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ID 72
Eprint ID
72
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Distribution of P32 in Rice Plants grown in the Chloride Excess Solution
著者
下瀨 昇 岡山大学
抄録
水稲をその生育途中から0.3% NaCl液を加えて水耕栽培し,幼穂形成期を過ぎてから p32を培養液に加え,吸收されたP32の行方を検索した.塩化物を生育初期から加えなかつたため,出穂期に茎葉,特に古い葉に多くClが残存し,従来の成績とは極めて異つた結果を得,ために所期の目的を達し得なかつたが次のような事実を認めた.即ち幼穂形成期以後に加えられたPも水稲によつて吸收利用されるが,水稲体内に多量のClが残存すると,根から茎葉内へのPの移行が妨げられ,特に古い葉の中のP32が少いという事実を認めた。
発行日
1957
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
10巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
25
終了ページ
28
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa