
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/53236 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Challenges in Teaching Elementary School Science Designing Teaching Materials and Activities Supporting Children's Learning |
| フルテキストURL | cted_005_062_072.pdf |
| 著者 | 山﨑 光洋| |
| 抄録 | 現行の小学校学習指導要領(平成20 年3 月)に改訂された当時,教育内容に関する主な改善事項の一つに理 数教育の充実が挙げられていた。しかし,小学校では,理科の学習指導に苦手意識をもつ教員の割合の高さが指 摘されており,理科教育を充実させるためには,こうした教育現場の状況を踏まえた授業の見直しが必要である。 自然や科学に関する専門的な知識や,観察・実験に関する知識・技能の向上によって,理科の学習指導に対する 苦手意識を克服しようとすることは,特定の学年や教科を担当することが少ないという小学校教員の置かれた立 場を考えると,あまり現実的ではない。本稿では,第6学年の指導内容「植物の養分と水の通り道」を取り上げ, 児童の学習を支援する教材と授業構成を教育現場の状況を踏まえて工夫・検討し,授業改善の試みの一つとして 実践することで,理科の学習指導を見直す手がかりを探りたいと考えた。 |
| キーワード | 理科教育 授業改善 観察・実験 教材 授業構成 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 巻 | 5巻 |
| 開始ページ | 62 |
| 終了ページ | 72 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005572542 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/53235 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Consideration of Chorus Activities of a Junior High School in Okayama Prefecture |
| フルテキストURL | cted_005_052_061.pdf |
| 著者 | 高橋 安喜子| 虫明 眞砂子| |
| 抄録 | 本研究は,岡山県の中学校教育における合唱活動の現状と,その課題点を明らかにすることを目的とする。そ のために,学習指導要領の分析,合唱連盟の加盟団体数及びNHK 全国学校音楽コンクールへの参加校数の他県 との比較,県内中学校の音楽科教員へのインタビュー調査を行った。その結果,①岡山県は合唱指導を得意とす る教員が少なく,音楽の授業や合唱・歌唱指導の内容に差が生じていること②指導者不足により,合唱部の活動 が衰退していること③現場の教員は生徒指導に多くの時間を割かなければならず,授業や部活動に力を入れにく いことが明らかになった。 |
| キーワード | 岡山県 合唱活動 中学校教育 合唱部 NHK 全国学校音楽コンクール |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 巻 | 5巻 |
| 開始ページ | 52 |
| 終了ページ | 61 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005572541 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/53234 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Advantages and Disadvantages of the Multiple Class Teacher System in Nursery School Childcare |
| フルテキストURL | cted_005_044_051.pdf |
| 著者 | 中平 絢子| 馬場 訓子| 髙橋 敏之| |
| 抄録 | 保育所では,「児童福祉施設最低基準」に基づき,子どもの年齢と人数によって保育士の配置が決まっている。 本論では,保育所保育士から聞き取り調査を行い,3歳以上児保育の複数担任制の利点と問題点について,職員 間の連携を現状を踏まえながら検討した。その結果,複数担任制は,安全面の確保,保育の充実,保育の幅が広 がる等の利点があること,「連携」「共通理解」「話し合い」等は利点である一方,問題点になる場合もあること が明らかとなった。 |
| キーワード | 3歳以上児学級 保育所保育 保育所保育士 複数担任制 正規保育士 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 巻 | 5巻 |
| 開始ページ | 44 |
| 終了ページ | 51 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005572540 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/53233 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Current Trends and Practices in School-Wide Positive Behavioral Interventions and Supports Reflecting on the Practices in an Illinois District15 Public Junior High School |
| フルテキストURL | cted_005_035_043.pdf |
| 著者 | 枝廣 和憲| 松山 康成| |
| 抄録 | 近年,生徒指導・教育相談において,「包括的な学校生徒指導・教育相談アプローチ(Complihensive School Counseling and Guidance Approach;以下,CSCGA)」が注目されている。その一環として,「学校全体に おける積極的行動介入および支援(School-Wide Positive Behavioral Interventions and Supports,;以下, SWPBIS)」があげられる。しかしながら, School-Wide すなわち,学校全体としてPBIS に着目した臨床実践報 告は少ない。そこで本稿では,School-Wide すなわち,学校全体としてPBIS(SWPBIS)について,先駆的に 実践しているアメリカイリノイ州の公立中学校(District15)の取り組みに着目し,SWPBIS の動向と実際につ いて報告した。そして,日本における生徒指導および教育相談における,SWPBIS の展開に向けた検討材料を示 唆した。 |
| キーワード | 学校全体における積極的行動介入および支援(School-Wide Positive Behavioral Interventions and Supports) 包括的な学校生徒指導・教育相談アプローチ(Complihensive School Counseling and Guidance Approach) 中等教育 生徒指導 教育相談 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 巻 | 5巻 |
| 開始ページ | 35 |
| 終了ページ | 43 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005572539 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/53232 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A Survey Regarding Third-Year College Students’ Consciousness of Student Teaching Based on the Questionnaire Survey to Participants of Student Teaching in 2013 |
| フルテキストURL | cted_005_026_034.pdf |
| 著者 | 仲矢 明孝| 三島 知剛| 髙旗 浩志| 稲田 修一| 後藤 大輔| |
| 抄録 | 本研究の目的は,岡山大学教育学部で行われている3 年次の教育実習(主免実習)に関する学生の意識を検討 することであった。そのために,平成25 年度の受講生アンケートより小学校教育コース,中学校教育コースの 学生のデータを分析した。そして,実習前の実習生の実習に向けた取り組みや不安感,実習の充実度,実習前後 の教職志向性の変容,教育実践力を構成する4 つの力について着目した。その結果,(1)実習生の実習に対す る不安は全体的に高く,特に授業に関する不安が高いが,指導教員や実習生との関係に関しての不安は低いこと, (2)実習の充実度が高いこと,(3)実習の充実度に関わらず教職への魅力感は実習前後で高まるが,教職志望 度や教員採用試験受験意志は実習の充実度が高い学生が高まること,(4)実習の充実度が高い学生はそうでな い学生に比べ4 つの力のうち「学習指導力」を除く力において部分的に自己評価が高いこと,が主に示唆された。 |
| キーワード | 3 年次教育実習 教職志向性 実習不安 教育実践力を構成する4 つの力 実習の充実度 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 巻 | 5巻 |
| 開始ページ | 26 |
| 終了ページ | 34 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005572538 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/53231 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Practical Seminar for Teacher Profession on the Teacher Training Program at Okayama University (3) Based on the Questionnaire Survey to Participants of the Practical Seminar for Teacher Profession in 2013 |
| フルテキストURL | cted_005_019_025.pdf |
| 著者 | 三島 知剛| 樫田 健志| 髙旗 浩志| 稲田 修一| 後藤 大輔| 江木 英二| 曽田 佳代子| 山根 文男| 加賀 勝| 髙塚 成信| |
| 抄録 | 岡山大学では,教師教育開発センターによる全学の教員養成教育の質保証に取り組んでいる。本研究では,平 成25 年度に本格実施された全学教職実践演習に着目し,その成果と課題を検討する。なお,本学の全学教職実 践演習は「オリエンテーション」「学習指導力に係る省察」「模擬授業演習」「現代的教育課題に係る省察」「まとめ」 の5 つから構成され,本学の重要視する4 つの力(「学習指導力」「生徒指導力」「コーディネート力」「マネジメ ント力」)をバランスよく育むことを企図している。そして,本格実施された教職実践演習について,学生に実 施したアンケート調査結果を分析対象とし,成果と課題を検討した。その結果,学生の多くが教職実践演習の効 果を比較的高く認知していることや,教育実践力を構成する4 つの力の多くの力が教職実践演習を通して高まっ ていること,などの成果が主に示唆された。 |
| キーワード | 全学教職実践演習 教育実践力を構成する4 つの力 学生の意識 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 巻 | 5巻 |
| 開始ページ | 19 |
| 終了ページ | 25 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005572537 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/53230 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | The Characteristics of the Childcare Worker’s “Noticing” in Accordance with the Difference in Years of Experience |
| フルテキストURL | cted_005_009_018.pdf |
| 著者 | 吉田 満穂| 片山 美香| 髙橋 敏之| 西山 修| |
| 抄録 | 保育者が自らの保育の中で経験してきたことから,何に気付き,記憶し,どう活かしてきたかは,保育の質と 保育者としての成長に影響する。本論は,保育者が自伝的記憶として,何を気付き体験として捉え,記憶してい るかを調査し,保育経験年数によるその特徴を分析する。具体的には,保育者に,何に対して気付きを得たか等 について自由記述を求め107 名分のデータを得た。経験年数により,初任保育者,中堅保育者,熟練保育者に分け, それぞれの気付き体験の特徴を明らかにした結果,どの経験年数の保育者も同様に「保育者の姿勢」に関する気 付き体験が最も多く,続いて「子どもの心的状態や行動」に関するものが多かった。また,中堅,熟練保育者に なると,表面に表れない子どもの思いへの気付きが多くなっていることが明らかになった。さらに,熟練保育者は, 「保護者と保育者のつながり」「子どもと保育環境」等,園生活全体に気付き体験を広げていることが示唆された。 |
| キーワード | 保育者 気付き体験 保育経験年数 自伝的記憶 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 巻 | 5巻 |
| 開始ページ | 9 |
| 終了ページ | 18 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005572536 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/53229 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | A New Support Program to Urge University Students to Participate in School Volunteer Activities |
| フルテキストURL | cted_005_001_008.pdf |
| 著者 | 佐藤 大介| 山根 文男| 江木 英二| 曽田 佳代子| 近藤 弘行| 後藤 大輔| |
| 抄録 | 教員養成における学校現場での実践的・体験的活動が昨今一層求められている。教育再生実行会議での提言 や中央教育審議会での報告でも,採用前の学生の学校現場でのボランティア活動を推奨している。こうした中, 2013 年度の岡山大学におけるスクールボランティア活動の登録者数が大幅に減少した。要因としては学校現場 でのインターンシップ活動が必修化された点が大きいが,インターンシップとボランティアの長短を学生は理解 し参加していく必要がある。こうした社会的要請や大学における課題などを踏まえ,スクールボランティアビュー ローに新たに「学生スタッフ制度」を設けた。学生の立場から,スクールボランティア活動を多面的に支援し, 関連事業の企画・参画・連携を学生と教職員が協働して実施するものである。最初の取り組みとして,2014 年4 月には「スクールボランティアフェア2014」を開催した。 |
| キーワード | 教員養成 スクールボランティア 学生スタッフ制度 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 巻 | 5巻 |
| 開始ページ | 1 |
| 終了ページ | 8 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005572535 |
| 著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
|---|---|
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 巻 | 5巻 |
| 資料タイプ | その他 |
| 著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
|---|---|
| 発行日 | 2015-03-06 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 巻 | 5巻 |
| 資料タイプ | その他 |
| 著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
|---|---|
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 巻 | 4巻 |
| 資料タイプ | その他 |
| 著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
|---|---|
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 巻 | 4巻 |
| 資料タイプ | その他 |
| 著者 | 岡山大学教師教育開発センター| |
|---|---|
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 巻 | 4巻 |
| 資料タイプ | その他 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/52299 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Understanding of the Issue of Learning Disabilities in the Nursery School Teacher |
| フルテキストURL | cted_004_143_149.pdf |
| 著者 | 村上(横内) 理絵| 柳原 正文| |
