岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published by 岡山大学大学院教育学研究科

ISSN 1883-2423

岡山大学教育学部初等家庭科必修科目を通した学生の教科観の深化 ―2024-2025年度のアンケート調査の結果から―

森 千晴 岡山大学学術研究院教育学域
久成 三有紀 岡山大学学術研究院教育学域
篠原 陽子 岡山大学学術研究院教育学域
李 璟媛 岡山大学学術研究院教育学域 Kaken ID publons researchmap
発行日
2026-08-28
抄録
 本研究では,岡山大学教育学部新カリキュラムにおける,初等家庭科の必修科目「内容構成基礎」,「指導法基礎」,「指導法Ⅰ」の3科目を通して,履修学生の家庭科に対する教科観(イメージや考え方)がどのように変化したのかを,アンケート調査を用いて明らかにすることを目的とした。「指導する立場から小学校家庭科を学修して,家庭科のイメージや考え方が変化した」に対する5件法の回答では,「あてはまる」,「ややあてはまる」を合わせた肯定的な回答の割合は,「内容構成基礎」90.1%,「指導法基礎」88.5%,「指導法Ⅰ」95.0%と,「指導法基礎」でやや下がったものの,「指導法Ⅰ」で最も高い割合を示した。自由記述のテキスト分析では,必修科目の学修を通した学生の教科観は,「教科の学習内容の理解」→「教科理念の理解」→「教科指導の理解」の段階を踏むことにより,徐々に深化したと推察された。
キーワード
初等家庭科
教員養成
教科観
教科内容
教科教育
備考
研究論文 (Articles)
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
JaLCDOI