本研究は,軽度知的障害のある後期中等教育段階の公立知的障害高等特別支援学校において,SWPBS 第1層支援としてキャンペーン方式の支援を実施し,その効果検証を行った。方法としては,X学年生徒24名に対して挨拶行動の促進を狙ったキャンペーンを実施し,目標行動の生起数についてABフォローアップデザインを用いて検討した。また,X学年教員6名に対し,社会的妥当性を評価するアンケートを実施した。その結果,キャンペーンの介入直後に目標行動の生起数および目標行動に従事した生徒の割合の増加が見られ,キャンペーン終了後もベースラインと比較した増加が一定期間確認された。また,一定程度の社会的妥当性も確認できた。
高等部 (High school division)
軽度知的障害 (Mild intellectual disabilities)
SWPBS(学校規模ポジティブ行動支援)(School-Wide Positive Behavior Support (SWPBS))
第1層支援 (Tier 1 support)