JaLCDOI 10.18926/CTED/52297
タイトル(別表記) Practical Seminar for the Teaching Profession on the Teacher Training Program at Okayama University(2)
フルテキストURL cted_004_123_132.pdf
著者 樫田 健志| 高旗 浩志| 三島 知剛| 江木 英二| 曽田 佳代子| 後藤 大輔| 佐藤 大介| 山根 文男| 加賀 勝|
抄録  岡山大学では,平成25年度後期より本格実施する教職実践演習に向けて,独自で通年開講する教育学部を除く7課程認定学部と教師教育開発センター(以降,センター)が協同して準備を行っている。平成24年度後期に教育学部以外の教職希望学生を対象に15講からなる教職実践演習(以降,全学教職実践演習)の試行を実施した。試行は参加学生へのアンケート調査や授業担当者の反省会で得られた意見より,概ね期待された効果が得られた。一方,試行に参加した学生が教育実習後と比較し伸びているのか,必修科目になれば教職を目指さない学生が混じるため試行ほど成果が期待されないのではないか,等の課題が指摘された。試行の反省を基に,平成25年度前期には受講生向けに「全学教職実践演習ガイドブック」を,40 名近くの指導者向けに「全学教職実践演習ハンドブック」を作成した。本稿では試行の成果と課題及び本格実施の実際について報告する。
キーワード 全学教職実践演習 ガイドブック 自己課題
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 123
終了ページ 132
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398261
JaLCDOI 10.18926/CTED/52285
タイトル(別表記) A Research on School Principals’ Recognition of Current Situations and Issues in Regard to the Promotion of ICT Use at Schools
フルテキストURL cted_004_016_025.pdf
著者 金川 舞貴子| 福本 昌之| 米沢 崇| 諏訪 英広|
抄録  本稿の目的は,校長を対象とした調査研究を通じて,教育の情報化の現状と課題に関する校長の認識を把握し,教育の情報化の推進に寄与しうる基礎的知見を得ることである。そのために,具体的には以下の点について検討した。① ICT の利用に関する現任校や自身の現状に対する校長の認識,②学校全体としてICT の活用を進めていくための改善の必要性に対する校長の認識,③ ICT の利用に関する現状認識の差異による改善の必要性に関する認識の差異,④教育の情報化を進めたり,ICT を活用したりするなかで,当初予想していなかった成果・効果,⑤教育の情報化を進めたり,ICT を活用したりするなかで,当初予想していなかった課題・問題。
キーワード 教育の情報化 ICT 校長 学校経営
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 16
終了ページ 25
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398249
JaLCDOI 10.18926/CTED/52286
タイトル(別表記) Physics Education in Upper Secondary General Education of the German-speaking Region
フルテキストURL cted_004_026_035.pdf
著者 田中 賢二| 田中 啓太|
抄録  後期中等普通教育段階における物理教育を,ドイツ語圏(スイスドイツ語圏,リヒテンシュタイン,オーストリア,ドイツ)全体として,とりまとめてきた。後期中等普通教育段階である大学入学(通算13学年目)直前の4年間ないし2年間,ギムナジウムないしその終わりの教育段階において,教科物理が複数準備されている。履修単位数の幅は,2年間で0から4年間で14に達する。目標は,階層別に言及したり,3区分ないし5区分されている。内容は,指示の仕方,その区分数など,構成が様々であり,現代物理の量子論,相対論や宇宙物理を扱ったり,いわゆる非線形物理学で物理の学習を終える場合もある。結局,多様性を特徴とし,幅が広く,深いといってよいだろう。
キーワード ドイツ語圏 後期中等教育段階 普通教育 物理教育 学習指導要領
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 26
終了ページ 35
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398250
JaLCDOI 10.18926/CTED/52287
タイトル(別表記) Improving the Teaching Strategy to Develop Student’ s Practical Attitude by Learning Social Issues Curriculum Based on Analyzing the U.S High School Curriculum Unit “Issues in Our Changing World”
フルテキストURL cted_004_036_045.pdf
著者 横川 和成| 桑原 敏典|
抄録  本研究は,実践的態度形成を目指した社会問題学習のあり方をアメリカ中等後期段階のカリキュラム『変化する世界の論争問題』を手掛かりとして明らかにすることを目的としている。社会問題学習はこれまでも様々な学習論が提案されており,その有効性が示されてきた。しかし,社会問題を扱った学習は,教師による価値注入・態度形成に陥る可能性がある。本研究では,社会問題学習に関するこの課題を克服し,学習者自身の実践的態度形成を促す社会問題学習のあり方を,米国の優れた社会科教材の分析を通して明らかにした。
キーワード 社会科教育 社会問題学習 実践的態度形成 米国社会科 社会観
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 36
終了ページ 45
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398251
JaLCDOI 10.18926/CTED/52288
タイトル(別表記) The Study of Improving Teaching Strategy to Develop Children’ s Value in Social Studies of Secondary School Based on Analyzing “Holt Social Studies Curriculum Grade 9 Comparative Political System”
フルテキストURL cted_004_046_055.pdf
著者 重信 謙太| 桑原 敏典|
抄録  本研究は,アメリカ合衆国で1960年頃に開発された中等社会科教材ホルト社会科カリキュラムの分析から,概念探求学習の論理を解明するものである。概念探求学習の典型として,本研究では第9学年「比較政治システム」に着目し分析を行った。その結果,この教材は,当時の最新科学とされた比較政治学の成果を取り入れながらも,生徒が自らの社会と他の社会の政治制度を比較し,最終的には価値判断を通して概念を再構成させていることが明らかとなった。政治制度の比較を通してその背後にある価値を捉えさせるという学習原理は,概念探求過程が社会諸科学の成果としての理論・法則の獲得に留まるものではないことを示している。それは,むしろ概念を活用しながら,将来の社会のあり方を構想していく学習となっているのである。本研究によって,中等社会科を科学的な社会認識形成をふまえた開かれた思想形成をめざすものとして構想する手がかりを示すことができた。
