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ID 68425
JaLCDOI
タイトル(別表記)
The Daily Life and Life History of Elderly Women in Melbourne
フルテキストURL
著者
野邊 政雄 岡山大学教育学部社会科教育講座 Kaken ID researchmap
抄録
 メルボルンに住む3人の高齢女性に,①日常生活,②何に幸福を感じるか,③これまでの人生の3点に関して聞き取り調査を2004年9月におこなった。本稿では聞き取り調査の結果を提示し,それに考察を加えた。考察によって,次の4点を明らかにした。①子ども(夫婦)と頻繁に交際できない高齢女性は,代わりに,友人と頻繁に交際をしていた。そこで,社会関係には代替性があるといえる。② 3人の高齢女性は高い主観的幸福感を持っていた。これは,高齢女性が健康で,豊富な社会関係を保持していたからと考えられる。③大恐慌は,オーストラリア人の家族の生活に大なり小なり影響を及ぼしていた。④第二次世界大戦直後,オーストラリアでは専業主婦が一般的であった。
キーワード
高齢女性
メルボルン
パーソナル・ネットワーク
主観的幸福感
ライフ・ヒストリー
出版物タイトル
岡山大学教育学部研究集録
発行日
2005-07-15
129巻
出版者
岡山大学教育学部
出版者(別表記)
Faculty of Education, Okayama University
開始ページ
45
終了ページ
53
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
bgeou
助成機関名
日本学術振興会
助成番号
16402027