| 抄録 | 本研究は,保育士が学習障害の行動特性をどのように認識しているのかを探ることを目的としたものであり,あわせて,その認識の仕方を規定する要因についても検討を加えた。発達検査や健康診査票の問診項目を参考にして作成した調査票を用い,将来学習障害の症状を呈すると思われる幼児が,在園中にどのような行動を示すかについて保育士に評定を求めた。得られた回答を用いてクラスター分析を行った結果,運動機能,行動抑制,言語理解,知的機能という4つのクラスターを抽出することができた。各クラスターの平均得点からは,保育者が知的機能の発達に関する行動特性を学習障害と結びつけて捉えていることが明らかになった。保育士の学習障害に関する知識,学習障害児との接触経験の有無,および経験年数は,いずれも行動特性の理解を左右するものではないと考えられた。 |
| キーワード | 学習障害 早期発見 幼児 保育者 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 巻 | 4巻 |
| 開始ページ | 143 |
| 終了ページ | 149 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005398263 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/52298 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Activity of Health Education at Primary School Attached to the School Education, Okayama University |
| フルテキストURL | cted_004_133_142.pdf |
| 著者 | 本田 浩江| 北原 和明| 水門 美穂子| 上村 弘子| 棟方 百熊| 宮本 香代子| 門田 新一郎| |
| 抄録 | 附属小学校において,日頃の保健室で児童との関わりから気づいた課題と体育科保健領域とのつながりを意識しながら,歯・口を題材に,からだの発育発達についての保健指導を行った。同時に,養護教諭養成をになう附属小学校として,保健指導に取り組む際のプロセスを明確にすることを目的に,実践の振り返りを行った。指導計画の作成から実践までの過程を,児童の学び,授業者の反省,学級担任の評価についてまとめ,保健指導の展開にいかす視点を検討したので報告する。 |
| キーワード | 養護教諭 保健指導 養護実習 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 巻 | 4巻 |
| 開始ページ | 133 |
| 終了ページ | 142 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005398262 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/52297 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Practical Seminar for the Teaching Profession on the Teacher Training Program at Okayama University(2) |
| フルテキストURL | cted_004_123_132.pdf |
| 著者 | 樫田 健志| 高旗 浩志| 三島 知剛| 江木 英二| 曽田 佳代子| 後藤 大輔| 佐藤 大介| 山根 文男| 加賀 勝| |
| 抄録 | 岡山大学では,平成25年度後期より本格実施する教職実践演習に向けて,独自で通年開講する教育学部を除く7課程認定学部と教師教育開発センター(以降,センター)が協同して準備を行っている。平成24年度後期に教育学部以外の教職希望学生を対象に15講からなる教職実践演習(以降,全学教職実践演習)の試行を実施した。試行は参加学生へのアンケート調査や授業担当者の反省会で得られた意見より,概ね期待された効果が得られた。一方,試行に参加した学生が教育実習後と比較し伸びているのか,必修科目になれば教職を目指さない学生が混じるため試行ほど成果が期待されないのではないか,等の課題が指摘された。試行の反省を基に,平成25年度前期には受講生向けに「全学教職実践演習ガイドブック」を,40 名近くの指導者向けに「全学教職実践演習ハンドブック」を作成した。本稿では試行の成果と課題及び本格実施の実際について報告する。 |
| キーワード | 全学教職実践演習 ガイドブック 自己課題 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 巻 | 4巻 |
| 開始ページ | 123 |
| 終了ページ | 132 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005398261 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/52296 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Reevaluating the Seven Levels of the Japanese Language Classes Based on the ACTFL-OPI |
| フルテキストURL | cted_004_117_122.pdf |
| 著者 | 森岡 明美| 坂野 永理| 内丸 裕佳子| |
| 抄録 | 岡山大学言語教育センターの全学日本語コースでは,初級から上級まで7レベルのクラスを提供しているが,このレベル設定の妥当性を検討するには外部基準に照らすことが適当と考え,そのひとつとして,ACTFL(American Council for Teaching of Foreign Languages) のOPI (Oral Proficiency Interview) を行った。ACTFL-OPI は様々な言語の「話す能力」測定法として確立され活用されているインタビュー方式の試験であり,ACTFL に認定されたテスターによってなされる。本稿では,全学日本語コース履修生を対象に行ったACTFLOPIの実施方法及び結果を報告し,全学日本語コースの各レベルと ACTFL-OPI の対応について述べる。 |
| キーワード | ACTFL OPI レベル設定 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 巻 | 4巻 |
| 開始ページ | 117 |
