
| タイトル(別表記) | Proof of Causaution in Asbestos Damage ⑴ : Focused on The Construction Asbestos Benefit System (a Self-employed Person). |
|---|---|
| フルテキストURL | olj_76_1_52_35.pdf |
| 著者 | 辻 博明| |
| 出版物タイトル | 岡山大學法學會雜誌 |
| 発行日 | 2026-08-31 |
| 巻 | 76巻 |
| 号 | 1号 |
| 開始ページ | 52 |
| 終了ページ | 35 |
| ISSN | 0386-3050 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| タイトル(別表記) | Implementation status of the Child Abuse Prevention Law of 1933 |
|---|---|
| フルテキストURL | olj_76_1_292_54.pdf |
| 著者 | 大泉 陽輔| |
| 出版物タイトル | 岡山大學法學會雜誌 |
| 発行日 | 2026-08-31 |
| 巻 | 76巻 |
| 号 | 1号 |
| 開始ページ | 292 |
| 終了ページ | 54 |
| ISSN | 0386-3050 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| タイトル(別表記) | Jan-Werner Müller on cold war liberalism: moderate sensibility or “a fighting faith”? |
|---|---|
| フルテキストURL | olj_76_1_1_33.pdf |
| 著者 | 小田川 大典| |
| 出版物タイトル | 岡山大學法學會雜誌 |
| 発行日 | 2026-08-31 |
| 巻 | 76巻 |
| 号 | 1号 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 33 |
| ISSN | 0386-3050 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71152 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Actual Perceptions of Cartwheel in Mat Exercises: A Study and Analysis Based on Naive Concepts |
| フルテキストURL | bgeou_192_161_169.pdf |
| 著者 | 髙橋 徹| 坂本 康輔| 広野 健| |
| 抄録 | 本研究の目的は,小学校体育科,および中学校・高等学校保健体育科の器械運動領域で取り扱われる「側方倒立回転」に関する認識の実態を素朴概念に基づく調査を通して明らかにすることであった。素朴概念とは学習者が日常生活において経験的に獲得した知識,もしくは学校の授業等で学習する科学的概念とは必ずしも一致しない知識を指し示す用語である。本研究にて側方倒立回転という技を取り上げた理由とは,運動の形態上4パターンの実施方法が存在しているにも関わらず,合理的,かつ行い易い実施方法はそのうちの2パターンに限定されるという特殊性にある。本研究では側方倒立回転に対する素朴概念を明らかにするために,その認識を問うためのアンケート調査を実施した。調査期間は2023年6月7月,調査対象はA大学小学校教員養成課程に在籍する学生140名であった。調査の結果140名中35名,割合にすると32.1%が誤った知識を素朴概念として保有していたということが明らかとなった。 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 161 |
| 終了ページ | 169 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71151 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Community-Based Collaborative Project Toward an Inclusive Society Through Dance: A Case Study of Inclusive Dance Practice at the Okayama Uraja Festival |
| フルテキストURL | bgeou_192_147_159.pdf |
| 著者 | 吉村 利佐子| 小田 愛斗| 趙 頴妍| 谷川 沙也歌| 酒向 治子| |
| 抄録 | 障がい者の文化芸術活動では,障がい者が創造や発信に主体的に関わることが重視されている。しかし,その一形態であるインクルーシブダンスを地域社会に開かれた文化活動へと展開する事例の分析は十分ではない。そこで本稿では,岡山県の「うらじゃ」祭りにおいて発足したインクルーシブ踊り連「一期一会〜輪舞温羅」を対象に,インクルーシブうらじゃダンスの開発および実践過程を整理した。活動記録,映像記録,活動資料をもとに分析した結果,表現内容や実施方法,演舞環境が,参加者の心身の特性を踏まえて段階的に調整されていたことが明らかとなった。また,参加者の主観的運動強度は主に「楽」から「ややきつい」の範囲に分布し,活動満足度も高い傾向を示した。以上より,本プロジェクトは,地域文化を基盤としたインクルーシブな身体表現活動に関する基礎的知見を提供するものであると考えられる。 |
