デジタルメディア・デジタルデバイスの使用において,使用開始年齢の低年齢化・長時間利用の実態が指摘され,低年齢の子どもについても依存等の問題が注目されつつある。本報告では,子ども自身に,デジタルメディア・デジタルデバイスと適切に付き合う力を育てることの必要性を重視する立場から,インターネット依存傾向の抑制要因の1つに挙げられる自己制御能力に着目し,両者の関連についての本邦における研究を概観する。そして,子どもの自己制御の発達過程,自己制御の発達における促進要因・抑制要因を整理した上で,インターネット依存の予防のために子どもの自己制御の発達の観点から得られる示唆について検討した。
研究資料 (Research Materials)