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検索結果 28261 件

JaLCDOI 10.18926/11707
タイトル(別表記) Maternity swimming at Misasa Hospital of Okayama University Medical School. -Third report. The physiological changes before and after the maternity swimming-
フルテキストURL 061_041_045.pdf
著者 奥田 博之| 高取 明正| 近藤 裕司| 坂田 旬子| 吉田 佐智江| 谷崎 勝朗|
抄録 第一報において妊婦水泳に関する妊婦の認識について報告し,第二報において妊婦水泳の現状とその適応について報告したが,その後も症例は順調に増加しており,現在までの参加人数は49名に達した。今回は妊婦水泳が母体と胎児の循環器系にどのような影響を与えるかを調べるために,妊婦水泳の前後におけるnon stress test(NST)と母体の血圧と脈拍数の変化を分析した。対象は妊娠5カ月以降の21名の正常妊婦とした。1.母体の脈拍数は水泳後に増加するものが約80%と明らかに多かったが,血圧は水泳前後で大きな差はみられなかった。2.NSTでは,水泳後に胎児基準心拍数の増加するものが妊娠中期で55.2%,後期で62.3%と多かった。胎児心拍数のlong term variability(LTV)は水泳後に減少するものが妊娠後期で 48.4%を占めた。3.胎動回数は水泳前後でほぼ一定であった。腹緊回数が水泳後に増加した例が妊娠後期で42.4%を占めた。これらの結果のうち,水泳後の胎児基準心拍数の増加とLTVの減少について生理学的見地より若干の考察を加えた。
キーワード 妊婦水泳 (Maternity swimming) 胎児心拍数 (Fetal heart rate)
出版物タイトル 環境病態研報告
発行日 1990-09
61巻
開始ページ 41
終了ページ 45
ISSN 0913-3771
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313490
著者 難波 正義|
発行日 2000-11-16
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
11巻
1号
資料タイプ その他
JaLCDOI 10.18926/11705
タイトル(別表記) Clinical study on polypoid lesions of the colon
フルテキストURL 061_036_040.pdf
著者 越智 浩二| 原田 英雄| 松本 秀次| 妹尾 敏伸| 田中 淳太郎| 立花 英夫| 穐山 恒雄| 中井 睦郎|
抄録 1986年4月から1990年2月末までの間に岡山大学医学部附属病院三朝分院で経験した早期大腸癌を含む大腸ポリープ90例(107病変)を対象に,年齢,臨床症状,便潜血反応,病変存在部位について検討を行い,以下の成績を得た。(1)大腸検査総数の22.4%にポリープが発見された。ポリープの77%は腺腫,5%は腺癌(早期癌)であった。(2)便潜血反応はポリープ例の75.9%に陽性であり,右側大腸ポリープでの陽性率は高かったが,S状結腸および直腸ポリープでは70%程度であった。(3)若年者では右側結腸にポリープが発見されることは稀であるが,50才以上では18%程度に認められた。高齢者では右側結腸も内視鏡で検査することが重要である。(4)免疫学的便潜血検査法の導入により大腸ポリープの発見効率が改善するものと考え られた。
キーワード 大腸ポリープ (Polyp of the colon) 大腸早期癌 (Early cancer of the colon)
出版物タイトル 環境病態研報告
発行日 1990-09
61巻
開始ページ 36
終了ページ 40
ISSN 0913-3771
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313590
著者 岡山大学医学部保健学科|
発行日 2000-03-24
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
10巻
2号
資料タイプ その他
著者 深津 裕寿|
発行日 2007-03-23
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文
著者 久郷 亜希|
発行日 2007-03-23
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文
著者 賀来 隆治|
発行日 2007-03-23
出版物タイトル
資料タイプ 学位論文
JaLCDOI 10.18926/11698
タイトル(別表記) Diabetic complications in the advanced stage of chronic pancreatitis.
