検索結果 58 件
JaLCDOI | 10.18926/CTED/52283 |
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タイトル(別表記) | A Survey of Japanese High School Teachers' Self-Efficacy about Inclusive Education |
フルテキストURL | cted_004_001_005.pdf |
著者 | 吉利 宗久| |
抄録 | 本研究の目的は,高等学校教員のインクルーシブ教育に対する自己効力感を調査し,その実態と課題を明らかにすることである。2013年2月下旬,発達障害関係の研修会に参加した高等学校の特別支援教育コーディネーター(59 名)を対象に,「インクルーシブ教育に対する教員効力感尺度」(TEIP) を実施した。その結果,インクルーシブ教育に対する高等学校教員の自己効力感は必ずしも高い水準にはなかった。とくにインクルーシブ教育に関する動向の理解,個のニーズに対応するためのアセスメントや指導計画といった新たな教育課題の把握や支援方法に関する準備が十分ではないと感じられていた。昨今の国際的な動向をふまえ,多様な教育的ニーズのある生徒を柔軟に支えることのできる組織的な学校体制を早急に整え,教員が自己効力感をもって教育実践に取り組むための教員養成段階からの計画的で継続的な研修機会が必要となっていることを指摘した。 |
キーワード | インクルーシブ教育 高等学校 自己効力感 特別支援教育コーディネーター |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2014-03-10 |
巻 | 4巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 5 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005398247 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/52172 |
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タイトル(別表記) | Utilizing Video Self-Modeling and Video Hero Modeling to Increase Task Engagement of an Elementary-Aged Student with Autism Spectrum Disorder. |
フルテキストURL | bgeou_155_013_022.pdf |
著者 | 大竹 喜久| 高橋 彩| 竹内 愛| 渡部 健太郎| 濱田 敏子| |
抄録 | 本研究では,集中して着替えに取り組むことが難しい一人の知的障害のある自閉症スペクトラム障害児に対して,3種類のビデオモデリング技法を順次適用し,どの技法がもっとも着替え従事率の上昇をもたらすかを検討した。用いられた技法は,①本人が着替えに取り組 むビデオを着替えに先立ち視聴させる技法,②本人が着替えの競争でヒーローに勝つビデオを着替えに先立ち視聴させる技法,③ヒーローが着替えに取り組むビデオを着替えの最中に視聴させる技法の3つであった。ABACADA デザインを用いてこれら3つの介入効果を比 較した結果,③の技法のみに効果が確認された。 |
キーワード | 自閉症スペクトラム障害 日常生活の指導 ビデオセルフモデリング ビデオヒーローモデリング |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2014-02-25 |
巻 | 155巻 |
開始ページ | 13 |
終了ページ | 22 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005394597 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/51922 |
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タイトル(別表記) | Research of the Physics Education for Learning Disabilities in Austria based on the Comparison with Germany |
フルテキストURL | bgeou_154_079_092.pdf |
著者 | 田中 賢二| 田中 啓太| |
抄録 | ドイツの学習障害児からオーストリアの学習困難児に焦点を移し,物理教育の現状分析を 行った。初等教育段階では健常/学習障害/困難児に拘わらず,教科・分野などの枠を持っ た物理教育は設定されていない。前期中等教育段階では,ドイツの学習障害児は,健常児と 違って,理科の枠内で分散的に,オーストリアの学習困難児は,健常児と同じで,物理の枠 内で,集中的に健常児より少ない時数で教えられている。ドイツでは,特別支援学校用目録 から,オーストリアでは健常児用に準備された目録から,教科書を選ぶことになっている。 学習困難児のための書き込み式,自分で作る新構想の物理教科書は,ドイツの学習障害児用 新理科教科書とは違って原子物理(放射能)が扱われていることで違っており,学習障害児 用旧物理教科書と同じように,気象(天気),飛行が扱われている。 |
キーワード | オーストリア 学習困難児 物理教育 教科書 現状分析 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2013-11-25 |
巻 | 154巻 |
開始ページ | 79 |
終了ページ | 92 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005350215 |
著者 | 岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センター| |
