教育改革が進む中,平成14年度から小中学校において,新学習指導要領が完全実施されます。ゆとりの中で「生きる力」を育成することが学校教育の最大の課題になっています。特に,新設された「総合的な学習の時間」の授業づくり,益々深刻化するいじめ・不登校問題等に対する教師のコンサルテーションの在り方,教育情報ネットワークを活用した授業づくりが急務の課題となっています。
そこで,岡山大学教育学部附属教育実践総合センターでは,岡山県教育委員会・岡山市教育委員会・倉敷市教育委員会と連携して「教育改革と新しい教育実践」を共通テーマに掲げて研修講座を開講し,これらの課題に対応する新しい教育実践の在り方を追究した。