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Author 岡山大学医学部附属環境病態研究施設,岡山大学医学部附属病院三朝分院|
Published Date 1991-08
Publication Title 環境病態研報告
Volume volume62
Content Type Others
Author Watanabe, Atsuyuki| Kusano Fukushima, Kengo| Morita, Hiroshi| Miura, Daiji| Sumida, Wakako| Hiramatsu, Shigeki| Banba, Kimikazu| Nishii, Nobuhiro| Nagase, Satoshi| Nakamura, Kazufumi| Sakuragi, Satoru| Ohe, Tohru|
Published Date 2008-05-01
Publication Title 岡山医学会雑誌
Volume volume120
Issue issue1
Content Type Journal Article
Author Matsuoka, Ken-ichi| Aoyama, Kazutoshi| Koyama, Motoko| Hashimoto, Daigo| Asakura, Shoji| Ichinohe, Tatsuo| Tanimoto, Mitsune| Teshima, Takanori|
Published Date 2008-05-01
Publication Title 岡山医学会雑誌
Volume volume120
Issue issue1
Content Type Journal Article
Author Komatsu, Hirokazu| Mitsunobu, Fumihiro| Doi, Hiroyuki| Koide, Norio|
Published Date 2008-05-01
Publication Title 岡山医学会雑誌
Volume volume120
Issue issue1
Content Type Journal Article
Author Kitamura, Shinji|
Published Date 2007-05-01
Publication Title 岡山医学会雑誌
Volume volume119
Issue issue1
Content Type Journal Article
JaLCDOI 10.18926/OER/12408
Title Alternative An Essay on Comparative Case Analyses in Management Studies, Part I.
FullText URL 38_4_039_050.pdf
Author Fujii, Daiji|
Abstract 本稿は,経営学の分野で,比較事例分析という研究方法が,どのように理論産出に貢献しうるかを考察することを目的とした作業の一部である。 経営学の文脈では,実証的研究方法として事例研究が頻繁に実施されている。しかしながら,成果として提出される理論がどの程度妥当なものと認められ得るのかについて,常に批判に晒されるリスクを負っている。単純ではあるけれども,もっとも強力な批判の矛先は,ごく少数の事例を見ただけ では,仮説の検証という意味では心もとない,というその一点に向けられている。確かに事例研究に対する擁護者は存在するけれども,投稿論文でも「仮説」という用語を論文に用いるや否や,匿名査読者から例外なく容赦ない批判を浴びせられるのが現実である。 そもそも事例研究は,仮説の普遍的妥当性を主張するものではない。登場する行為者の目的や動機,さらに行為者間の相互作用過程にまで踏み込んだ,内部一貫した論理展開を行うことのほうが,経営現象をより深いレベルで理解できるはずだという認識が,その主張の根底に流れている。事例分析を行う研究者は,仮説の検証ではなくて,理論産出を目指すのが良いと言い換えられるかもしれない。この目的に照らせば,既存の研究蓄積との対比で問題が提起され,理論的主張に対して事例記述が例証と位置づけられることによって,事例研究は成り立つことになる。 ただしその主張にたどり着くまでの調査過程で,どのような問題を提起し,どのような主張を展開すべきなのかに迷ってしまうことがある。というのは,しばしば事例記述のためのデータ収集には長い時間と多大な労力がかかるために,どこに向かうべきなのか「腹を括る」よりも前に実質的な試行 錯誤を始めざるを得ないからである。 毎日図書館に通って,高度経済成長の最中に出版された(しかも開けばまだ真新しい)新聞の縮刷版をひっくり返したり,やっとの思いでキー・パーソンへのアクセスがかなったにも拘わらず,気の利いた質問のひとつもぶつけられずに悔しい思いをしたり,調査協力者に内容確認を依頼した結果,公表を辞めるよう求められたり,どこに向かうとも知れない憂鬱な作業は続く。さらにその事例については他の誰よりも詳しく通じてしまった結果,理論的な整理が付かないまま膨大な事実を草稿の中で列挙してしまうというのも,多かれ少なかれ誰にでもあり得る。これらのことが定性的な研究方法は「職人仕事」であると皮肉られる理由にもなっており,とくに仮説検証を重視する人々にとっては,追試可能性の低さと結びつけて,格好の批判材料を提供することになる。本稿の意図が,こうした見解に加担することではないのは言うまでもない。