このエントリーをはてなブックマークに追加


ID 55289
JaLCDOI
Sort Key
3
タイトル(別表記)
William Temple in His Reading and Carlow Days
著者
岸本 広司 岡山大学大学院 教育学研究科 Kaken ID publons researchmap
抄録
 さまざまな障害を乗り越えて,1654 年12 月にドロシーと結婚したテンプルは,結婚後の数年間をイングランドのレディングとアイルランドのカーロウで過ごした。この時期の彼は,いまだ公職に就かず経済的に自立していなかった。しかし都会の喧噪から離れた静かな暮らしは,とりわけカーロウにおける牧歌的なカントリ生活は,精神的満足と心の平静には至高の価値があることを認識させる契機となり,彼の思想に深みと厚みを与えるものとなった。本稿は,外交官として公的生活に入る前のレディングとカーロウ時代のテンプルを伝記的に考察したものであり,テンプルの政治思想研究に関する筆者の全体計画の一部を成す。
キーワード
ウィリアム・テンプル
レディング
カーロウ
田園賛美
『農耕詩』
出版物タイトル
岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日
2017-07-28
165巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科
出版者(別表記)
Graduate School of Education, Okayama University
開始ページ
11
終了ページ
20
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou