JaLCDOI |
10.18926/11736
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タイトル(別表記) |
Percentage body fat and results of a periodic health examination
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フルテキストURL |
006_023_028.pdf
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著者 |
太田 武夫|
後藤 彰夫|
正木 久子|
高見 陽子|
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抄録 |
肥満や栄養過剰は多くの慢性疾患、とりわけ成人病と関連が強いことが従来から指摘されている。肥満の判定には体脂肪率を測定することが重要であるが、その方法の一つとして、集団検診に使用しやすい生体電気インピーダンス法(bioelectrical impedance analysis)がある。今回、1ビール製造工場の定期健康診断において、対象者男235人および女137人の体脂肪率をこの方法により測定した。まずこの体脂肪率とBMIおよび肥満度との相関関係を求め、男性より女性において相関が高いことを認めた。ついで肥満群と正常群に分けて、血圧および血液検査の異常率の出現頻度を統計的に比較したところ、肥満群では男女共に総コレステロールで、また男性では尿酸、γGTP、SGPTの各値で、異常者が高率であることを認めた。またSGPTは30才台から、γGTP及びTchは40才台からその傾向が見られた。しかし、肥満指数とこれらの検査値との相関係数は高くはなかった。
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キーワード |
体脂肪率 (percentage body fat)
インピーダンス (bioelectorical impedance)
BIA
健康診断 (periodic health examination)
BMI
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出版物タイトル |
岡山大学医療技術短期大学部紀要
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発行日 |
1996-02-29
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巻 |
6巻
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開始ページ |
23
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終了ページ |
28
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ISSN |
0917-4494
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言語 |
日本語
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論文のバージョン |
publisher
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NAID |
120002313771
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