| キーワード | インクルーシブダンス うらじゃ 障がい者 ダンス 身体表現 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 147 |
| 終了ページ | 159 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71150 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Deepening Students' Subject View Through Compulsory Subjects in Elementary Home Economics at the Faculty of Education, Okayama University: Based on the Results of the 2024-2025 Survey |
| フルテキストURL | bgeou_192_137_146.pdf |
| 著者 | 森 千晴| 久成 三有紀| 篠原 陽子| 李 璟媛| |
| 抄録 | 本研究では,岡山大学教育学部新カリキュラムにおける,初等家庭科の必修科目「内容構成基礎」,「指導法基礎」,「指導法Ⅰ」の3科目を通して,履修学生の家庭科に対する教科観(イメージや考え方)がどのように変化したのかを,アンケート調査を用いて明らかにすることを目的とした。「指導する立場から小学校家庭科を学修して,家庭科のイメージや考え方が変化した」に対する5件法の回答では,「あてはまる」,「ややあてはまる」を合わせた肯定的な回答の割合は,「内容構成基礎」90.1%,「指導法基礎」88.5%,「指導法Ⅰ」95.0%と,「指導法基礎」でやや下がったものの,「指導法Ⅰ」で最も高い割合を示した。自由記述のテキスト分析では,必修科目の学修を通した学生の教科観は,「教科の学習内容の理解」→「教科理念の理解」→「教科指導の理解」の段階を踏むことにより,徐々に深化したと推察された。 |
| キーワード | 初等家庭科 教員養成 教科観 教科内容 教科教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 137 |
| 終了ページ | 146 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71149 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Basic Research on Teacher Learning through "Art Education Where Creativity Encounters Society" III: A Case Study Based on Lesson Records and Follow-Up Interviews with a Middle School Art Teacher |
| フルテキストURL | bgeou_192_125_135.pdf |
| 著者 | 松浦 藍| 妹尾 佑介| 木村 仁| 武田 聡一郎| 宣 昌大| 清田 哲男| |
| 抄録 | 本論は,学校外の他者との対話経験が,中学校美術科教員の授業実践においてどのように意味づけられていたのかを明らかにすることを目的とする。市井プロジェクトに参加した教諭Bを対象に,市井インタビュー後に実施された表現活動の授業記録と,授業実践後の追跡インタビューを照合した。その結果,教諭Bは,学校外の他者との対話経験を,授業方法の直接的な変更としてではなく,授業中の判断,生徒理解,題材・表現理解,生活実践との関係において意味づけていたことが確認された。特に,生徒の行動や表現を統制する見方から,その背景や生成過程を見取る見方への移行があった可能性が高い。以上のことから,本論により教師の学びを学校内の研修や同僚性に限定せず学校外の生活世界との関係から捉える意義が示唆された。 |
| キーワード | 美術教育 創造性 研修 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 125 |
| 終了ページ | 135 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71148 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Population Migration Trends in a Regional Hub City in the Chugoku Region: A Case Study of Okayama City, Okayama Prefecture |
| フルテキストURL | bgeou_192_109_124.pdf |
| 著者 | 野邊 政雄| |
| 抄録 | 本稿の目的は,2006年から2025年までの岡山市における人口移動を分析し,その動向を明らかにすることである。21世紀に入って以降,岡山市では中心市街地の再開発や分譲マンション供給の拡大により,都心回帰が進展してきた。また,リーマンショックや東日本大震災,新型コロナウイルス感染症の拡大といった出来事も,人口移動に一定の影響を及ぼしたと考えられる。しかし,こうした外部要因にもかかわらず,人口移動の基本的な趨勢に大きな変化はみられなかった。すなわち,岡山市は県内の大部分の圏域および県外の周辺地域から人口を吸収する一方で,三大都市圏を含む関東・近畿・中部地方へ人口を送り出している。 |