しかしながら,筆者自身が事例研究を行う立場だからこそ,それがあまりに感性とか根性論に訴えねばならないもののように思われて,歯がゆい思いをすることも多いのである。 以上のような試行錯誤のプロセスは,研究者として駆け出しの間は当然避けられないものだけれども,標準的とは言わないまでも「何かしら有意義な理論の産出に辿りつくまでに最低限やっておくと良いこと」という意味での研究作法があればこそ,研究者コミュニティ全体での知識の効率的蓄積が可能というものである。その研究作法が,産出された理論の確からしさを一定程度保証してくれる方法論的配慮がなされたものであれば,より望ましい。 ここで有用なアドバイスが,グレイザー・シュトラウス(1967)に求められる。理論産出に主眼を置き,「理論的サンプリング」による絶えざる比較法を用いることで,研究者の着眼は理論的にも有 意味な構成概念へと昇華させることができると示唆されている。理論的サンプリングとは,まず十分な分散を確保したデータがあることを前提としたランダムサンプリングとは対照的に,理論的に有意義と考えられる比較対象を分析者が意図的に選択し,比較分析を何度も繰り返すことで,新たな構成 概念を発見するというものである。 ただし残念なことに,この文献は一読して理解できるという性質のものではない。読者が自らの経験や知識を当てはめながら少しずつ解釈を加えていかないことには,著者の豊かな含意を捉え損なうものである。そこで筆者は,いくつか参考になりそうな文献を渉猟しながら,比較作業が理論の産出 という研究作業にどのような指針を与え,最終的な理論的主張に対して方法論的な正当性をどのように与えうるのかを議論することにした。 筆者自身は経営学を専攻としており,グレイザーらは医療現場を分析対象としている社会学者であるので,両者の認識ギャップを埋める作業は容易ではない。いくらか遠回りのようではあるけれども,まず本稿では経営学者としてグレイザーらの所論に依拠しつつ,実際に比較事例研究を実践した 研究者の著作に当たることから始めようと考えている。続いて次稿以降では,グレイザーらの研究領域である医療現場の社会学を対象にして,彼らの意図するところをより深く掘り下げていくことを予 定している。最終的には,筆者自身の立場を明らかにする作業が必要になるけれども,それはもう少し先のこととなろう。 本稿は,いわば先人の研究実践を事例研究することを通じて,筆者なりの研究作法を探る試行錯誤プロセスの一環であり,相撲で言えばぶつかり稽古のようなものである。
Publication Title 岡山大学経済学会雑誌
Published Date 2007-03
Volume volume38
Issue issue4
Start Page 39
End Page 50
ISSN 03863069
language Japanese
Copyright Holders 岡山大学経済学会
File Version publisher
NAID 120002304919
JaLCDOI 10.18926/OER/12406
Title Alternative Variations in medical expenses for the elderly and the economic issues
FullText URL 38_4_021_038.pdf
Author Chino, Tetsuro|
Abstract 少子高齢化の進展のみならず,疾病構造の変化,急速な医療技術や医学知識の発展など,医療分野を取り巻く環境条件の大きな変化によって,医療資源の配分は様々な影響を受ける。一般に,市場機構ではなく制度・規制を通じた非市場的な資源配分の仕組みが実施される領域では,環境条件の変化に対する対応が制度・規制の調整(つまり制度改革や規制の変更等)を通じて行われる。この調整が適切に実施されない場合,資源配分上および所得分配上の問題が深刻化することになる。医療分野のように環境条件の大きな変化のもとで,現行の医療制度を通じた資源配分は効率性のみならず,医療支出や負担の格差という所得分配上の問題も発生させることになった(Tokita, et al. (1997),知野(2005)(2006))。しかし,2006年6月には制度改革を目的とする医療制度関連法案が成立した。と くに本稿との関係では新たな高齢者医療制度が2008年に創設されることになる。現在,同法案の目的に沿って具体的な施策が検討・実施されつつある)。 本稿では新たな高齢者医療制度の導入に先だって,現行老人保健制度のもとにおける老人医療の格差問題とその課題について都道府県別の医療費データを中心に明らかにすることが目的である。それは次の3つの具体的な目的に関係する。第一に,本稿が対象とする都道府県レベルの分析について言えば,今後の改革では,都道府県が新たな高齢者医療費制度,医療費適正化政策,保険者機能などという点において重要な役割を担うことから注2),都道府県単位の研究成果が一層の重要性を有するようになるということである。第二に,今までの我々の一連の研究(知野(1998)(2003)(2005),Tokita, Chino, and Kitaki(1999),知野・杉野(2004))に関連したことであるが,本稿では介護保険制度が導入された2000年以降のデータを追加することによって,高齢者医療費の変動と格差に関する特徴と課題をあらためて検討するという目的がある。最後に,近年では医薬分業の進展が著しく,これを考慮したとき,高齢者の入院外診療に係る費用の都道府県レベルにおける変動と格差がどのような特徴と問題を有しているのかを検討することである。 