Bulletin of Institute for Education and Student Services, Okayama University


Published by Institute for Education and Student Services, Okayama University

ISSN 2432-9665

「平成30年7月豪雨」の 被災地・倉敷市真備地区における保護者支援 —子育てに支援が必要な保護者に対するペアレント・プログラムの実施—

HARADA, Shin
KARINAGA, Yuko
MOCHIZUKI, Naoto
KARINAGA, Hirochika
SUJII, Masatsugu
Abstract
「平成30年7月豪雨」は,西日本を中心に多大な被害をもたらした。大災害で被災した子どもたちの心は長期にわたって影響を受けることが知られているが,子どもたちへの支援を考える上では,その保護者への支援も欠かせない。本研究では,平成30年7月豪雨の際に特に被害の大きかった地域において,被災から4か月後の11月に,子育てに支援が必要な保護者を対象としてペアレント・プログラムを実施すると共に,情報交換会を行った。全6回のプログラムを実施した結果,大半の参加者の抑うつ得点が低下した。今後,有事の際での事後的な支援対応だけではなく,平常時から孤立しがちな保護者への支援体制を予防的に構築しておくことが求められる。
Keywords
平成30年7月豪雨
ペアレント・プログラム
被災地支援
ISSN
2432-9665
NAID