| キーワード | 政令指定都市 人口動態 自然増減 社会増減 人口移動 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 109 |
| 終了ページ | 124 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71147 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Spheres of Influence in the Vienna System: Through the Russo-Austrian Relationships at 1820s |
| フルテキストURL | bgeou_192_091_107.pdf |
| 著者 | 矢口 啓朗| |
| 抄録 | 国際政治上,頻繁に言及される現象にもかかわらず,「勢力圏」とその概念は十分に整理されていない。本稿では,1820年代ロシアのイタリア半島におけるオーストリアの勢力範囲に対する認識を事例に,19世紀前半のヨーロッパ国際社会における勢力圏のあり方を検討した。とりわけロシアは,1820年代を通じてバルカン半島で継続したギリシア独立革命への干渉を認めさせるべく,1820年代初頭のナポリ立憲革命を鎮圧したオーストリアの干渉の先例に繰り返し言及していた。その結果としてロシアの政策決定者たちは,1820年代初頭には完全に受け入れていなかった,イタリア半島におけるオーストリアの特別な利益の存在を認めるに至った。そして1830年のフランス七月革命の結果として,露墺両国は,バルカン半島とイタリア半島における双方の利益と勢力範囲をお互いに受け入れた。19世紀前半のウィーン体制期の勢力圏は,長期的な交渉の繰り返しで形成・構築されるものであり,認識のすり合わせが成功した場合には,大国間の外交的協力を可能にした。 |
| キーワード | ウィーン体制 勢力圏 ナポリ立憲革命 ギリシア独立革命 ロシア―オーストリア関係 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 91 |
| 終了ページ | 107 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71146 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Study on the Content Structure of Elementary Social Studies Based on the Law:Depending on the U.S. Legal Education Textbook “Foundations of Democracy” |
| フルテキストURL | bgeou_192_079_090.pdf |
| 著者 | 桑原 敏典| 福永 伸之介| |
| 抄録 | 本研究は,法に基づいて構成される初等教育段階の社会科の内容構成原理を明らかにするため,米国の初等法教育教材『民主主義の基礎(FOUNDATIONS of DEMOCRACY)』を分析したものである。日本における法教育研究は,1990年代後半から,米国の法教育研究を紹介する形で始まり,その後,数多くの米国の法関連教育教材が日本に紹介され,その分析に基づく研究成果が蓄積されてきた。しかし,それらの研究の多くは,中等教育段階のものであり,初等教育を対象とする法教育の研究は多くはない。本研究は,初等社会科としての法教育に焦点を当て,その内容構成を明らかにしようとする点に独自性がある。本研究で取り上げる『民主主義の基礎』は,日本でも注目され,複数の研究者によって分析されている。本研究では,それらの先行研究をふまえつつ,これまでの研究では十分解明されていなかった内容構成原理の解明を目指す。 |
| キーワード | 小学校社会科 法教育 内容構成 米国社会科 米国法教育 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 79 |
| 終了ページ | 90 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71145 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Research on Formative Activities that Shape Children's Sense of Self : A Perspective on Understanding Children's Learning Based on the Literature of Bin Kimura |
| フルテキストURL | bgeou_192_069_077.pdf |
| 著者 | 大平 修也| |
| 抄録 | 本研究では,造形行為において,子どもの「自己」が立ち上がることをその子ども自身の学びとして捉える視点について,木村の文献を手掛かりに検討した。まず,「自我」,「無意識」,「自己」の概念を整理し,造形行為において個々の子どもに経験される学びを考察した。次に,個々の子どもに経験される学びが,活動場所や造形行為を共有する他の子どもへと知られ受容されていく関係が,造形行為の過程で形成されることを考察した。最後に,造形行為において形成される子ども同士の関係へと参与し,同じ経験を共有していくあり方が,子どもの「自己」が立ち上がる学びを捉える視点そのものであることを示した。今後は,芸術教育や芸術実践を対象とした研究により,本研究の知見を深めていく。 |