論文の構成は次の通りである。1節では老人保健制度下における老人医療の負担の仕組みを説明した後,「老人医療費」の内容およびその費用の時系列的な推移を検討する。2節では「老人医療費」のうち診療費に限定して,高齢者の入院診療費と入院外診療費を取り扱う。それらの診療費について 都道府県レベルの変動と格差に関するデータの時系列分析を行ってその特徴と問題を明らかにする。3節では医薬分業の進展について検討し,高齢者の院外処方の薬剤費が都道府県レベルでどのような変動と格差が存在するのかを吟味する。4節では医薬分業を考慮して高齢者の入院外診療費に,その 院外薬剤費を加えた費用を検討する。この合計費用が都道府県レベルでどのような変動と格差が存在するのかを吟味する。
Publication Title 岡山大学経済学会雑誌
Published Date 2007-03
Volume volume38
Issue issue4
Start Page 21
End Page 38
ISSN 03863069
language Japanese
Copyright Holders 岡山大学経済学会
File Version publisher
NAID 120002304915
Author Chaerul, Mochammad|
Published Date 2007-03-23
Publication Title
Content Type Thesis or Dissertation
JaLCDOI 10.18926/11936
Title Alternative The contrast media containing soft drinks for X-ray examination of the stomach
FullText URL 005_111_114.pdf
Author Shibuya, Koichi| Nakagiri, Yoshitada| Azuma, Yoshiharu| Goto, Sachiko| Sugita, Katsuhiko| Okura, Yasuhiko| Tandani, Nobuyoshi| Nobuhara, Eitaro| Mikami, Yasutaka|
Abstract 胃検診の受診者を増やし、検査を円滑に行う上で、造影剤である硫酸バリウム懸濁液の飲みにくさが障害の一つとなっている。これを改善する試みとして、懸濁液に市販の粉末清涼飲料を混入し検討したところ72.1%の人から通常のものよりも飲みやすいという回答を得た。今後、臨床的な検討を加えながら、さらに創意工夫していく必要がある。
Keywords 造影剤 (contrast media) 硫酸バリウム製剤 (barium sulfate suspension) 粘度 (viscosity) 飲みやすさ (easiness to drink)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 111
End Page 114
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313324
JaLCDOI 10.18926/11934
Title Alternative Granularity of Asymmetric Screen-Film System
FullText URL 005_105_110.pdf
Author Honda, Mitsugi| Yoshida, Akira| Nakamura, Nobue| Mimura, Seiichi| Kadohisa, Sigefumi| Mikami, Yasutaka| Azuma, Yoshiharu| Takeuchi, Tomoyuki| Sugita, Katsuhiko| Hiraki, Yoshio|
Abstract 非対称増感紙フィルム系について、両面乳剤フィルムのウィナースペクトル測定に及ぼす影響を検討した。濃度0.5~2.5のノイズ試料のフロント乳剤、バック乳剤、支持体層それぞれで測定したスペクトルの和と、両面同時に測定した全スペクトルとを比較した。その結果、全ウィナースペクトルの値は、フロント乳剤、バック乳剤の和より高くなった。また、試料濃度が高いほど、その差は大きくなった。これらは、マイクロデンシトメータの光学系の配置と両面乳剤フィルムの構造に起因している。したがって、非対称システムのようにフィルムの前面と後面で特性を分けて考える場合、注意を要する。
Keywords 非対称増感紙フィルム系 (asymmetric screen-film system) 両面乳剤フィルム (double-emulsion film) ウィナースペクトル (Wiener spectrum) 粒状性 (granularity) マイクロデンシトメータ (microdensitometer)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 105
End Page 110
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313805
JaLCDOI 10.18926/11931
Title Alternative Statistics and analysis on the troubles of linear accelarator.
