本研究では、幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿のひとつである、「数量・図形、文字等への関心・感覚」に着目し、就学前の5歳児に焦点を当て、保育所の日常生活や遊びにおいて子どもがどのような数量・図形に関する事柄を経験しているのか、また、その経験を小学校1年生の算数科の学習内容と照らして検討した。さらに、子どもが園生活や遊びの中で数量・図形に関心をもって親しみ、学びを得ることを支える保育の在り方について検討した。
その結果、子どもは日常の中で主体的に数量・図形に親しむ経験をすると共に、その経験が小学校算数科の内容に連続する学びの基礎となっていることが明らかになった。また、保育士自身が小学校算数との繋がりを見通しながら、眼前の子どもの興味や関心に沿って援助することが専門的力量として求められることが示唆された。
10 の姿
数量・図形
保育士
専門的力量
小学校算数科
the Ideal Image by the End of Childhood
numbers & geometry
professional nursery school teachers
elementary school
mathematics