) 学習内容 (Contents of Study) 諸外国 (Foreign Country) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2003 |
巻 | 3巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 9 |
終了ページ | 20 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313760 |
JaLCDOI | 10.18926/11384 |
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タイトル(別表記) | The Survey on Familiar Living Things for the 9th Graders (about 15 year-olds) and High-School Science Teachers(around 35 yrar-olds): Comparison of Two Age Groups. |
フルテキストURL | 005_0033_0042.pdf |
著者 | 田中 賢二| 本田 義信| 田牧 愛| |
抄録 | 中学校3年生と高等学校理科教諭とを回答者とし、「多様な生物」に関する意識と、現行の小・中学校理科(生活科を含む)教科書に示されている「身近な生物」の身近さの程度とを問うアンケート調査を実施し、回答結果を比較分析してきた。中学3年生より高等学校理科教諭の方が、「多様な生物」に対する関心度が高いこと、自信度が高いこと、「身近な生物」により身近でることを、また、中学3年生と高等学校理科教諭とも、「生物の多様性」に関連した基本方針への関心も基盤となる学問的な知識も十分とは言い難いこと、植物より動物に対して自信度が高いこと、識別されている生物(種)数は現実より非常に多いと考えていることを、明らかにした。 |
キーワード | 調査報告 (investigation report) 身近な生物 (familiar living things) 比較分析 (comparative analysis) 中学生 (the 9th Graders) 高等学校理科教諭 (high-school science teachers) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 33 |
終了ページ | 42 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313849 |
JaLCDOI | 10.18926/11382 |
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タイトル(別表記) | Comparative Study of Biodiversity (Biological Diversity) at the Lower Secondary Education in USA, Austria and Japan. |
フルテキストURL | 005_023_032.pdf |
著者 | 田牧 愛| 田中 賢二| |
抄録 | 学習指導要領と教科書を手がかりに、アメリカ、オーストリア、日本の前期中等教育段階において、「生物の多様性」がどのように扱われているかを比較検討した。示されている生物については、総数はオーストリアが最も多いものの、種類の偏りは3国とも類似していた。また、想定されている学習の内容・方法は、3国とも「遺伝子・種・生態系の多様性」に関する内容があるものの、扱いに大きな偏りがあった。「生物の多様性」の扱われ方が大きく変化していく可能性を秘めている。 |
キーワード | 生物の多様性 (Biodiversity) 前期中等 (Lower Secondary Education) アメリカ (USA) オーストリア (Austria) 日本 (Japan) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 23 |
終了ページ | 32 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313507 |
JaLCDOI | 10.18926/11381 |
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タイトル(別表記) | "Biodiversity (Biological Diversity)" in the Austrian School Subject "BIOLOGIE UNDUMWELTKUNDE" at the Lower Secondary Education. |
フルテキストURL | 005_013_022.pdf |
著者 | 田牧 愛| 田中 賢二| |
抄録 | オーストリアの前期中等教育段階(第5~8学年)の教科「生物・環境」において、環境教育に関わる新しい課題となっている「生物の多様性」がどのように扱われているかを、学習指導要領と教科書を手がかりに分析した。「生物の多様性」の概念を規定してはいないものの、生態系を軸とした学習を通して、「生物の多様性」を扱っているといえることがわかった。 |
キーワード | 生物の多様性 (biodiversity) 教科書 (textbook) 前期中等教育 (lower secondary education) オーストリア (Austria) 生物・環境 (BIOLOGIE UND UMWELTKUNDE) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2005 |
巻 | 5巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 13 |
終了ページ | 22 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 40007056231 |
JaLCDOI | 10.18926/11355 |
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タイトル(別表記) | BIODIVERSITY of the "Integrated Science B" Textbooks in the Upper Secondary School. |
フルテキストURL | 004_025_034.pdf |
著者 | 田牧 愛| 田中 賢治| |
抄録 | 平成15年度から新設された高等学校「理科総合B」教科書における「生物の多様性(遺伝子・種・生態系の多様性)」の扱われ方を、学習指導要領と教科書を手がかりに分析した。実験・観察や課題研究には、様々な内容が取り上げられていたこと、示されている生物は、義務教育段階と同様、種類に未だ偏りがあること、そして、遺伝子・生態系の多様性の扱いに不十分さがあることを明らかにした。したがって、「生物の多様性」の扱われ方の現状は、多様であり、過渡期であるといえる。 |
キーワード | 生物の多様性 ( Biodiversity (Biological diversity) ) 教科書 (Textbook) 理科総合B (Integrated Science B) 生物教育 (Biological Education) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 25 |
終了ページ | 34 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313344 |
JaLCDOI | 10.18926/11353 |
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タイトル(別表記) | The Analysis of Questionnaires on Familiar Living Things: in the "Study of Science Instruction A" Class in the 4th Quarter of 2003 Academic Year. |
フルテキストURL | 004_011_024.pdf |
著者 | 田中 賢治| 田牧 愛| |
抄録 | 平成15年度第4四半期「理科授業研究A」受講生を回答者として、「多様な生物」に関する意識と現行の小中学校理科(生活科を含む)教科書に示されている「身近な生物」の身近さの程度とを問うアンケート調査を実施し、回答結果を分析・考察した。小学校教員になろうとする学生として、例えば、教科書で示されている生物の1/3は身近な生物ではなく、1/5は聴いたことさえない生物であること、また、「生物多様性条約」「生物多様性国家戦略」を誰一人として聴いたことがないことからわかるように、環境教育に関わる新しい課題「生物の多様性」に対処していくために必要な知識や関心があるとは言い難かった。教科書で示されている生物に対する検討だけでなく、教員養成に関しても検討が求められるものである。 |
キーワード | 調査報告 (student surveys) 身近な生物 (familiar living things) 理科教科書 (science textbooks) 小学校教員免許状取得希望者 (students in the pre-service teacher education program) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2004 |
巻 | 4巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 11 |
終了ページ | 24 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002313625 |