本研究の目的は,小学校6年生の学校生活における活動場面別の身体活動量を加速度計を用いて客観的に測定し,その体力との関係を検討することである.対象は小学校児童85名(男子41名,女子44名)とし,休み時間,体育授業,学校生活全体における歩数と強度別活動時間を評価した.その結果,男女ともに体力上位群は休み時間において歩数とMVPAが多い傾向が示され,特に男子は中休み,女子は昼休みおよび体育授業で有意差が認められた.各活動場面のMVPA が占める割合は休み時間11.3%,体育授業15.7%であり,諸外国と比較して少なく,国際的推奨値にも届かなかった.本研究は,小学校における身体活動量の基礎データを提示するとともに,学校生活,特に休み時間や体育授業における身体活動機会の充実が必要であることを示唆した.
加速度計 (accelerometer)
身体活動量 (physical activity)
体力 (physical fitness)
小学校児童 (elementary school children)