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発行日 | 2012-04-01 |
出版物タイトル | 岡山大学農学部センター報告 |
巻 | 34巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49514 |
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タイトル(別表記) | Individual Support Using a Psychoeducational Program “Successful Self” at a Special Needs School |
フルテキストURL | cted_003_133_142.pdf |
著者 | 水嶋 直可| 安藤 美華代| |
抄録 | 特別支援学校には,情緒が不安定になったり,対人関係において様々な適応困難を抱えたりする児童生徒も在籍している。そのため学習指導要領においても,「自立活動」という領域が設定されており,6つの区分「健康の保持」,「心理的な安定」,「人間関係の形成」,「環境の把握」,「身体の動き」,「コミュニケーション」の指導内容が示され重視されている。その実践としては種々の方法が用いられ,集団や個別での支援が行われている。心理教育“サクセスフル・セルフ”は,小中学校の児童生徒において心理行動上の問題を予防し,心の健康を育むことが報告されている。そこで本研究においては,特別支援学校の生徒に対し,心理教育“サクセスフル・セルフ”を用いた個別支援を行った。その結果,心理的安定と人間関係の形成に対する力をつけることに効果があることが示唆された。 |
キーワード | 特別支援教育 心理教育 心理的安定 人間関係の形成 個別支援 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2013-03-08 |
巻 | 3巻 |
開始ページ | 133 |
終了ページ | 142 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005232457 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49509 |
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タイトル(別表記) | A Survey Study of Images of Ideal Teachers (2): Interviews with Principals and Vice-principals |
フルテキストURL | cted_003_090_097.pdf |
著者 | 山根 文男| 木多 功彦| |
抄録 | 岡山市内の幼稚園・小学校・中学校・高等学校及び特別支援学校の校長等に行った「理想の教師像」についてのインタビューにおける発言内容を分析し,新採用教員等若い教員に求める資質能力を明らかにした。また,学校長等の発言内容を中教審答申「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策」において示された資質能力に基づいて分類し,校種間での比較・検討を行った。その結果,全校種の学校長等が重要であると考えている資質能力は,「総合的な人間力」のうちの「豊かな人間性や社会性」及び「コミュニケーション力」であった。幼稚園長・小学校長の発言には,「教職に対する責任感,探究力,教職生活全体を通じて自主的に学び続ける力」に分類された言葉が多かったのに対し,中学校長・高等学校長の発言には,「専門職としての高度な知識・技能」に分類された言葉が多かった。 |
キーワード | 求める教師像 学校長 資質能力 新採用教員 インタビュー |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2013-03-08 |
巻 | 3巻 |
開始ページ | 90 |
終了ページ | 97 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005232452 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49481 |
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タイトル(別表記) | The Current Status of Education in Okayama What Happning in the Junior High Schools,and Counter Measures. |
フルテキストURL | cted_003_001_009.pdf |
著者 | 岩堂 秀明| |
抄録 | 文部科学省の調査(児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸課題に関する調査H24)によると,岡山県内の小・中学校の暴力行為,不登校の出現率が全国比較では大変高く,学力・学習状況調査でも国語,数学ともに通過率が低いことが報告され,憂慮される事態にある。その原因は複雑多岐に渡っており,教育委員会や学校現場は解決に向け総力をあげて取り組んでいるが、大変困難な状況が見られる。県下の教育関係者すべては当事者意識と責任をもってかけがえのない一人ひとりの子どもたちに焦点を当てた本来の教育を再生することが急務である。 私は,平成23年3月に中学校長を最後に定年退職し,現在は教育現場を離れているが,現役時代(幼・小・中学校・特別支援学校)を自己反省する意味も含め,中学校を中心としてその現状と改善に向けた方策についてまとめてみた。 |
キーワード | 改善 岡山 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2013-03-08 |