キーワード 社会科教育 概念探求 思想形成 ホルト社会科 政治学習
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 46
終了ページ 55
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398252
JaLCDOI 10.18926/CTED/52295
タイトル(別表記) Provision of Guidance to Students Wishing to Become Teachers (6) – Status of How the Teaching Profession Consultation Office is Being Used –
フルテキストURL cted_004_107_116.pdf
著者 小川 潔| 武藤 幹夫| 小林 清太郎|
抄録  教職相談室では主に教職志望の学生を対象に,教員採用試験に向けての指導を中心とした様々な相談活動を行っている。これまでは2名の教員で指導を行っていたが,今年度は新たに1名の教員が増員された。また,今年度新たな試みとして,夏季休業中の閉校期間中に3日間開室した。これらの結果,年間利用延べ人数が増加した。また,教員採用試験に最終合格した学生とそれ以外の学生では,教職相談室の利用回数に大きな差が見られた。採用試験に合格した学生の教職相談室の平均利用回数は19.68 回であったのに対して,1次試験のみ合格の学生は11.18 回,合格しなかった学生は2.98 回であった。更に,教員採用試験を受験する前年の12月以降の早い時期に利用開始した学生ほど合格率が高くなる傾向にあった。
キーワード 教職相談室 教員の増員 夏季休業中の開室 利用回数 利用開始月
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 107
終了ページ 116
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
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NAID 120005398259
JaLCDOI 10.18926/CTED/52293
タイトル(別表記) Examining the Student Teacher System at the Social Learning Space, the L-café – Students’ Perceptions of Students Teachers and ST Experience of Peer Teaching –
フルテキストURL cted_004_090_096.pdf
著者 宇塚 万里子| 大年 順子|
抄録  平成25年5 月に岡山大学に新規オープンしたソーシャル・ラーニング・スペースL-café では,教員の教育・指導のもと同じ大学生(留学生や上級生)が学生に英会話やTOEFL 対策などを教えるスチューデント・ティーチャー制を大学内で初めての試みとして採用している。本稿では,その新しくユニークな試みについて,受講学生によるアンケート調査と教えている学生のインタビューを基に検証した。 アンケート結果分析では学生のST に対する認識として5つの因子を抽出し,更にその中から,学生の英語力実感に影響を与える2要因を特定した。5人のSTへのインタビューからは,レッスンを教え始めた動機や実際に教えてみた感想,今後について等ST 側からの視点も加え,教わる学生と教えるST 側双方向からの検証を試みている。
キーワード ソーシャル・ラーニング・スペース 言語カフェ スチューデント・ティーチャー ピアサポート
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 90
終了ページ 96
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398257
JaLCDOI 10.18926/CTED/52283
タイトル(別表記) A Survey of Japanese High School Teachers' Self-Efficacy about Inclusive Education
フルテキストURL cted_004_001_005.pdf
著者 吉利 宗久|
抄録  本研究の目的は,高等学校教員のインクルーシブ教育に対する自己効力感を調査し,その実態と課題を明らかにすることである。2013年2月下旬,発達障害関係の研修会に参加した高等学校の特別支援教育コーディネーター(59 名)を対象に,「インクルーシブ教育に対する教員効力感尺度」(TEIP) を実施した。その結果,インクルーシブ教育に対する高等学校教員の自己効力感は必ずしも高い水準にはなかった。とくにインクルーシブ教育に関する動向の理解,個のニーズに対応するためのアセスメントや指導計画といった新たな教育課題の把握や支援方法に関する準備が十分ではないと感じられていた。昨今の国際的な動向をふまえ,多様な教育的ニーズのある生徒を柔軟に支えることのできる組織的な学校体制を早急に整え,教員が自己効力感をもって教育実践に取り組むための教員養成段階からの計画的で継続的な研修機会が必要となっていることを指摘した。
キーワード インクルーシブ教育 高等学校 自己効力感 特別支援教育コーディネーター
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 1
終了ページ 5
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398247
JaLCDOI 10.18926/CTED/52284
タイトル(別表記) An Approach and Issues on School-Volunteer at Okayama University - A survey of students’ attitudes -
フルテキストURL cted_004_006_015.pdf
著者 佐藤 大介| 山根 文男| 江木 英二| 曽田 佳代子|
抄録  岡山大学教師教育開発センターでは,学生が学校園等で教育活動支援を行うスクールボランティア事業に岡山県教育委員会や岡山市教育委員会等と連携し取り組んでいる。本学では「スクールボランティアビューロー」が調整役として学生に対して様々な支援を行っている。本論ではまず,スクールボランティア事業の取り組みについて概観し,現状課題として,手続き・情報発信におけるウェブサイト活用,学校園ニーズと学生シーズのマッチング支援,ボランティア登録学生に対するサポートの3点について指摘する。さらに,これらについて,平成25年度実施したスクールボランティア説明会に参加した学生に意識調査を実施した。その結果,ウェブサイトの活用について肯定的にとらえている一方で,マッチング支援や個に応じた学生サポートの必要性を強く感じていることが分かった。
キーワード スクールボランティア事業 学生の意識調査 ウェブサイト活用 マッチング支援 学生サポート
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 6
終了ページ 15
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398248
JaLCDOI 10.18926/CTED/52296