フルテキストURL 061_079_088.pdf
著者 越智 浩二| 立花 英夫| 松本 秀次| 妹尾 敏伸| 田中 淳太郎| 原田 英雄|
抄録 慢性膵炎が進行すると膵内外分泌不全に対する治療が主体となる。かつては膵疾患に由来する糖尿病(膵性糖尿病)においては糖尿病性合併症の発症が少ないとされていたが,慢性膵炎の長期経過観察例の増加とともにその頻度が一次性糖尿病にくらべて必ずしも低くないことが指摘されるようになった。そこで今回,厚生省難治性膵疾患調査研究班「慢性膵炎の新しい治療法の開発」小委員会の研究活動の一環として膵性糖尿病の治療法を再検討することになったのを機会に,その手始めに野性糖尿病の合併症に関する従来の報告を整理した。その結果,一次性糖尿病の場合にくらべて,細小血管症(網膜症,腎症,神経障害)はほぼ同程度であるが軽症例が多いこと,大血管症(心筋梗塞,脳硬塞,動脈硬化症)は少ないことが示唆された。そのほか,膵性糖尿病の合併症の発症に関与すると考えられる諸因子についても概説した。
キーワード 膵性糖尿病 (Pancreatic diabetes) 慢性膵炎 (Chronic pancreatitis) 合併症 (Complications)
出版物タイトル 環境病態研報告
発行日 1990-09
61巻
開始ページ 79
終了ページ 88
ISSN 0913-3771
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313469
JaLCDOI 10.18926/11697
タイトル(別表記) Strategies of community health activities to improve the quality of inhabitants' life
フルテキストURL 011_1_041_048.pdf
著者 二宮 一枝| 岡野 初枝| 川田 智恵子| 明石 弘子| 柴田 テル子| 梅島 玲子| 藤方 桂子| 片山 尚子| 村上 純子|
抄録 ヘルスプロモーションの理念にそって,住民組織,行政,研究グループが協働して,住民の生活の質の向上をめざした地域保健活動の展開を計画した。まず,休眠状態にあった岡山県M町の健康づくり推進協議会(以下M町協議会と略す)を活性化するため,協議会の委員18人を対象に聴き取り調査を行い,次に,M町協議会でのディスカッションを深めた。1.M町協議会構成団体のうち住民組織は9組織で,このうち6組織は居住地域内の住民の推薦や輪番で代表を選出しており,他の3組織は任意であった。8組織の事務局は行政機関内にあり,活動経費の公費補助率は70%以上であった。2.委員の描く理想の町のイメージとして,福祉の充実した町で老後も安心できるという内容を含んだ回答が多かった。それを実現する為に,住民一人一人が自己管理意識を持つと同時に,協議会が支援的な活動を身近なところで展開することの必要性が挙げられた。3.M町協議会活動への委員の期待は大きく,協議会内での委員間の意思疎通も次第に深められた。事前に聴き取り調査を行ったこと等が効果的に影響したと考えられた。
キーワード 住民参加 (inhabitant participation) ヘルスプロモーション (health promotion) 健康づくり推進協議会 (a town committee for health promotion) 生活の質 (quality of life)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2000-11-16
11巻
1号
開始ページ 41
終了ページ 48
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313515
JaLCDOI 10.18926/11696
タイトル(別表記) Thermological study on the coldness in women
フルテキストURL 061_046_054.pdf
著者 高取 明正| 奥田 博之| 関場 香| 谷崎 勝朗|
抄録 サーモグラフィを用いた冷え症の診断基準を作ることを目的として,冷え症患者(30名)の体表面温度分布を体表面を11カ所に分けて中間温環境下でサーモトレーサ6T66を1用いて測定し,対称群(11名)と比較した。同時にCMI調査と,患者の日常生活に関するアンケート調査を実施した。その結果1.冷え症群では四肢末端部,ことに手掌・足背・足底において最低温度が低く,局所の最高・最低温度間の温度較差が大きい傾向を示した。軀幹部では最高温度,最低温度,温度較差すべて両群間に大きな差はみられなかった。2.冷え症群の手掌,足背,足底の温度分布パターンは末端部ほど温度が低いという特徴的なパターンを多く示した。3.CMI調査では,冷え症群の中等症と軽症例の一部に強い神経症的傾向を認めたが,重症例では神経症的傾向は軽度であった。4.アンケート調査では脂っこいものよりあっさりしたものを好きであるとか,顔にのぼせを感じることがある,甘いものが好きであるという例が冷え症群に多かった。以上の結果からサーモグラフィを用いて中間温環境下で四肢末端の温度鈴布を測定することにより,冷え症を客観的に診断する可能性を得た。