巻 | 3巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 9 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005232442 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/49311 |
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タイトル(別表記) | The Changes in Physics Education for Learning Disabilities in Germany - Comparative Study between the Old and the New Textbook - |
フルテキストURL | bgeou_152_065_074.pdf |
著者 | 田中 賢二| |
抄録 | ドイツにおける学習障害児のための新旧の学校種に焦点を当て,新旧教科書などに基づき, 物理教育の変遷を明らかにした。かつての学習障害児学校,今日の学習障害特別支援学校の 教科・分野の枠組みに対応して,25年程度の隔たりを有している旧教科書は,教科理化(物 理/化学)の第1分冊である物理教科書であり,新教科書は教科事象科の分冊の1つ,物理 分野を含むいわば科学(理科)教科書といえる。章立てなどから,気象,飛行がなくなった こと,始まりが力でなく熱,終わりが電気でなく力に変わったこと,索引からは,7割程度 が消え,6割程度が更新されていること,しかし,物理内における6分野区分間の多少の順 は,新旧でほぼ同じであること,6分野以外は,無視できない割合を占め,技術関係が新旧 ともに大きな位置を占めていること,さらに,事例などからも,変化の一端を,明らかにした。 |
キーワード | ドイツ 学習障害児 物理教育 教科書 歴史的研究 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2013-02-25 |
巻 | 152巻 |
開始ページ | 65 |
終了ページ | 74 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005232367 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/49019 |
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タイトル(別表記) | Research on the Physics Education of the Special School for Learning Disabilities of Germany by Analysis of a Science Textbook |
フルテキストURL | bgeou_151_069_080.pdf |
著者 | 田中 賢二| 田中 啓太| |
抄録 | ドイツの学習障害特別支援学校に焦点を当て,学習指導要領,検定済教科書などに基づき, 物理教育の現状分析を行った。初等教育段階においては,教科・分野・領域などの枠を持っ た物理教育などが設定されておらず,前期中等教育段階においては,ほとんどの学校種で教 科,物理があるのとは違って,学習障害特別支援学校では,教科事象科のもとに分野物理が 位置づけられている。物理,化学,生物の合本のようになっている教科書において,物理分 野の節数や頁数は,生物分野より少なく,化学分野より多かった。索引数の違いは,電気> その他>光>力・機械・運動>音>熱>磁気;無機化学>有機化学>物理化学>その他;人 体>動物>植物>その他>一般生物;であり,生物・化学分野に比して物理分野においてそ の他が大きな位置を占めているという特徴を見いだした。 |
キーワード | ドイツ 学習障害特別支援学校 物理教育 教科書 現状分析 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2012-11-27 |
巻 | 151巻 |
開始ページ | 69 |
終了ページ | 80 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120005053294 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/48789 |
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タイトル(別表記) | Developmental Changes in the Trail Making Test |
フルテキストURL | bgeou_150_009_016.pdf |
著者 | 眞田 敏| 新谷 真以| 福田 あやこ| 津島 靖子| 荻野 竜也| |
抄録 | Trail Making Test(TMT)は,ワーキングメモリや反応抑制,反応の切り替えなどの能力が求められる神経心理学的検査である。TMT は実行機能評価法の一つとして広く用いられているが,子どもを対象とした標準値の作成や臨床応用に関する報告はいまだ少ない。そこで本研究では,TMT の小児期から青年期までの各年齢群別標準値を作成するとともに,各指標の発達的変化について検討した。その結果,Part A の遂行時間,Part B の遂行時間,B-A 値およびB/A 値の4指標において年齢による有意な発達的変化が認められ,本検査は子どもの実行機能の発達の程度を反映しうるものと考えられた。本法は従来のTMT よりも刺激数を削減し簡便化したものであり,注意欠陥/動性障害などの発達障害をともなう子 どもへの臨床応用が期待される。 |
キーワード | Trail Making Test(TMT) 神経心理学的検査 標準値 発達的変化 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2012-07-27 |
巻 | 150巻 |
開始ページ | 9 |
終了ページ | 16 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 40019424388 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48199 |