| キーワード | 関係 無意識 自我 自己 主体的な学び |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 69 |
| 終了ページ | 77 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71144 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The Structure of Childcare Practices Supporting the Regulation of Negative Emotions in Infant Classrooms: A SCAT Analysis of Group Interviews with Early Childhood Educators |
| フルテキストURL | bgeou_192_053_067.pdf |
| 著者 | 片山 美香| 岡村 幸代| |
| 抄録 | 本研究の目的は,0歳児クラスにおける乳児の負の情動調整を支える保育実践の構造を明らかにすることである。0歳児クラス担当保育者2名を対象にフォーカス・グループ・インタビューを実施し,逐語録をSCAT により分析した。その結果,【受容的共同調整による情緒的安全基地の形成】【子どもの心情の理解に基づく見立ての深化】【子どもの心情の予測に基づく情動調整】【保育者間協働による情動調整の実践の共有】【好みや文化的媒介を活用した情動安定化】の5つの統合カテゴリーが導出された。保育者が子どもの心情変化を見取りながら,待機・見守り・最小限の介入を調整する「子どもの心情の予測に基づく情動調整」が特徴的であった。情動調整支援が保育者間の協働的実践で支えられていることも明らかになった。 |
| キーワード | 0歳児クラス 負の情動調整 保育実践 SCAT 分析 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 53 |
| 終了ページ | 67 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71143 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Practical Study on Collaborative Training of Novice University Note-takers for Support University Students Who Are Deaf or Hard of Hearing: Examining a Training Model Utilizing Diverse Human Resources |
| フルテキストURL | bgeou_192_037_051.pdf |
| 著者 | 下中村 武| 井上 寛子| 髙木 由香| 副島 弘文| 藤瀬 昇| |
| 抄録 | 本研究は,多様な人的リソースを活用した聴覚障害学生支援のための初学者向けノートテイカー共同養成研修の効果と課題を明らかにし,今後の共同養成研修のあり方について検討することを目的とした。共同養成研修の効果として,【他大学との交流の有効性】,【研修順序の有効性】,【研修内容の充実】などが見られ,今後の研修の生かし方として,【研鑽や活動拡大】,【支援・研修の充実】などが挙げられており,研修の有効性が明らかになった。一方で,共同養成研修の課題として,交流プログラムの満足度が相対的に最も低く,【時間不足】が背景にあると考えられた。これらのことを踏まえて,共同養成研修のあり方として,学生・教職員が交流する十分な時間の確保や,各講義時間の増加のために,動画を視聴するオンデマンド形式を基本として,交流や演習などを対面,またはリアルタイムオンラインで実施するなどの研修方法が考えられる。 |
| キーワード | 聴覚障害 障害学生 情報保障 ノートテイク 共同養成 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 37 |
| 終了ページ | 51 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71142 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Psychological Determinants of University Students’ Subjective Well-Being and Motivation Toward Happiness: Focusing on Authenticity, Interpersonal Relationships, and Engagement |
| フルテキストURL | bgeou_192_027_036.pdf |
| 著者 | 青木 多寿子| 原田 実季| |
| 抄録 | 本研究は,大学生の幸福感を規定する心理的要因を明らかにすることを目的とし,主観的幸福感(SHS)および幸せへの動機づけ(HEMA)を従属変数として,本来感,対人関係(被受容感・被拒絶感),エンゲージメント(感情・認識)との関連を検討した。大学生139名を対象に質問紙調査を実施し,相関分析および重回帰分析を行った。その結果,主観的幸福感には本来感と感情エンゲージメントが正の影響を,被拒絶感が負の影響を与えていた。幸せへの動機づけのうち,幸福追求と喜び追求には本来感が正の影響を示し,幸福追求には感情エンゲージメントと認識エンゲージメントも関連していた。一方,くつろぎ追求にはいずれの要因も有意な影響を示さなかった。以上より,大学生の幸福感は,自分らしく行動できている感覚や活動への積極的関与によって高まり,他者からの拒絶感は幸福感を低下させることが示唆された。 |
| キーワード | 主観的幸福感 幸せへの動機づけ 本来感 対人関係 エンゲージメント |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 27 |
| 終了ページ | 36 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71141 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Leadership Self-Efficacy through Collaborative Experiences in Group Activities: The Role of Habitual Reflection on Experience |
| フルテキストURL | bgeou_192_013_026.pdf |
| 著者 | 三沢 良| 金見 駿汰| 長谷川 尚子| |
| 抄録 | 本研究では,日常的な集団活動での協働経験および経験学習習慣が,リーダーシップ効力感とどのように関連するのかを検討した。大学生を対象に質問紙調査を実施し,99名の有効回答を分析対象とした。因子分析により,協働経験について「協働的問題解決」,「集団内責任遂行」,「意思決定参画」の3因子が抽出された。リーダーシップ効力感(鼓舞力,変革力,共感力)との関連を階層的重回帰分析で検討した結果,集団内責任遂行の経験は変革力と,意思決定参画の経験は鼓舞力と関連し,経験学習習慣は変革力および共感力と正の関連を示した。また,協働的問題解決の経験が少ない場合には,経験学習習慣が鼓舞力と変革力を補完的に高める可能性が示唆された。得られた知見に基づき,大学生のリーダーシップ育成における協働経験の内容に応じた支援と,経験を省察する習慣形成の重要性を議論した。 |
| キーワード | 集団活動 協働経験 リーダーシップ効力感 経験学習習慣 大学生 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 13 |
| 終了ページ | 26 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| JaLCDOI | 10.18926/bgeou/71140 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Aspects of the Adoption of Simultaneous Teaching Methods in Japan in the Late 19th Century: A Perspective on the Transition from Early Modern to Modern Periods |
| フルテキストURL | bgeou_192_001_012.pdf |
| 著者 | 梶井 一暁| |
| 抄録 | 近代日本における西洋教育の日本教育への影響を考察し,とくに世界で伝播のあったモニトリアル・システム(助教法)の日本教育における位置を検討する。19世紀後半は,近世の寺子屋の時代から近代の小学校の時代への転換期であった。国民教育の場としての小学校が整い,男女が就学する状況の形成があった。この過程において,日本がアメリカ経由で受容した一斉教授は,教師が教室で教授する方法であった。助教を用いる方法ではなかった。本稿は,近代日本ではモニトリアル・システムを基本的には経験しない展開と,一斉教授を行う教師の養成があったことを論じるものである。 |
| キーワード | 近世・近代転換期 一斉教授 個別教授 モニトリアル・システム 教育伝播 |
| 出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
| 発行日 | 2026-08-28 |
| 巻 | 192巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 12 |
| ISSN | 1883-2423 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| タイトル(別表記) | Bulletin of Cultural Heritage Management Division Research Institute for the Dynamics of Civilizations Okayama University 2024 |
|---|---|
| フルテキストURL | barc_2024.pdf |
| 著者 | 山口 雄治| 柴田 亮| 野﨑 貴博| 宇田津 徹朗| 鈴木 茂之| 白石 純| パレオ・ラボAMS年代測定グループ| 岩﨑 志保| |
