日本大絵図

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文庫名 池田家文庫
資料種別1 古文書
資料種別2 池田家
絵図分類名 日本世界全図 T10
資料番号 T10-4
標題 日本大絵図
旧題 日本大絵図 国別知行高有之
年代(和暦) 未詳
作成者 未詳
注記 なし
備考 なし
特記 なし
高精細画像 https://repo.lib.okayama-u.ac.jp/zoomify/T10_4_UT02000342.html
高精細フラグ 高精細画像あり
利用条件 http://www.lib.okayama-u.ac.jp/collections/kicho_tetsuduki.html
説明 川村博忠によって、巡検使国絵図を基に作られた日本総図(寛永日本図A型)を寛永15年絵図に基づいて修正した日本総図(寛永日本図B型)と推定されている。また川村は、島原半島の地名が他と比べて異常に詳しい点に、寛永15年(1638)の島原・天草一揆後の政治状況を見ている。城地は□、その他の地名は○、道路は朱線、海路は白線で示される。里数や渡河情報も細かく記される。畾紙部分には国ごとの石高とそのうちの蔵入地(幕府領)の高を記す。各地の居城に貼られた付箋には、城主名と知行高が記されており、その年代はほぼ正保元年(1644)から同2年(1645)に集約されるという。この図が写されたのもほぼその頃と考えてよいだろう。国名をはじめ図中の文字は北から南を見た方向に書かれており、畾紙の文字や貼紙も同じ方向である。