FullText URL 005_099_103.pdf
Author Nakagiri, Yoshitada| Mikami, Yasutaka| Azuma, Yoshiharu| Sibuya, Koichi| Goto, Sachiko| Inamura, Keiji| Tahara, Seiji| Uno, Hirofumi| Sugita, Katsuhiko| Hiraki, Yoshio|
Abstract 放射線治療の成否は厳密に設定されたTarget Volumeに如何に正確な線量を照射するかによって決まる。治療術式の過程において、最も大きな誤差を生む要因は照射機器である。誤差の少ない治療を目指す第一歩は機器を正確に作動させることであり、日常からの保守点検および整備が必要である。今回、岡山大学附属病院で1976年から1991年までに使用されたリニアックについて、その故障状況を集計し、部位別故障件数、管球の寿命、稼動率などを分析検討した。その結果、故障件数では設置され稼動を始めた1976年、装置の老朽化が進んだ1990、1991年に多かった。部位別集計では加速部に圧倒的に多く、次いで照射口、高圧部の順であった。稼動率は設置年および1987年を除いてはいずれも96%以上とよい結果であった。この結果は全国に稼動している同型の装置の保守点検に役立つものと考える。
Keywords 放射線治療 (radiotherapy) 直線加速器 (linear accelarator) 故障 (troubles of radiation system)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 99
End Page 103
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313722
JaLCDOI 10.18926/11928
Title Alternative Oyygen uptake of adriamycin resistant cells of Ehrlich ascites tumor
FullText URL 005_095_098.pdf
Author Kawasaki, Shoji| Nomura, Takako| Matsuura, Junko| Sasaki, Junzo| Gao, Xian Shu| Asaumi, Jun-ichi| Nishikawa, kouji| Hiraki, Yoshio| Utsumi, Kozo|
Abstract エールリッヒ腹水癌細胞を用いアドリアマイシンに対する耐性細胞(ADR耐性細胞)を樹立した。電子顕微鏡を用い撮影写真から細胞質当たりのミトコンドリア(MT)の割合を面積比で求めた。親株に比較して1μg/ml ADR耐性細胞では1.32倍、10μg/ml ADR耐性細胞では1.47倍であった。これらの細胞の呼吸を測定した。耐性細胞の内発呼吸は親株に比較して増加していた。1μg/ml ADR耐性細胞では1.45倍、10μg/ml ADR耐性細胞では1.49倍であり、MTの増加量とほぼ同じ割合であった。これらのことから、細胞が耐性になるとエネルギー消費が高まるために細胞内MTが増加し、その結果呼吸(酸素消費)が増加することが推察された。
Keywords アドリアマイシン (adriamycin) 多剤耐性 (multidrugs resistant) 酸素消費 (oxygen uptake) 呼吸 (respiration) ミトコンドリア (mitochondria)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 95
End Page 98
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313514
JaLCDOI 10.18926/11925
Title Alternative Effect of ferrous iron on 3T3-cell survival in cell culture
FullText URL 005_091_094.pdf
Author Yamamoto, Goki|
Abstract 細胞培養レベルでの二価鉄の影響をマウス3T3細胞を用いてコロニー法でみた結果は、細胞播種直後の二価鉄添加(濃度0.5mMで0.75%の生存率)と培地に二価鉄添加後の細胞播種(濃度0.5mMで55%の生存率)で異なった細胞生存率が得られたことから、いずれも単細胞処理後の浮遊細胞に対する影響と考慮して、ディシュ面への接着後の培養細胞に対する二価鉄の影響を検討した。細胞播種1日後の二価鉄添加では濃度0.5mMで73%の生存率が得られ、上記条件下よりも高率の生存率が認められた。さらに生存の細胞コロニーの径は処理群で短縮がみられ、増殖阻害が明らかに認められた。細胞播種直後の二価鉄添加の生存率曲線から得られた損傷回復が影響されない最低濃度0.25mMでの二価鉄の時間的処理では、1時間処理では統計的に有意差は認められなかったが、3時間、6時間処理で有意差の増殖阻害が認められた。
Keywords 二価鉄 (ferrous iron) 細胞生存率 (cell survival)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 91
End Page 94
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313672
JaLCDOI 10.18926/11924
Title Alternative Development of thermosensitive polymer-conjugated enzyme for repeated use.