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タイトル(別表記) | Results and Issues in Student Teaching Program for Freshman at Okayama University on 2011 |
フルテキストURL | cted_002_112_119.pdf.pdf |
著者 | 三島 知剛| 山﨑 光洋| 髙旗 浩志| 関根 正美| 渡邊 将勝| 赤﨑 哲也| 柴田 靖子| 岸 晶子| 太田 泰子| 加賀 勝| |
抄録 | 本研究の目的は,岡山大学教育学部における1年次の教育実習プログラムの成果と課題の検討であった。そのため,平成23年度の教育実習Ⅰ受講生294名を対象に実習後に調査を行った。その結果,(1)教育実践力を構成する4つの力や附属学校園における実習目的の多くが達成されている,(2)4つの力のうち「コーディネート力」「生徒指導力」の達成度が特に高く,「学習指導力」の学校種ごとの学習指導の特徴や違いを説明することは達成度が低い,(3)附属学校園が掲げる目的のうち,観察して学ぶことの達成度が高いが,実際に児童生徒 と関わって学ぶことの達成度は低い傾向である,(4)実習中の実習生の取り組みに関しては,授業観察において事実を観察,記録することは取り組めているが,解釈的な授業観察や,協議会での発言は十分取り組めていない,の4点が主に示唆され,実習Ⅰの課題や不安に対する学生の自由記述と併せて結果が考察された。 |
キーワード | 教育実習 教職志望学生 学部1年生 教員養成 |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2012-03-19 |
巻 | 2巻 |
開始ページ | 112 |
終了ページ | 119 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120003987704 |
著者 | 岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センター| |
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発行日 | 2011-04-01 |
出版物タイトル | 岡山大学農学部センター報告 |
巻 | 33巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/44372 |
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タイトル(別表記) | A Quantitative Analysis on the Types of Educational Setting for Students with Disabilities in Japan: Evidence from Regional Data |
フルテキストURL | cted_001_001_008.pdf |
著者 | 横内 理絵| 吉利 宗久| 柳原 正文| |
抄録 | 本研究では都道府県における特別支援教育の特徴を明らかにすることを目的とした。特別支援教育を受けている児童生徒を特別支援学校在籍率、特別支援学級在籍率、通級指導対象率に変換してクラスター分析を行い、これらの関係から特徴を明らかにした。その結果、①特別支援学級在籍率、通級指導対象率とも高くはない群(類型Ⅰ-1)②特別支援学級在籍率、通級指導対象率とも平均的な群(類型Ⅰ-2)③特別支援学級在籍率は低いが通級指導対象率は高い群(類型Ⅱ-1)④全体的に高いが中学校の特別支援学級在籍率と小学校の通級指導対象率が著しく高い群(類型Ⅱ-2)⑤特別支援学級在籍率は高いが通級指導対象率は低い群(類型Ⅲ-1)⑥全体的に高いが特別支援学級在籍率が著しく高い群(類型Ⅲ-2)⑦特別支援学級在籍率の中でも特に中学校が高く通級指導対象率は低い群(類型Ⅳ)の7つに類型化された。 |
キーワード | 特別支援教育 (Special needs education) 特別支援(盲・聾・養護)学校 (Special school) 特別支援(特殊)学級 (Special class) 通級による指導 (Tuukyu(Resource room)) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2011-03-10 |
巻 | 1巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 8 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002835646 |
著者 | 岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センター| |
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発行日 | 2010-04-01 |
出版物タイトル | 岡山大学農学部センター報告 |
巻 | 32巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/20001 |
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タイトル(別表記) | TEACHERS' PERCEOTION AND NEEDS FOR lN-SERVICE PROGRAMS AND CERTIFICATION OF SPECIAL NEEDS SCHOOL |
フルテキストURL | 010_041_046.pdf |
著者 | 山中 友紀子| 吉利 宗久| |
抄録 | 本研究では、教育職員免許法認定講習の受講者(89名, 有効回答率82%)を対象に、特別支援学校教諭免許状の取得をめぐる考え方を検討した。その結果、特別支援教育に直接的に係わる立場であることが免許状取得の主な動機となっていた。ただし、免許取得のための機会と重要性のいっそうの周知が求められていた。また、免許の未保有に伴う不安が示され、その内容は自身の実践的知識やスキルを中心に連携体制の構築にも及んでいた。そして、免許に裏付けられた専門性として、「児童・生徒への理解力」、「様々な障害に関する特性の理解」、「個に応じた授業の実践力」といった子どもの実態の正確な理解と個別的な支援の力量が重視されていた。しかしながら、個別的な支援を実践的に裏付けるツールとしての「個別の教育支援計画」や「個別の指導計画」の作成を優先的に学ぶべきとは考えられていたものの、重要となる専門性とは位置づけられてはいなかった。今後、具体的な実践方策の理解と活用は大きな課題となろう。 |
キーワード | 特別支援教育 (special needs education) 教育職員免許法 (Education Personnel Certification Act) 特別支援学校教員免許状 (teacher license of special needs education) 現職教育 (in-service training) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2010-03-10 |
巻 | 10巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 41 |
終了ページ | 46 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002310780 |
著者 | 岡山大学農学部附属山陽圏フィールド科学センター| |
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発行日 | 2009-04-01 |
出版物タイトル | 岡山大学農学部センター報告 |
巻 | 31巻 |
資料タイプ | その他 |
JaLCDOI | 10.18926/bgeou/16076 |
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タイトル(別表記) | The Present Problems and Future Prospects of Parents Support for Children with Developmental Disabilities |
フルテキストURL | 141_001_009.pdf |
著者 | 吉利 宗久| 林 幹士| 大谷 育実| 来見 佳典| |
抄録 | 社会構造の変容や価値観の多様化が進展するなか,子育て支援のニーズが高まっている。特別支援教育の領域においても,従来の子ども本人への支援にとどまらず,その家族への支援が重要な課題となっている。そこで本稿では,とくに発達障害に焦点をあてながら,障害の告知,ストレスの状況,教師による保護者支援の観点から研究動向を整理した。そして,学校における保護者支援の典型的な事例をとりあげ,問題解決のための基本的な視点を提起した。発達障害のある子どもの保護者は,比較的早くから障害の疑いを持ちながらも,診断を得るまでの長い期間を苦悩して過ごす場合が多く,子ども自身と子どもをとりまく環境の側面からのストレスにより心理的・身体的に支援を必要としていた。また,教師と保護者との理解(子どもの捉え方や課題意識)が異なる傾向もみられ,問題の要因,背景,経過といった情報を相互から共有していく学校の仕組みづくりも重要であることを指摘した。 |
キーワード | 子育て支援 特別支援教育 保護者 発達障害 |
出版物タイトル | 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 |
発行日 | 2009-06-25 |
巻 | 141巻 |
開始ページ | 1 |
終了ページ | 9 |
ISSN | 1883-2423 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002306787 |
JaLCDOI | 10.18926/14410 |
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タイトル(別表記) | A Survey on Role and Actual Working Status of the Special Needs Education Coordinator in Public Elementary and Junior High School |
フルテキストURL | 008_117_126.pdf |
著者 | 三宅 康勝| 横川 真二| 吉利 宗久| |
抄録 | 本研究では、小・中学校における特別支援教育コーディネーターを対象に質問紙調査(144校)を実施し、その職務の状況と校内体制の在り方に関して考察を行った(回収率;59.0%,85校)。その結果、特別支援教育コーディネーターの活動は、校内での支援体制づくりの過程にあり、多くが現在の体制について満足しておらず、「校務分掌や担任の仕事が忙しく、時間がない」、「教職員の理解が得られない」といった課題を感じていた。今後、地域性や校内事情を考慮しながらも、一定のコーディネーター像を確立した上で、特別支援教育に関する学校全体の意識を高めていく必要性が示唆された。 |
キーワード | 特別支援教育 (Special Needs Education) 特別支援教育コーディネーター (Special Needs Education Coordinator) 校内体制 (School System) |
出版物タイトル | 岡山大学教育実践総合センター紀要 |
発行日 | 2008-03-10 |
巻 | 8巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 117 |
終了ページ | 126 |
ISSN | 1346-3705 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002308195 |