| 終了ページ | 122 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005398260 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/52295 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Provision of Guidance to Students Wishing to Become Teachers (6) – Status of How the Teaching Profession Consultation Office is Being Used – |
| フルテキストURL | cted_004_107_116.pdf |
| 著者 | 小川 潔| 武藤 幹夫| 小林 清太郎| |
| 抄録 | 教職相談室では主に教職志望の学生を対象に,教員採用試験に向けての指導を中心とした様々な相談活動を行っている。これまでは2名の教員で指導を行っていたが,今年度は新たに1名の教員が増員された。また,今年度新たな試みとして,夏季休業中の閉校期間中に3日間開室した。これらの結果,年間利用延べ人数が増加した。また,教員採用試験に最終合格した学生とそれ以外の学生では,教職相談室の利用回数に大きな差が見られた。採用試験に合格した学生の教職相談室の平均利用回数は19.68 回であったのに対して,1次試験のみ合格の学生は11.18 回,合格しなかった学生は2.98 回であった。更に,教員採用試験を受験する前年の12月以降の早い時期に利用開始した学生ほど合格率が高くなる傾向にあった。 |
| キーワード | 教職相談室 教員の増員 夏季休業中の開室 利用回数 利用開始月 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 巻 | 4巻 |
| 開始ページ | 107 |
| 終了ページ | 116 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005398259 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/52294 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Development of “A Training Course to Cultivate the Abilities Required for Teachers (5) a Program to Bring on Teachers with a High Degree of Specialization and Practical Leadership – To Cultivate the Practical Leadership Required for Teachers – |
| フルテキストURL | cted_004_097_106.pdf |
| 著者 | 武藤 幹夫| 小川 潔| 小林 清太郎| |
| 抄録 | 「教師力養成講座」の実施は,本年度で5年目を迎えた。採用試験に合格した学生は,昨今の教育現場で課題となっている学級崩壊,いじめ,不登校などの情報を耳にしたり,自分自身の指導力や経験の不足を自覚したりして,教壇に立つことへの不安感を強めている。一方,時代の流れの中で,教育現場や社会からは,即戦力としての新採用教員が求められている。この講座は,学校現場で実践されている前向きな取り組みをしっかりと伝えることで,学生の不安感を軽減し実践的指導力を高めることをねらいとして取り組んできた。少しずつ改善を図りながら歩んできた平成25 年度の本講座の内容を,受講者数や受講者のアンケートを手がかりにして振り返り,第6回講座までの内容を報告する。 |
| キーワード | 教師力 実践的指導力 教育課題 現場の教員 学生同士の討論 |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 巻 | 4巻 |
| 開始ページ | 97 |
| 終了ページ | 106 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005398258 |
| JaLCDOI | 10.18926/CTED/52293 |
|---|---|
| タイトル(別表記) | Examining the Student Teacher System at the Social Learning Space, the L-café – Students’ Perceptions of Students Teachers and ST Experience of Peer Teaching – |
| フルテキストURL | cted_004_090_096.pdf |
| 著者 | 宇塚 万里子| 大年 順子| |
| 抄録 | 平成25年5 月に岡山大学に新規オープンしたソーシャル・ラーニング・スペースL-café では,教員の教育・指導のもと同じ大学生(留学生や上級生)が学生に英会話やTOEFL 対策などを教えるスチューデント・ティーチャー制を大学内で初めての試みとして採用している。本稿では,その新しくユニークな試みについて,受講学生によるアンケート調査と教えている学生のインタビューを基に検証した。 アンケート結果分析では学生のST に対する認識として5つの因子を抽出し,更にその中から,学生の英語力実感に影響を与える2要因を特定した。5人のSTへのインタビューからは,レッスンを教え始めた動機や実際に教えてみた感想,今後について等ST 側からの視点も加え,教わる学生と教えるST 側双方向からの検証を試みている。 |
| キーワード | ソーシャル・ラーニング・スペース 言語カフェ スチューデント・ティーチャー ピアサポート |
| 出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
| 発行日 | 2014-03-10 |
| 巻 | 4巻 |
| 開始ページ | 90 |
| 終了ページ | 96 |
| ISSN | 2186-1323 |
| 言語 | 日本語 |
| 著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
| 論文のバージョン | publisher |
| NAID | 120005398257 |