FullText URL 005_087_090.pdf
Author Mori, Shuji| Endo, Hiroshi|
Abstract 温度感受性ポリマー誘導体を作製し、アルカリホスファターゼ(ALP)と結合させることによって、反復利用が可能なALPの開発を試みた。温度感受性ポリマー結合ALPは、反応混合液の温度を37℃以上に温度を上げることによって、簡単に他の成分から分離回収することができ、回収後も約80%の活性を保持していることが明かとなった。
Keywords 温度感受性ポリマー (thermosensitive polymer) 反復利用 (repeated use) アルカリホスファターゼ (alkaline phosphatase)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 87
End Page 90
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313551
JaLCDOI 10.18926/11921
Title Alternative Comparative studies of proliferating cell nuclear antigen and bromodeoxyuridine staining pattern in rat regenerating liver cells
FullText URL 005_079_085.pdf
Author Sakiyama, Junko| Mori, Shuji| Ichimura, Mituko| Tohge, Hiroko| Okamoto, Motoi| Endo, Hiroshi|
Abstract 種々の条件下(10%緩衝ホルマリン・6時間、1%パラホルムアルデヒド・6時間、100%メタノール・4時間、70%エタノール・6時間、100%アセトン・2時間、カルノア液・4時間)で固定したラット再生肝組織に免疫組織染色を施し、Proliferating cell nuclear antigen (PCNA)の核内染色パターンについての検討を行った。その結果、100%メタノール及び70%エタノールで固定した場合には、明瞭な顆粒状の染色像が得られた。10%緩衝ホルマリン及び1%パラホルムアルデヒドの場合には、明瞭な顆粒状並びに弱いびまん性の染色像が得られた。S期に対する代表的なマーカーとして知られるBromodeoxyuridine (BrdU)の染色像との比較のもと、再生肝組織中のPCNA陽性細胞の数とBrdU陽性細胞の数を再生ピーク時の術後1日目で検討したところ、100%メタノール及び70%エタノールで固定した際の陽性細胞数が、最もBrdUの所見と一致した。しかし、10%緩衝ホルマリン、1%パラホルムアルデヒド、100%アセトン、カルノア液で固定した場合には、BrdUの所見と著しい解離が見られた。これらの知見は、PCNAを指標に細胞増殖を評価する上で、100%メタノール、70%エタノールでの固定が有用であることを示唆する。
Keywords PCNA BrdU 免疫組織染色 (immunohistochemical staining) 再生肝 (regenerating liver)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 79
End Page 85
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313417
JaLCDOI 10.18926/11918
Title Alternative リウマチ因子陽性ヒト血清中の免疫グロブリンGクラスリウマチ因子と免疫複合体ならびにCRPとの相関性
FullText URL 005_071_077.pdf
Author Tohge, Hiroko| Ichimura, Mitsuko| Sakiyama, Junko| Mori, Shuji| Nakata, Yasunari| Endo, Hiroshi|
Abstract We measured the concentration of three immunoglobulin classes of rheumatoid factors (Ig-RFs), C3d binding IgG immune complex (C3d-IC), C1q binding IgG immune complex (C1q-IC) and C-reactive protein (CRP) in 74 samples of human sera with high levels of RF (24.0~2350.0IU/ml). In sera with high levels of C3d-IC (>15.0μg/ml), there was a positive correlation between the levels of CRP and the IgG-RF, but there was no correlation between the levels of CRP and the immune complexes (C3d-IC and C1q-IC). And then, there was a positive correlation between the levels of CRP and IgG-RF or C3d-IC and IgG-RF when the levels of C1q-IC in patients sera were higher than 80.0μg/ml. However, there was no correlation between the levels of CRP and C1q-IC in these patients sera containing high levels of both C3d-IC and C1q-IC. These results indicated that the determination of C3d-IC, C1q-IC, IgG-RF and CRP in human sera containing RF denote different implications as inflammatory indexes on progression of rheumatoid arthritis and other autoimmune diseases.
Keywords self-associating IgG rheumatoid factor (自己IgG結合性リウマチ因子) C1q binding IgG immune complex (C1q結合IgG免疫複合体) C3d binding IgG immune complex (C3d結合IgG免疫複合体) C-reactive protein (C反応性タンパク質(CRP))
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 71
End Page 77
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313402
JaLCDOI 10.18926/11917
Title Alternative Antibody to Propionibacterium acnes (P.acnes) in guinea pigs with pulmonary granulomatosis
FullText URL 005_065_070.pdf
Author Nakata, Yasunari| Mori, Yoshihiro| Ejiri, Tohgo| Kataoka, Mikio| Hiramatsu, Jun-ichi|
Abstract P.acnesを皮内前感作した後、P.acnes菌体壁成分をimcomplete Freund's adjuvantと共に気管内に投与して作製した実験的肺肉芽腫症モルモットにおける抗P.acnes抗体について検討した。気管支肺胞洗浄液中抗P.acnes抗体価は気管内投与後1週目ピークを示し2週目までは上昇が認められ、4週目では気管内投与前の値に復した。この経過は肺胞内リンパ球数の変動と軌を一にしており、抗体価とリンパ球数の間には正の強い相関が認められた。血清中の抗P.acnes抗体価は1週目に低下が認められ、2週以後に徐々に回復して4週以後は元に戻った。P.acnesの気管内投与により血清中の抗体は肺へと移行し、リンパ球浸潤による胞隔炎、更には類上皮細胞肉芽腫の形成にP.acnesの関与を示すものであった。
Keywords サルコイドーシス (sarcoidosis) プロピオニバクテリウム (propionibacteium acnes) 肺肉芽腫症 (pulmonary granulomatosis) 動物実験モデル (experimental model) 気管支肺胞洗浄液 (bronchoalveolar lavage)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 65
End Page 70
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313584
JaLCDOI 10.18926/11916
Title Alternative Life-long integrated sports
FullText URL 005_053_063.pdf
Author Jin, Fumio|
Abstract 行政機関による生涯スポーツの推進は、それなりに容認されよう。しかしながら、国民のすべてが、こぞってそれに応えているとしたら、異常である。元来、スポーツは、国民の一人ひとりが、気ままに営むべきものである。それを、スポーツ振興法等に名を借りて、スポーツの機会や条件を提供し、また、国民の健康や体力の増強に与って効力があるからといって、国や地方公共団体の管理に供するということへの、懸念が生じてくる。さらに、関係団体との接触についても懸念がある。巷間、伝わるところの”モスクワ五輪大会への干渉”である。具体的に知る由もないが、結論に至までの過程に重要な要素が含まれていたように思われる。今後も、生涯スポーツの関係団体等に対して、これと類似したケースが生じないとは限らない。公権力の介入も、充分に予想し得る。以下に、生涯スポーツ事業の系譜を纏め、対応への資料として、提供する。
Keywords スポーツ (sports) 生涯教育 (life-long integrated education) 行政 (administration)
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 53
End Page 63
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313597
JaLCDOI 10.18926/11914
Title Alternative The ideas about nursing course of senior high school teachers.
FullText URL 005_047_052.pdf
Author Takabatake, Harumi| Maeda, Makiko| Ohta, Takeo| Kitajima, Kouichi| Kondo, Masuko|
Abstract 近年、4年制大学の増設をはじめとした看護課程における教育の変革が進められつつある。これは質の高い看護の人材を必要とする社会のニーズに応えたものである。著者らはこれらの看護課程に対する意見を、岡山県下の高校で進路指導をしている教師に尋ね、郵送による質問紙法を用いて33名の回答を得た。その結果、以下のことが分かった。1. 51.5%の教師は、看護大学が増えると進学希望者の関心は呼ぶとしており、36.4%は、学生数の一定の増加があるだろうとしている。また、36.4%は教師の立場から看護課程への進学を勧めやすくなると考えている。2. 高校の教師は看護婦不足の理由として労働条件の厳しさを指摘している。3. 高校教師は進路として看護課程を勧める理由を仕事の専門性と奉仕性を多くあげていた。これらは、高等教育化と看護職のイメージの改善の両方が必要であることを示唆している。
Keywords 看護婦イメージ 看護教育 (Nursing education) 高校教師 (Teachers of senior high school) Nursing carriculum
Publication Title 岡山大学医療技術短期大学部紀要
Published Date 1995-01-31
Volume volume5
Start Page 47
End Page 52
ISSN 0917-4494
language Japanese
File Version publisher
NAID 120002313898