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検索結果 48287 件

JaLCDOI 10.18926/54536
タイトル(別表記) “情(Qing)”in the Zhu Xi Philosophy
フルテキストURL bhe_011_055_074.pdf
著者 孫 路易|
抄録  本稿では、朱子のいう「情」についてできるだけ深く掘り下げて再検討することを試みる。  「天地の情」は、自然界の、「公正無私、健やか、和やか」といった性格と気の働きとの両義を併せ持つものである。つまり、自然界のあらゆる自然現象や自然物は皆、「公正無私、健やか、和やか」といった性格を持つ気の働きによって作り出されたものである。「公正無私、健やか、和やか」という性格は、「天地の心」が無生物や生物や人間に賦与されることに伴ってそれらの物体にも備わるのである。  「物の情」は、物体のその自身の性質を現す働きである。「草木禽獣の情」は、「五常の性」から発生した原初的「情」と、原初的「情」が具体的な物に対して向かうことによって生じた志向的情感、及び知覚、といった内面的な働きである。  「人の情」には、「本然の性」から発生した「四端」と「気質の性」から発生した「七情」の二種類がある。「四端」は原初的「情」であり、「七情」はその一部分が原初的「情」となって現れる。原初的「情」の働き方によって生じた幾つかの異なる心の働きが派生的「情」であり、派生的「情」には「意」「志」「知」「思慮」などといった要素が含まれている。  「意」と「志」はともに志向的情感であるが、その性格は「志は剛、意は柔」のように正反対であり、意欲、作用、忖度、感応が「意」の具体的な内容である。「知」はつまり「知覚」または「知識」であり、「知覚」は、神経感覚・器官感覚・生命感覚・道徳感覚を意味し、「知識」は認識や見識を意味する。「思慮」はつまり「思」であり、思惟・思索を意味し、派生的「情」においては枢要な働きを担うものであるが、不善を生ずるものと認識されている。
キーワード 天地の情 物の情 草木禽獣の情 人の情 四端 七情 知覚 思慮
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 55
終了ページ 74
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838014
JaLCDOI 10.18926/54535
タイトル(別表記) On the 1895 publication of "Nihongo Hitori Annnai"
フルテキストURL bhe_011_043_054.pdf
著者 陳 南澤|
抄録 本稿では開化期の日本語学習書である『日本語独案内』(1895)に関して、その構成、韓国語の特徴、本書の基になっていると考えられる『日韓會話』(1894)と異なる日本語の単語や表現などを考察する。本書は日本語学書でありながら、その韓国語は同時代のほかの韓国語学習書と比べても同時代の韓国語を良く反映していると思われ、言語学的な価値を持っているといえる。また、『日韓會話』(1894)は本書の他にも『旅行必要日韓清對話自在』(1894)の定本にもなっており、『朝鮮語学独案内』(1894)との関連性mおうかがえる。今後、明治期のほかの韓国語学習書や韓国人のための日本語学習書を総合的に考察することで、現代韓国語の形成過程を寄り明らかにできると期待される。
キーワード 韓国語 日本語独案内 開化期 日韓會話
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 43
終了ページ 54
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838013
JaLCDOI 10.18926/54534
タイトル(別表記) La constellation des imprimeurs-libraires dans les années 1640 et la polémique autour du jansénisme
フルテキストURL bhe_011_033_042.pdf
著者 野呂 康|
抄録 今日ジャンセニスムといえば,神学者コルネリウス・ジャンセニウス(1585-1638)の名に因んだ社会運動を指す.彼の遺稿『アウグスチヌス』と,その擁護者であるアントワヌ・アルノーによる『頻繁なる聖体拝領について』は,1640 年代に大きな論争を巻き起こした.これがいわゆる初期ジャンセニスム論争である.この論争は当時最大のメディアである書物を中心に展開されたがゆえに,文書の出版に携わる出版業界の動きとも深く関係したのは間違いない.但し,予めジャンセニスムとそれに共感した業者がいたというのではない.宗教思想や業者間の対立が折り重なる場でこそ,ジャンセニスムなるものが産み出され,漸次的に規定されてゆくのである.
