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JaLCDOI | 10.18926/9610 |
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フルテキストURL | 3_0055_0070.pdf |
著者 | 春名 章二| |
抄録 | 本論文は企業の研究開発(R&D)行動とこれが産出量等に与える影響を利潤最大化企業と労働者管理企業からなる混合寡占の2段階ゲームモデルを用いて分析したものである。この分析では新たに企業の推測的変動が導入されている。この分析によって両段階とも労働者管理企業にとって寡占の特徴である相互依存関係が消滅することが明らかにされた。さらに、各種パラメータに関する比較静学分析からR&Dスピルオーバー比率の上昇は利潤最大化企業と異なり、労働者管理企業のR&D投資を減少させることが示される。加えて、固定費がR&D投資決定に影響を与え、これが労働者管理企業のR&D投資水準に影響を与えることが示される。 |
キーワード | 研究開発投資 混合寡占 R&Dスピルオーバー 労働者管理企業 推測敵変動 |
出版物タイトル | 北東アジア経済研究 |
発行日 | 2006 |
巻 | 3巻 |
号 | 1号 |
開始ページ | 55 |
終了ページ | 70 |
ISSN | 1880-8476 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
NAID | 120002311178 |