タイトル(別表記) Reevaluating the Seven Levels of the Japanese Language Classes Based on the ACTFL-OPI
フルテキストURL cted_004_117_122.pdf
著者 森岡 明美| 坂野 永理| 内丸 裕佳子|
抄録  岡山大学言語教育センターの全学日本語コースでは,初級から上級まで7レベルのクラスを提供しているが,このレベル設定の妥当性を検討するには外部基準に照らすことが適当と考え,そのひとつとして,ACTFL(American Council for Teaching of Foreign Languages) のOPI (Oral Proficiency Interview) を行った。ACTFL-OPI は様々な言語の「話す能力」測定法として確立され活用されているインタビュー方式の試験であり,ACTFL に認定されたテスターによってなされる。本稿では,全学日本語コース履修生を対象に行ったACTFLOPIの実施方法及び結果を報告し,全学日本語コースの各レベルと ACTFL-OPI の対応について述べる。
キーワード ACTFL OPI レベル設定
出版物タイトル 岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日 2014-03-10
4巻
開始ページ 117
終了ページ 122
ISSN 2186-1323
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン publisher
NAID 120005398260
タイトル(別表記) The public concern test and Freedom of Speech
フルテキストURL olj_063_3_345_393.pdf
著者 吉野 夏己|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-12
63巻
3号
開始ページ 345
終了ページ 393
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005394645
タイトル(別表記) A legal study of cooperation and competition under regional health-care delivery system
フルテキストURL olj_063_3_434_416.pdf
著者 佐藤 吾郎|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-12
63巻
3号
開始ページ 434
終了ページ 416
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005394646
タイトル(別表記) A Study on Law-Related Education (5)
フルテキストURL olj_063_3_395_406.pdf
著者 辻 博明|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-12
63巻
3号
開始ページ 395
終了ページ 406
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005394647
タイトル(別表記) A Case Comment on Public Law
フルテキストURL olj_063_3_407_413.pdf
著者 岡山公法判例研究会|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-12
63巻
3号
開始ページ 407
終了ページ 413
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005394648
タイトル(別表記) A Study on two cases of National Public Service Act
フルテキストURL olj_063_4_598_544.pdf
著者 中富 公一|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-24
63巻
4号
開始ページ 598
終了ページ 544
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005411310
タイトル(別表記) A Study on Surrender of Security by Creditor : Historical and Comparative Perspectives (8)
フルテキストURL olj_063_4_437_450.pdf
著者 辻 博明|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-24
63巻
4号
開始ページ 437
終了ページ 450
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005411311
タイトル(別表記) Sulla relazione fra il Parlamento e la Corte costituzionale in Italia
フルテキストURL olj_063_4_508_485.pdf
著者 田近 肇|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-24
63巻
4号
開始ページ 508
終了ページ 485
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005411313
タイトル(別表記) A Study of the Problem regarding Interethnic Integration and Historical Understanding in Estonia
フルテキストURL olj_063_4_542_510.pdf
著者 河原 祐馬|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-24
63巻
4号
開始ページ 542
終了ページ 510
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005411312
タイトル(別表記) The Development of Multi-Level Electoral Politics in devolved Scotland : Analysis of Scottish Election Survey 2011
フルテキストURL olj_063_4_484_453.pdf
著者 成廣 孝|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2014-03-24
63巻
4号
開始ページ 484
終了ページ 453
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005411314
JaLCDOI 10.18926/52377
タイトル(別表記) Single Women in the Urban Area of Palestine
フルテキストURL hss_037_047_066.pdf
著者 蒲生 裕恵|
出版物タイトル 岡山大学大学院社会文化科学研究科紀要
発行日 2014-03-25
37巻
開始ページ 47
終了ページ 66
ISSN 1881-1671
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2014 岡山大学大学院社会文化科学研究科
論文のバージョン publisher
NAID 120005418221