〔備前国絵図〕

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文庫名 池田家文庫
資料種別1 古文書
資料種別2 池田家
絵図分類名 国絵図 T1
資料番号 T1-61
標題 〔備前国絵図〕
旧題 備前国絵図
年代(和暦) 未詳
サイズ(縦cm x 横cm) 113.9 x 159.5
作成者 未詳
注記 (端裏書)「備前国(印)」
備考 ※T1-48~※T1-113は一連の諸国絵図である、1994年度部分補修
特記 備前国八郡/高廿八万六千弐百石/小〈ヲ〉足・釜〈カマカ〉島・小島:節用集ニ右之三郡ヲ傍十一郡ト見タリ、上東郡節用ニモ春斉改ニモ不見、(付紙)岡山「三拾壱万五千石・松平新太郎」、岩生郡「磐梨〈イハナシ・(イハ)ナス〉郡カ」
数量 1枚
高精細画像 https://repo.lib.okayama-u.ac.jp/zoomify/T1-61.html
高精細フラグ 高精細画像あり
利用条件 http://www.lib.okayama-u.ac.jp/collections/kicho_tetsuduki.html
説明 山形は南(海)から北を見た方向に描かれ、文字も基本的に同じ方向で書かれている。ただし、児島の北側は北(海)からみた方向になっている。児島湾を船が航行した名残だろう。居城は「岡山」、貼紙に「三拾壱万五千石 松平新太郎」とある。「たけへ町」「金川町」「すさい町」「虫明」に、それぞれ「十倉淡路在所」「日置若狭在所」「池田大学在所」「伊木長門在所」と書き込まれている。郡境線が引かれ郡名も記される。「上東郡」には「此郡異本ニ不見」とあるが、上東郡が上道郡に合併されるのは寛文4年(1664)である。村形以外では、「一ノ宮」(吉備津彦神社)「八東寺」(八塔寺)「観音」(観音院か)が見える。畾紙右下に、郡数・国惣高・郡名考証が記されている。誤認・誤記も少なくなく、直接模写した人物が岡山藩の事情に精通していたとは考えにくい。