岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published by 岡山大学大学院教育学研究科

ISSN 1883-2423

中山間地域に住む高齢女性の子どもとの同居意向の変化とその要因 ― 岡山県の山村を対象とした分析 ―

野邊 政雄 岡山大学名誉教授 Kaken ID researchmap
発行日
2026-02-28
抄録
 筆者は1997‒98年と2016‒17年に、岡山県の中山間地域にある同一の山村で65歳以上80歳未満の女性を対象に調査を実施した。本稿では、そのデータを用いて、①子ども(夫婦)との同居の有無、②将来における子ども(夫婦)との同居希望、③将来希望する居住場所、が約20年間でどのように変化したのかを明らかにする。データの分析から、次のことを明らかにした。子ども(夫婦)と同居していなかったり、将来にわたって子ども(夫婦)との同居を望まなかったりする高齢女性が増えていた。とくに、別居する子どもが岡山県内に居住している場合、同居を望まない傾向が顕著であった。また、子どもとの同居を希望する高齢女性であっても、高梁市の現住所を離れることには抵抗感を示していた。
キーワード
高齢女性
子どもとの同居意向
居住場所の選好
中山間地域
長期比較
備考
研究論文 (Articles)
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
JaLCDOI