ID | 20204 |
Eprint ID | 20204
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フルテキストURL | |
タイトル(別表記) | Evaluation of Availability of New Experiment Technique for Cervical Spinal Cavity Administration in Rats -Examination by Behavioral Pharmacological Study of Inducing Anesthetic Potentiation-
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著者 |
村中 清志
株式会社アニマルケア
佐加良 英治
九州歯科大学動物実験施設
倉林 譲
岡山大学医学部附属動物実験施設
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抄録 | ラットの硬・クモ膜下腔内への投与方法としては、従来からカテーテル設置による大槽内投与法が汎用されている。しかし、これらの大槽内投与法は、投与前に手術などの事前処置や回復の時間が必要なことなどの制約があるため,速やかに投与を開始することや短時間に多数のラットへ投与することなどが困難である。そこで、我々はラットの後頭部から経皮的に頚部髄腔内へ穿針する投与法である頚部髄腔内投与法を開発した。今回は、その有用性を麻酔薬や催眠導入剤のスクリーニングに用いられる麻酔増強作用により検討を行った。麻酔増強作用は塩酸ケタミンならびにペントバルビタールナトリウムを用いて、チオペンタールナトリウム麻酔増強作用により行った。その結果、頚部髄腔内投与法は大槽内投与法に比べ、ストレス無く投与できること。すでに汎用されている大槽内投与法投と同様の薬理学的評価が得られた事などから、頚部髄腔内投与法は大槽内投与法に代わるラットの硬・クモ膜下腔内への投与方法としての可能性が示唆された。
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備考 | 寄稿 (Contributions)
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発行日 | 2002-09
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出版物タイトル |
岡山実験動物研究会報
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出版物タイトル(別表記) | Proceedings of Okayama Association for Laboratory Animal Science
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巻 | 19巻
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出版者 | 岡山実験動物研究会
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出版者(別表記) | Okayama Association for Laboratory Animal Science
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開始ページ | 31
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終了ページ | 35
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資料タイプ |
学術雑誌論文
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言語 |
日本語
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論文のバージョン | publisher
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査読 |
有り
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Eprints Journal Name | poalas
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