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ID 481
Eprint ID
481
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Fractionation and Amino Acid Analyses of Digestion Products of Soy-fibre Protein by Pepsin followed by Pancreatic Enzymes
著者
高木 茂明 岡山大学
抄録
ダイズ繊維たんぱくにペプシン及び膵臓酵素を作用させたときに生ずる生成物のうちTCA可溶性のものをイオン交換クロマトグラフィーによって9画分に分別し,各アミノ酸組成と各画分の消化における経時的変化を検討した. その結果Asp,Ala,Leu,Phe,Lys,Argはかなり消化されて利用されやすい状態にあるが,いっぽうMet,Cys,Thr,Tyr,Val,Ileはクロマトグラフィーにおけるピークとして現われにくいことから,消化生成物中では比較的大きなペプチドの残基として組込まれていると考えることが出来る. このため消化吸収に際して,これらアミノ酸の利用率は低いことになり,このことがダイズたんぱく質の低栄養価の1因になると考えられる。
発行日
1977
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
50巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
77
終了ページ
86
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa