検索結果 1458 件
フルテキストURL | bgeou_172_contents_e.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | bgeou_172_colophon.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/57566 |
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タイトル(別表記) | Drama for a Theater System Workshop for Understanding of Diversity of Expression Activities |
フルテキストURL | bgeou_172_065_076.pdf |
著者 | 才士 真司| |
抄録 | 岡山大学大学院教育学研究科「国吉康雄記念・美術教育研究と地域創生講座」(以下,本講座)では,2019 年8月30 日,31 日の二日間,岡山市民会館において,表題の演習を企画し,これを公益財団法人岡山市スポーツ・文化振興財団との共同事業とし,岡山大学生,岡山市民,岡山市関係者を対象に実施した。表題の演習を機能的に達成するため,本講座では,独自に戯曲を開発した。筆者による制作戯曲は,今後の継続,発展的運用が予定されているため,このオリジナル戯曲(抜粋)と戯曲の基礎設定を示すこととする。 |
キーワード | 演劇 戯曲 文化施設 芸術文化資源 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
開始ページ | 65 |
終了ページ | 76 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006772603 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/57565 |
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フルテキストURL | bgeou_172_057_064.pdf |
著者 | 酒向 治子| |
抄録 | 本研究者が2011 年に教師と協働して取り組んだ「現代的なリズムダンス」授業づくりのプロセスを経て,教育現場で授業づくりの模索を続ける教員に寄り添った教材の必要性を感じた。この体験を契機として,2014年に岡山大学スポーツ支援室(旧:スポーツ教育センター)の協力の下,ダンス学習支援教材「白桃ダンスプロジェクト」を立ち上げ,ダンス教材『白桃ダンス』の開発と普及を行うこととした。本稿では紙幅の都合上コンテンツ開発に焦点をおき,制作プロセスを踏まえつつ教材の核となる理念とその具体的な内容についての整理・分析を行った。 |
キーワード | ダンス教育 リズムダンス 身体表現 白桃ダンス LOD |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
開始ページ | 57 |
終了ページ | 64 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006772602 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/57564 |
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タイトル(別表記) | Is Same-sex Marriage Acceptable in Japan? Reference to Same-sex Marriage Acceptance in Other Countries |
フルテキストURL | bgeou_172_049_056.pdf |
著者 | 大守 伊織| 天川 あかり| |
抄録 | 日本において同性愛,異性愛等の性的指向に関わらず,全ての人が希望すれば婚姻に伴う幸福や利益を享受できる時代がくるかを問う。研究方法は,CiNii Articles とGoogle Scholarを利用して「同性婚」「憲法」等のキーワードで検索し,47 本の論文を検討した。同性婚が認められていない日本では,日本国憲法第24 条の「両性」の意味がどのように解釈されるか議論がなされている。同性婚が容認されている米国では,「人間の基本権」として認められてきた「婚姻の自由」が当事者の性的指向や性自認により否定されないという考えから容認された。スペインでは,同性婚が社会的に受け入れられていること等の考えより,容認されている。同性カップルが子どもを持つ時の子どもの不利益については,多くの研究が,子どもにとって大切なのは「親の性的指向」ではなく,「親の愛情」であると述べていた。画一的な家族のありようから離れ,多様な家族の幸せへの希求が始まっている。 |
キーワード | 同性婚 LGBT 憲法 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
開始ページ | 49 |
終了ページ | 56 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006772601 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/57563 |
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タイトル(別表記) | Consideration of Comorbidity of Anxiety and Depression: Focusing on Multiple Pathways Model |
フルテキストURL | bgeou_172_035_047.pdf |
著者 | 上田 紋佳| |
抄録 | 本稿では,不安症とうつ病のcomorbidityのプロセスやメカニズムを明らかにするため,不安症とうつ病のcomorbidityについて,多角的に検討することを目的とした。まず,不安症の発症年齢や有病率,併存率といった疫学調査の結果を概観し,不安症が早期から発症し,他の不安症やうつ病と併発しやすいことを示した。次に,comorbidityの定義について,用語の整理と病因モデルに関する先行研究を概観した。そして,代表的なモデルである3因子モデル(Clark & Watson, 1991),強化感受性理論(Gray, 1987, 1991),多重経路モデル(Cummings et al., 2014)を概観し,実証的な知見によってそれぞれのモデルを検証したところ,発達段階と不安症間の不均一性に着目することが重要であることを示した。最後に,不安症とうつ病のcomorbidityに関する研究の意義と今後の課題について述べた。 |
キーワード | 不安症 うつ病 併発 comorbidity 多重経路モデル |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
開始ページ | 35 |
終了ページ | 47 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006772600 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/57562 |
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タイトル(別表記) | The Consciousness and Actual Conditions of Discipline and Abuse: Based on a Survey of Parents of Preschoolers in Korea |
フルテキストURL | bgeou_172_023_034.pdf |
著者 | 李 璟媛| 呉 貞玉| 篠原 久枝| |
抄録 | 本研究の目的は未就学児を持つ親におけるしつけと虐待に関する意識と実態を明らかにすることである。2018 年9月から10 月の間に韓国の昌原市にある保育所などの協力を得て,500 部の質問紙を配布,271 人から有効回答を得た。本稿では母親238 人を分析対象とした。分析の結果,母親は,子どものことをよく理解し,子育てに充実感を感じており,子どものしつけは親の責任だと考えていることを確認することができた。子どものしつけに関しては配偶者と話し合っており,家族以外にも相談できる人がいるなど,母親の子育て環境は決して孤立しているわけではないと思われる。母親の多くは,しつけのための体罰は肯定するものの,それが子どもの心や体に傷を与える場合は虐待になると考えていた。また,母親の多くは,しつけに対して不安と悩みを抱えており,本稿では,自分のしつけ行為が虐待にあたるのではないかと考え,しつけと虐待のはざまで悩む母親の様子を確認することができた。 |
キーワード | しつけ 虐待 しつけと虐待のはざま 韓国 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
開始ページ | 23 |
終了ページ | 34 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006772599 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/57561 |
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タイトル(別表記) | Structure of Skills in Social Studies and a Strategy for Their Development: A Fundamental Study from the Viewpoint of Subject Specificity and Generality |
フルテキストURL | bgeou_172_011_022.pdf |
著者 | 山田 秀和| |
抄録 | 汎用的な資質・能力の育成とどのように関連づけて社会科のカリキュラムや授業をデザインすればよいのか。本研究は,スキル育成の観点からこの問いに対してアプローチするものである。 本研究では,アメリカに手がかりを求めて考察を行い,以下の2点の成果を得た。第1は,教科・領域横断的なスキル,教科・領域固有のスキルという観点から,社会科で育成がめざされるスキルの構造を整理したことである。第2は,スキルの構造を意識したスキル育成の一方略を,具体的な事例に基づいて明らかにしたことである。本研究は革新的なスキル育成の方略を示すものではないが,日々の実践に資する基礎的な視点を提示している。 |
キーワード | 社会科 スキル 教科・領域の固有性 教科・領域の横断性 アメリカ |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
開始ページ | 11 |
終了ページ | 22 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006772598 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/57560 |
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フルテキストURL | bgeou_172_001_009.pdf |
著者 | 熊谷 愼之輔| 藤井 裕士| |
抄録 | 本研究は,「専門職の学習共同体(以下:PLC)」としての学校の実現をめざしたカリキュラム・マネジメント(以下:CM)による実践研究を行うに当たって理論的な枠組みを構築することを目的とした。ベテラン教員の大量退職を控え,国内の多くの学校では専門性の継承・向上が課題とされている。それを教職員個人の問題として,個人の専門性のみに着目するのではなく,学校が組織として専門性を継承・向上できるようなPLCとしての学校文化を醸成していくことが重要であると考えた。そういった学校文化を醸成するためのヒントを,Sheinの文化の学習/変容のモデルから得て,PLCとしての学校文化変革のためのCMのプロセスを提案した。 |
キーワード | 専門職の学習共同体 カリキュラム・マネジメント 特別支援学校 専門性の継承・向上 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 9 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006772597 |
フルテキストURL | bgeou_172_contents.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-11-27 |
巻 | 172巻 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | papyrus_026_prelim.pdf |
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著者 | 平井 安久| |
出版物タイトル | 岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス |
発行日 | 2019-11-22 |
巻 | 26巻 |
ISSN | 1341-3155 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
タイトル(別表記) | Difficulties in school life can be seen from the medical records of patients with gender dysphoria |
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フルテキストURL | hyky_20_39.pdf |
著者 | 天野 佑美| 佐々木 新| 松本 洋輔| 大守 伊織| |
抄録 | A school should be a place where every child can feel comfortable and safe. We aimed to shed light upon difficulties in school life in children with gender dysphoria (GD) and find a way to support them. We extracted the episodes in school life from the medical records of 59 patients with GD. They suffered from using gender segregated bookbags, school uniforms, swimming wears, and bathrooms. Sex education was not enough for them to understand GD. Children with male-to-female GD were bullied at school more often than those with female-to-male GD. Teachers should take note of children with GD, and should provide necessary supports in their school life, including the facilities and their relationships with their peers. |
キーワード | gender dysphoria gender identity disorder school education gender and sexual diversity difficulties |
出版物タイトル | 教育実践学論集 |
発行日 | 2019-03 |
号 | 20号 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 48 |
ISSN | 2433-1791 |
関連URL | isVersionOf http://hdl.handle.net/10132/17792 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | bgeou_171_contents_e.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-07-26 |
巻 | 171巻 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | bgeou_171_colophon.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-07-26 |
巻 | 171巻 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56927 |
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タイトル(別表記) | A Study of Dazai Osamu’s Hashire Merosu : Focusing on “Being Trusted” |
フルテキストURL | bgeou_171_(001)_(008).pdf |
著者 | 木村 功| |
抄録 | 本論では、「走れメロス」の主人公メロスの人物像を、「葡萄の季節」、「二つの約束」、「信頼されてゐる」ことの、三つの観点から読みなおした。「葡萄の季節」では、メロスと妹婿になる牧人の、結婚式の時期の齟齬から見えてくる問題を指摘した。「二つの約束」では、王とセリヌンティウスの二人にとっての約束の意味の相違に注目し、メロスがセリヌンティウスへの意識が低いことを指摘した上で、メロスが「信頼されてゐる」ことの意味を理解したことが、「恐ろしく大きいもの」という発言に繋がると考えた。以上の考察から、「走れメロス」は友情をテーマとする作品というだけでなく、他者から信頼される意味を理解することに注目した作品であることを明らかにした。 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-07-26 |
巻 | 171巻 |
開始ページ | (1) |
終了ページ | (8) |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006711420 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56926 |
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タイトル(別表記) | “OKAYAMA! Citizen Exercise” Produced as a Part of “Healthy Residents Okayama 21 (the 2nd)” Project |
フルテキストURL | bgeou_171_075_083.pdf |
著者 | 酒向 治子| |
抄録 | 本研究では,地域・行政・教育/研究機関が連携して行う事例として,岡山市が推進する「健康市民おかやま21」の『OKAYAMA!市民体操』に着目し,その制作プロセスを段階に分けて整理分析を行った。また,『OKAYAMA!市民体操』の体験者に対し,意識調査(主観的運動強度および満足度)を行ったところ,制作開始時に岡山市が目指していた目標には到達できていると考えられた。 |
キーワード | 体操 地域協働 OKAYAMA!市民体操 身体活動・運動 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-07-26 |
巻 | 171巻 |
開始ページ | 75 |
終了ページ | 83 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006711419 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56925 |
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タイトル(別表記) | Developing a Procedure for Cooperation between a Researcher and Kindergarten Staff to Carry Out the Plan-Do-Check-Act Cycle in Standard Curriculum Management |
フルテキストURL | bgeou_171_063_073.pdf |
著者 | 横松 友義| |
抄録 | 本研究では,幼稚園カリキュラム・マネジメントを実現できる教育課程及び年間指導計画の編成・作成を行っているA私立幼稚園においてアクション・リサーチを実施して,それらのDCAP(実施─評価─改善─計画)過程を実現するための研究者の協働手順を開発している。その上で,実効のある保育目標を明確化するための研究者の協働手順と,幼稚園カリキュラム・マネジメントを実現できる教育課程及び年間指導計画を編成・作成するための研究者の協働手順に関する先行研究成果と,本研究でのアクション・リサーチの成果とを整理して,幼稚園カリキュラム・マネジメントにおける教育課程のPDCAサイクルを実現するための研究者の協働手順を定式化している。 |
キーワード | 幼稚園 カリキュラム・マネジメント 教育課程 PDCAサイクル 協働 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-07-26 |
巻 | 171巻 |
開始ページ | 63 |
終了ページ | 73 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006711418 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56924 |
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タイトル(別表記) | Education of Traditional Japanese Art which Yasuo Kuniyoshi Received and its Influence on Future Research of Kuniyoshi |
フルテキストURL | bgeou_171_055_061.pdf |
著者 | 才士 真司| |
抄録 | 岡山大学大学院教育学研究科「国吉康雄記念・美術教育研究と地域創生講座」(以下,本講座)では,1889 年に岡山県岡山市に誕生した洋画家,国吉康雄(1889-1953)とその作品に関する調査を行なってきた。この成果の,現状における報告展覧会として,国吉康雄作品と,国吉作品をコレクション活動の原点とする「ベネッセアートサイト直島」の現代アート作品などで構成する展覧会,「Mr.Ace X-O. Modern SETOUCHI ⇄ Y.Kuniyoshi ⇄ NEWYORK」(以下,本展)を企画し,2019 年4月から5月にかけて岡山市が運営する岡山シティミュージアムで実施した。 本展に関わる取材および調査の過程で,今後の国吉康雄研究において重大な資料となる,岡山市史編集委員会 編『岡山市史 美術映画編』(岡山市,1962 年)における国吉康雄の少年時代に関する記述に注目し,その検証を行った。同書には,幼少期の国吉康雄が,四条派の日本画家で美術教師の井上芦仙の指導を受け,また,弟子として迎えたいとの申し入れを受けていたという記述がある。これは,国吉康雄の画才はアメリカで見出されたという,従来の国吉康雄論における前提を覆すものである。このため,国吉が受けた明治期の美術教育と共に,当時の美術教育を取り巻く環境と,今後の国吉康雄研究に与える影響について考察した。 |
キーワード | 国吉康雄 美術教育史 明治 工業学校 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-07-26 |
巻 | 171巻 |
開始ページ | 55 |
終了ページ | 61 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006711417 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56923 |
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タイトル(別表記) | A Review of Studies about Evaluation for Visual Function of Children with Intellectual Disabilities |
フルテキストURL | bgeou_171_047_053.pdf |
著者 | 宮﨑 善郎| |
抄録 | 本研究の目的は,これまでの知的障害児童・生徒の視機能評価について,主として日本の特別支援学校における教育実践の先行研究に関する知見を整理するとともに,今後の教育実践の中で取り組むべき課題について示唆を得ることである。今回は1999年から2018年までの,知的障害のある児童・生徒の視機能評価に関する文献を12件抽出した。知的障害のある児童・生徒の視機能評価については,自覚的検査を中心としてその困難性が以前より指摘されており,近年においても課題になっている可能性が示唆された。この困難性については,重複障害のある児童・生徒の視機能評価についても同様であることも示唆された。今後の課題として,全国の特別支援学校を対象とした視機能評価に関する調査を実施することを含め,最新の動向を把握する必要性が指摘された。 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-07-26 |
巻 | 171巻 |
開始ページ | 47 |
終了ページ | 53 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006711416 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/56922 |
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タイトル(別表記) | What Sexual Minorities in Adulthood Want for the Present School Education |
フルテキストURL | bgeou_171_039_046.pdf |
著者 | 佐々木 新| 天野 佑美| 大守 伊織| |
抄録 | 本研究の目的は,カミングアウトが難しい性的マイノリティ当事者が学校教育にどのような支援を望んでいるのか明らかにすることである。方法として質問紙調査を行った。質問紙作成にあたり,当事者への学校での支援について文献検索を行い,主に授業外で取り組む支援例を収集した。収集した支援例の評価を当事者18 名に依頼した。学校教育に求めていることは,相談してきた児童生徒の気持ちに寄り添うこと,第三者に知られないよう配慮すること,性の多様性と正しい知識を教えることであった。また,「開示しようとしまいと,いることを前提とする」学校になってほしいと希望していることが伺えた。教員は性的マイノリティの児童生徒が抱える困難さを重要な課題と捉え,いつでも誰でも相談できる環境づくりや,児童生徒の気持ちを尊重する努力が必要とされていると考える。 |
キーワード | 性的マイノリティ 学校教育 環境的整備 支援 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2019-07-26 |
巻 | 171巻 |
開始ページ | 39 |
終了ページ | 46 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120006711415 |