キーワード 婦人の冷え症 (Coidness in women) サーモグラフィ (Thermography)
出版物タイトル 環境病態研報告
発行日 1990-09
61巻
開始ページ 46
終了ページ 54
ISSN 0913-3771
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313877
JaLCDOI 10.18926/11695
タイトル(別表記) Antithrombogenic therapy after heart valve replacement - Effect of anti-platelet drug on aggregation-
フルテキストURL 061_055_060.pdf
著者 曽田 益弘| 萬 秀憲| 鈴鹿 伊智雄| 森末 真八| 平井 俊一| 古元 嘉昭| 梶谷 伸顕| 吉實 憲| 浪花 宏幸| 古城 昌義| 寺本 滋|
抄録 人工弁置換患者の血栓塞栓症(TE)は,長期予後の成績を左右する。 TEを減少させるために凝固因子を抑制するwarfarinと抗血小板剤による抗血栓療法が行われている。人工弁置換患者103例を対象に,抗血小板剤であるtrapidil(TP)とdipyridamole(DP)の血小板凝集能に与える効果を検討した。36ヵ月間検討したが,warfarin単独群は血小板凝集能に変化がなく,TP,DP共にADP凝集能を抑制した。しかし有意差の見られたのは全経過ではなく,凝集能抑制は強力かつ持続的ではなかった。またコラーゲン誘導凝集能は変化を認めなかった。TPとDPの抗血小板効果は同等と思われる。期間中の血栓塞栓発生は,warfarin単独群9.5%,TP群4.3%,DP群7.7%であった。臨床的に抗血小板剤の併用は有効と思われるが,血小板凝集抑制には投与量の増量,あるいは他の薬剤の検討が必要であろう。
キーワード 人工弁置換術 (Heart valve replacement) 血栓塞栓症 (Thromboembolism) 血小板凝集 (Platelet aggregation) 抗血小板剤 (Anti-thrombotic drug)
出版物タイトル 環境病態研報告
発行日 1990-09
61巻
開始ページ 55
終了ページ 60
ISSN 0913-3771
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313443
JaLCDOI 10.18926/11693
タイトル(別表記) Hyhrid vascular grafts and one of our approaches
フルテキストURL 061_114_122.pdf
著者 野一色 泰晴|
抄録 人工血管により高度な機能をもたす目的で,ハイブリット化が今日進められるようになってきた。この背景について説明するとともに,我々の独自に行っているハイブリット型人工血管作成の方法およびその成果について報告する。その具体的方法としては以下の通りである。末梢静脈小片を勇刀にて細切したのち,約20ccの生理的食塩水に入れて静脈組織細切片浮遊液を作った。次に高有孔性人工血管の一端より吸引管を挿入し,これを作成した液に入れ,吸引によって組織片を外側から人工血管壁に絡ませた。次に新鮮な血液を注ぎ,組織片をさらに固着させた。成犬胸部下行大動脈へこのような処理をしたポリエステル布製人工血管を植え込んだところ,植え込み5日目に新生血管壁内部に無数の内皮細胞の増殖像がみられ,35日目の例では吻合部はもとより,人工血管の中央部ですら内皮細胞による完全な被覆を認めた。  以上のような方法で新生血管壁が容易に形成されることが判明したことより,今後,他の人工臓器分野でもハイブリット化が予測される。
キーワード 人工血管 (Vascular graft) ハイブリット (Hybrid) 新生内膜 (Neointima) 内皮細胞 (Endothelial cell) 自家移植 (Autologous transplantation)
出版物タイトル 環境病態研報告
発行日 1990-09
61巻
開始ページ 114
終了ページ 122
ISSN 0913-3771
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313776
JaLCDOI 10.18926/11692
タイトル(別表記) Stress coping pattern among pre-operative patients and relations to their background
フルテキストURL 011_2_049_057.pdf
著者 水原 緑| 渡邉 久美| 持田 さち子| 尾崎 康子| 岡村 恭子| 西村 美佐恵| 吉沢 希桜| 高島 雅| 山田 一朗|
抄録 術前訪問のストレス状態を軽減するための一手段として,手術室の看護者により術前訪問が行われている。患者自身のストレスの状態とその対処法が異なっていることは従来の研究より明らかであるが,このような個々の術前患者の対処状況に応じた術前訪問については,充分に行えていないのが現状である。患者のストレス状態は患者背景と関係しており,さらにはその対処行為をパターン化できるものと考え,この対処行為のパターンと,背景因子との関わりを明らかにし,それらを考慮した術前訪問のあり方を考えることを目的として本研究を行った。対象は1週間以内に手術予定の患者20名とした。データは面接による半構成的な質問に対する対象者の自由な回答を記録して収集した。質問内容は,1.対象者の背景要因としての「経験」「自己認知」「環境要因」2.対象者の心理状態・ストレス認知・対処について,「病気を発見した時」、「入院の必要性の説明を受けた時」「手術の必要性の説明を受けた時」「現在」の4つの時点についての心理状態,ストレスの認知,対処法について回想法によるものとした。対象者は男性11名,女性9名で,平均年齢は57.7±15.9歳であった。各事例における4時点での対処行為をパターン化したところ,A :「積極的対処」B:「回避」C:「おまかせ」D:「積極的対処」→「おまかせ」E:「回避」→「積極的対処」F:「回避」→「積極的対処」→「おまかせ」G:「回避」→「おまかせ」の7パターンに分類された。患者背景要因と対処法の関係については,次の2点が明らかとなった。1)ストレス対処に「問題状況の再認知」または「おまかせ」を用いていた患者は,癌告知を受けており,ストレス状態の軽減傾向が特徴的であった。それに対して,「回避」を主に用いていた患者は,未告知事例や疾患について曖昧な解釈の事例が集中しており,ストレス状態が特徴的であった。2)性格を「神経質」「辛抱強い」と自己評価した患者の対処行為として,「積極的対処」が共通して用いられていた。
キーワード 対処 (coping) 手術 (operation) 術前 (preoperation) 患者 (patient) ストレス対処パターン (stress coping pattern)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2001-03-24
11巻
2号
開始ページ 49
終了ページ 57
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313667
JaLCDOI 10.18926/11691
タイトル(別表記) Clinical significance of eosinophilic leucocytes in onset mechanisms of bronchial asthma
フルテキストURL 061_089_097.pdf
著者 谷崎 勝朗| 周藤 眞康| 貴谷 光| 河内 和久| 御舩 尚志| 多田 慎也| 高橋 清| 木村 郁郎|
抄録 末梢血好酸球が気管支喘息の発症病態にどのように関与しているかについて,1.末梢血好酸球の変動,2.好酸球の局所出現,3,好酸球とアレルギー反応,4.アレルギー反応と好酸球の機能,5.好酸球と喘息の臨床病態の各項目で検討した。その結果,気管支喘息では,全般的に末梢血好酸球増多がみられ,同時にアレルギー反応局所への遊走が観察されること,末梢気 道では,ある程度肺胞マクロファージの出現と逆相関にあること,リンパ球との関連もある程度認められることなどが示された。そして,局所出現した好酸球は,IgE抗体の関与の程度により,その機能が異なる可能性が示唆された。また臨床病型別の検討では,アトピー型ではいずれの臨床山型においても好酸球の出現率は明かな増加傾向を示したが,非アトピー型では,Ib.気管支攣縮+過分二型においてのみ好酸球増多が著明であった。
キーワード 好酸球 (Eosinophils) 肺生検 (Lung biopsy) 気管支肺胞洗浄 (Bronchoalveolar lavage) 臨床病型 (Clinical type) 気管支喘息 (Bronchial asthma)
出版物タイトル 環境病態研報告
発行日 1990-09
61巻
開始ページ 89
終了ページ 97
ISSN 0913-3771
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313427
JaLCDOI 10.18926/11690
タイトル(別表記) A study of x-rays protection in a hip-joint radiography examination
フルテキストURL 011_2_059_064.pdf
著者 中桐 義忠| 丸山 敏則| 後藤 佐知子| 東 義晴| 澁谷 光一| 田村 恵里| 谷本 江利子| 鳥居 史子| 竹田 芳弘| 杉田 勝彦|
抄録 幼小児を含めた若年者の股関節X線撮影検査においては鉛板などで生殖腺を防護して行うのが通常である。男性の場合は生殖腺は体外に露出しているので,それを鉛板で包むようにすればある程度目的は達成される。しかし,女性の場合,生殖腺は骨盤腔内に存在するため,卵巣及び子宮を防護でき診断目的領域にかからないように鉛板を成形し,腹壁上に置いて撮影する。X斬写真上ではグリッドで散乱線を除去しているため,鉛板の陰影がくっきりと撮影され,生殖腺は完全に防護されているように見える。しかし,体内では散乱線によるかなりの被曝があるものと考えられる。そこで今回,鉛板下の散乱線量を鉛板幅及び電圧を変化させ,ファントム内各深さの散乱線量を測定した。その結果,鉛板下の散乱線量が相当量認められ,その量は深さ3~4cmでピークを形成した。鉛板幅による変化は幅が狭いほど線量は大きくなり,電圧による変化は60kVと80kVを比べると80kVの方が多くなった。これを鉛板なしの場合と比較すると,ファントム内意さが増すにしたがい増大した。したがって,臨床において鉛板がずれて再撮影をすることのないよう細心の注意が必要であると考えられた。
キーワード 股関節X線撮影 (Radiography Examination of Hip-joint) 医療被爆 (Patient Dose) X線測定 (Dosimetry) 生殖腺防護 (X-rays Protection of the Gonads)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2001-03-24
11巻
2号
開始ページ 59
終了ページ 64
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313720
著者 岡山大学医学部保健学科|
発行日 2001-03-24
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
11巻
2号
資料タイプ その他
JaLCDOI 10.18926/11688
タイトル(別表記) Relationships between electrical impedance and light transmission of flowing blood
フルテキストURL 011_2_065_070.pdf
著者 中村 隆夫| 山本 尚武|
抄録 流動する血液についての力学的,光学的および電気的な特性についての研究が数多く報告されている。本研究では,狭窄がある人工血管を流れる血液の電気インピーダンス(周波数10kHz)を近赤外光(波長940nm)の透過度と同時に測定し,血液の電気インピーダンスの特性について検討を行った。内径2mmのアクリル製の血管モデルを作製し,その内部に断面積の小さい狭窄部位を1ヵ所設置し,ヒトの血液(Hct40%)を流した。定常流においては血流速度の増加に伴いインピーダンスの相対変化量および透過光強度ともに減少した。しかし,狭窄部に近い部位では,インピーダンスと透過光強度の変化パターンに違いがみられた。インピーダンスおよび透過光強度は流動する血球の動きや配向等を反映していると考えられた。
キーワード 流動血液 (flowing blood) 生体電気インピーダンス (bioelectrical impedance) 定常流 (steady flow) 拍動流 (pulsatile flow) 透過光強度 (light transmission)
出版物タイトル 岡山大学医学部保健学科紀要
発行日 2001-03-24
11巻
2号
開始ページ 65
終了ページ 70
ISSN 1345-0948
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002314001
JaLCDOI 10.18926/11687
タイトル(別表記) New trend of the development of vascular prostheses
フルテキストURL 061_098_113.pdf
著者 野一色 泰晴|
抄録 人工血管の開発研究における動向について,我々の行ってきた研究をまじえて世界の動きを解析した。近年の砺究の流れは過去1世紀にわたる試行錯誤の上にあって,さらに大きく揺れ動いている。人工血管の内面に必要な抗血栓性の獲得においても,設計者によって考えを異にし,米国では,人工心臓に用いる抗血栓性合性高分子材料をもってそれに当てようとしているものが多い。我々はあくまで宿主のもつ諸機能を引き出し,自然の動きの一つとしての治癒を無理なく導いて,内皮細胞によって内面を覆わせる方法を採用している。そのいくつかの例として,超極細ポリエステル繊維製人工血管,結合組織管,バイオマトリックス人工血管,ヘパリン化生体組織由来人工血管,成長できる人工血管などについて解説した。
キーワード 人工血管 (Vascular prosthesis) 新生内膜 (Neointima) 内皮細胞 (Endothelial cells) 抗血栓性 (Antithrombogenicity)
出版物タイトル 環境病態研報告
発行日 1990-09
61巻
開始ページ 98
終了ページ 113
ISSN 0913-3771
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120002313859