| 出版物タイトル | 岡山大学文明動態学研究所文化遺産マネジメント部門紀要 |
| 発行日 | 2026-02-20 |
| 巻 | 2024巻 |
| ISSN | 2758-9625 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | ⒸCultural Heritage Management Division, Research Institute for the Dynamics of Civilizations, Okayama University |
| 論文のバージョン | publisher |
| Pages | vi, 56 p. |
| フルテキストURL | papyrus_032_21_28.pdf |
|---|---|
| 著者 | 山﨑 湧太| |
| 抄録 | 本研究の目的は,小学校算数科における割合の見方である基準量を1とみる見方の様相について第4学年の授業実践を通して考察することである.第4学年の割合の出発点の学習において重要なことは,2つの数量関係の比較を行う場合,数学的な見方として,「基準とする数量を1とみたとき,もう一方の数量が何倍にあたるか」という割合の見方をすることが大切である.しかし,その見方を働かせることは子どもには相当難解である.一般的な問題点は,どうせ難しいからと 「基準量を1とみましょう」と安易に指導者が教え込むため,不十分な理解のまま学習が進むことである.「基準量を1とみるとは一体どういうことなのか」「なぜ,基準量を1とみなければならないのか」と子ども自らがニーズを発見し,強く意識的に考えることが不可欠である.そうしなければ,5・6学年で発展的に百分率や比について学ぶ際に,割合の考えを活性化して割合の考えを統合的・発展的に深められることはできないと考える.本研究では,どのような指導の工夫をすれば,第4学年の子ども自らが基準量を1とみる見方で2量を比較する割合の考えを創発するか,授業実践を通して実証的に検証する. |
| キーワード | 割合の初期指導 基準量を1とみる見方 整数倍 |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2026-05-31 |
| 巻 | 32巻 |
| 開始ページ | 21 |
| 終了ページ | 28 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | papyrus_032_9_20.pdf |
|---|---|
| 著者 | 黒﨑 東洋郎| 森川 唯| |
| 抄録 | 「個別最適な学び」「協働的な学び」の提案に注目が集まっている。これらは全教科教育に当てはまることである。これらを算数の改革・改善の喫緊の課題のように主張するする人が多い。本当の課題は大局的に改訂された算数・数学の資質・能力(2017)の育成にあると考える。「主体的・対話的で深い学び」に重点を置く授業公開を見ることが流行している。ところが、「主体的で、対話的な深い学び」を、資質・能力と結びつけた事例研究は見られない。「数学的に考える」を育成するには、「数学的な見方・考え方」と「数学的活動」を3者一体的に連動させるべきである。この理念は教材構成、授業構成まで具体化されていない。そこで、具体的にどのようにシステムを構想すればよいのか、その一端を検討する。 |
| キーワード | 数学的な見方・考え方 数学的活動 数学的に考える 連鎖 |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2026-05-31 |
| 巻 | 32巻 |
| 開始ページ | 9 |
| 終了ページ | 20 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |
| フルテキストURL | papyrus_032_1_8.pdf |
|---|---|
| 著者 | 杉能 道明| |
| 抄録 | 令和7年9月、中央教育審議会の教育課程企画特別部会が論点整理(素案)を発表した。この中で、令和9年に告示が見込まれる次期学習指導要領に向けての基本的な考え方が示された。➀主体的・対話的で深い学びの実装、②多様性の包摂、③実現可能性の確保、を柱に「多様な子供たちの『深い学び』を確かなものに」というフレーズが示されている。これにより、次期学習指導要領も引き続き、「主体的・対話的で深い学び」という授業改善の視点を重視し子どもの資質・能力を育成する方向性は継続されることが示された。変化の激しい時代を生き抜く多様な子どもたちに必要となる資質・能力の中核は、思考力・判断力・表現力だと考える。自分の頭で考え、判断し、表現する力、相手を説得する力が求められている。 本研究では、第2学年「三角形と四角形」において、三角形と四角形の概念を形成する数学的活動の在り方を探究する。図形を弁別する数学的活動に焦点を当て、図形の概念を形成し、根拠をもとに説明する力をいかに育成すべきかを提案する。 |
| キーワード | 図形の概念形成 数学的活動の最適化 図形の弁別 |
| 出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
| 発行日 | 2026-05-31 |
| 巻 | 32巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 8 |
| ISSN | 1341-3155 |
| 言語 | 日本語 |
| 論文のバージョン | publisher |