キーワード ジャンセニスム 論争 出版 メディア 頻繁なる聖体拝領について
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 33
終了ページ 42
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838012
JaLCDOI 10.18926/54533
タイトル(別表記) De l’histoire littéraire au champ littéraire: Saisei MURO et la poésie japonaise moderne (2)
フルテキストURL bhe_011_011_032.pdf
著者 上田 和弘|
抄録 ある時代のある特定の時期に書かれ発表されたさまざまな文学テクストをながめたばあい、ときにジャンルさえ越えて、そこに流行語のようにいくつかのある特徴的な語や表現が時を同じくして出現してくることがある。それはもちろん作家(詩人)から作家(詩人)へのなんらかの影響関係がそこにあったからだとまずは考えられよう。しかしこれは必ずしもたんに一方から他方への単方向的な影響というのではなく、作家(詩人)たちのあいだで、いくつかの条件があわさって、ほとんど同時発生的にある共通ないし類似の語や表現が生まれたり用いられたりすることもあったのではないか、また、あくまで個々の作品から遡及的にしか見いだされぬとしても、そうした共通ないし類似の語や表現を生みだすことを可能にした、ある時代のある特定の時期に成立していたと想定される表現可能態の言語空間がそこに潜在していたのではないか――本稿は、その空間をピエール・ブルデューの用語を借りて「文学場」の名で呼んで、20 世紀初頭における日本の近代詩と19 世紀中葉におけるフランスの近代詩をそうした「文学場」という観点からとらえなおす試みである。
キーワード 文学場 日本近代詩 室生犀星 北原白秋 斎藤茂吉
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 11
終了ページ 32
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838011
JaLCDOI 10.18926/54532
タイトル(別表記) "Romeo und Julia" auf der Opernbühne ― Von Gottfried Keller zu Frederic Delius ―
フルテキストURL bhe_011_001_010.pdf
著者 久保田 聡|
抄録 互いの家同士の確執を知りながらも愛し合うことになってしまった男女の悲劇を描き出したシェイクスピアの作品のプロットが19 世紀リアリズム期の作家ゴットフリート・ケラーの『村のロメオとユリア』においてもそっくりのまま使い回されたわけでは決してない。現実を見つめるケラーのまなざしは悲劇に至る経緯と背景を丹念に追い求めているのである。しかしながらドイツにルーツを持つイギリス人作曲家フレデリック・ディーリアスがシェイクスピアではなくケラーの小説の方をオペラの題材に選んだ時、音楽家としての感性はリアリズム小説のプロットにさまざまな変更を施すことになる。
キーワード 確執 リアリズム 示導動機 「楽園」
出版物タイトル 大学教育研究紀要
発行日 2015-12-30
11巻
開始ページ 1
終了ページ 10
ISSN 1881-5952
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838010
著者 岡山大学グローバル・パートナーズ | 岡山大学教育開発センター | 岡山大学言語教育センター | 岡山大学キャリア開発センター |
発行日 2015-12-30
出版物タイトル 大学教育研究紀要
11巻
資料タイプ その他
著者 花谷 正| Sato, Nobuaki| Yamamoto, Hiroshi|
発行日 2007-04
出版物タイトル Heterocycles
71巻
3号
資料タイプ 学術雑誌論文
フルテキストURL olj_66_1_contents_eng.pdf
著者 岡山大学法学会|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL olj_66_1_colophon.pdf
著者 岡山大学法学会|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
フルテキストURL olj_66_1_contents.pdf
著者 岡山大学法学会|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
タイトル(別表記) Personalbeurteilung in deutschen privaten Unternehmen
フルテキストURL olj_66_1_(101)_(188).pdf
著者 藤内 和公|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 188
終了ページ 101
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
タイトル(別表記) On the Retirement Compensation of Directors Based on the Internal Regulation of the Corporation without the Resolution of Shareholders’ Meeting : Tokyo District Court Decision of 21 July 2015
フルテキストURL olj_66_1_(189)_(198).pdf
著者 米山 毅一郎|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 198
終了ページ 189
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838009
タイトル(別表記) Does right to obtain reimbursement against principal obligor have effect on interruption of extinctive prescription of right to reimbursement against co-surety?
フルテキストURL olj_66_1_089_099.pdf
著者 吉岡 伸一|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 89
終了ページ 99
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838008
タイトル(別表記) Die Intellektuelle und die ‘Bildung’ : Der Bildungsgedanke von Maruyama Masao
フルテキストURL olj_66_1_001_088.pdf
著者 西村 稔|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 1
終了ページ 88
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838007
タイトル(別表記) Der Grundsatz der Völkerrechtsfreundlichkeit vom Grundgesetz - 1. Teil
フルテキストURL olj_66_1_(199)_(234).pdf
著者 山田 哲史|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 234
終了ページ 199
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838006
タイトル(別表記) Personalbeurteilung in deutschen privaten Unternehmen
フルテキストURL olj_66_1_(236)_(376).pdf
著者 藤内 和公|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 376
終了ページ 236
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838005
タイトル(別表記) Reform of Nation-Wide General Tests for University Admissions and its Political Process : Adaptation to Glovalization and Populism
フルテキストURL olj_66_1_(377)_(422).pdf
著者 谷 聖美|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2016-08-31
66巻
1号
開始ページ 422
終了ページ 377
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
NAID 120005838004
JaLCDOI 10.18926/AMO/54514
フルテキストURL 70_4_327.pdf
著者 Watanabe, Mototsugu| Yamamoto, Hiromasa| Eikawa, Shingo| Shien, Kazuhiko| Shien, Tadahiko| Soh, Junichi| Hotta, Katsuyuki| Wada, Jun| Hinotsu, Shiro| Fujiwara, Toshiyoshi| Kiura, Katsuyuki| Doihara, Hiroyoshi| Miyoshi, Shinichiro| Udono, Heiichiro| Toyooka, Shinichi|
抄録 A study to evaluate the effect of metformin on the immune system was commenced in July 2014. Metformin is one of the most commonly prescribed drugs for type 2 diabetes, and previous studies have reported that metformin has an anti-tumor effect. The aim of this study is to evaluate the efficacy of metformin on the immune system in human cancer patients in vivo. The primary outcome parameter will be the rate change in the population of CD8+ T cells, which produce multiple cytokines.
キーワード metformin CD8+ T cells cancer immunology
Amo Type Clinical Study Protocols
出版物タイトル Acta Medica Okayama
発行日 2016-08
70巻
4号
出版者 Okayama University Medical School
開始ページ 327
終了ページ 330
ISSN 0386-300X
NCID AA00508441
資料タイプ 学術雑誌論文
言語 英語
著作権者 CopyrightⒸ 2016 by Okayama University Medical School
論文のバージョン publisher
査読 有り
PubMed ID 27549683
Web of Science KeyUT 000384748600018
JaLCDOI 10.18926/AMO/54513
フルテキストURL 70_4_323.pdf
著者 Yamamoto, Naoki| Kato, Hironari| Mizukawa, Sho| Muro, Shinichiro| Akimoto, Yutaka| Uchida, Daisuke| Tomoda, Takeshi| Matsumoto, Kazuyuki| Horiguchi, Shigeru| Tsutsumi, Koichiro| Okada, Hiroyuki|
抄録 Contrast-enhanced harmonic endoscopic ultrasonography (CH-EUS) with contrast agent enabled us to assess the hemodynamics closely, despite limited data in pancreatic tumors. We have initiated a prospective, single arm, and non-randomized study to clarify the accuracy and safety of CH-EUS with Sonazoid and time-intensity curve (TIC) analysis for diagnosing benign or malignant pancreatic tumors. A total of 200 patients will undergo CH-EUS and TIC analysis. Receiver operating characteristic (ROC) analysis will be used to determine the optimal parameter cutoff values for TIC analysis. This will clarify whether CH-EUS and TIC can further improve the diagnosis of pancreatic tumors over conventional EUS.
キーワード CH-EUS pancreatic tumor TIC
Amo Type Clinical Study Protocols
出版物タイトル Acta Medica Okayama
発行日 2016-08
70巻
4号
出版者 Okayama University Medical School
開始ページ 323
終了ページ 325
ISSN 0386-300X
NCID AA00508441
資料タイプ 学術雑誌論文
言語 英語
著作権者 CopyrightⒸ 2016 by Okayama University Medical School
論文のバージョン publisher
査読 有り
PubMed ID 27549682
Web of Science KeyUT 000384748600017
JaLCDOI 10.18926/AMO/54512
フルテキストURL 70_4_317.pdf
著者 Sakurai, Jun| Matsui, Yusuke| Hiraki, Takao| Iguchi, Toshihiro| Fujiwara, Hiroyasu| Gobara, Hideo| Mitsuhashi, Toshiharu| Nagasaka, Takeshi| Susumu Kanazawa, Susumu Kanazawa|
抄録 The present single center prospective phase II clinical trial is designed to evaluate the efficacy and safety of percutaneous radiofrequency (RF) ablation for colorectal lung metastases. Patients who have colorectal lung metastases without extrapulmonary metastases are included in this study. The primary endpoint is 3-year overall survival (OS) after RF ablation. The secondary endpoints are the prevalence of adverse events within 4 weeks, local tumor progression rate, 1- and 5-year OS, cause-specific survival, and relapse-free survival. The recruitment of patients commenced in July 2014, and the enrolment of 45 patients is intended over the 3 years of study period.
キーワード radiofrequency ablation colorectal cancer lung metastasis
Amo Type Clinical Study Protocols
出版物タイトル Acta Medica Okayama
発行日 2016-08
70巻
4号
出版者 Okayama University Medical School
開始ページ 317
終了ページ 321
ISSN 0386-300X
NCID AA00508441
資料タイプ 学術雑誌論文
言語 英語
著作権者 CopyrightⒸ 2016 by Okayama University Medical School
論文のバージョン publisher
査読 有り
PubMed ID 27549681
Web of Science KeyUT 000384748600016