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ID 66624
JaLCDOI
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2
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著者
原 範幸 岡山大学
抄録
 今、学校ではすべての子どもを対象にした生徒指導の一次的支援の必要性が高まっているが、そのための教師の指導力は十分ではない。そこで、生徒指導の一次的支援の必要性を理解した教師を養成することを目指して、教職経験者である筆者が、グループワークや協議を多く取り入れて大学で生徒指導論の講義を行った。その結果、毎回の授業後の受講生の感想や、大学が行った授業評価、筆者が行った振り返りアンケートでは、教職経験者がグループワークや協議を取り入れた生徒指導論の講義を行うことは、受講生が生徒指導の一次的支援の必要性を学ぶことに一定の効果があることが示された。さらに、受講生は講義を受けることで「教師なる覚悟を持つ」「教師のロールモデルを学ぶ」「同僚性の大切さを学ぶ」「自分と向き合いながら教職を考える」ことが示唆された。
キーワード
生徒指導の一次的支援
グループワーク
コミュニケーション能力
実践力
備考
論文
出版物タイトル
心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要
発行日
2017-12-25
15巻
出版者
岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室
開始ページ
15
終了ページ
24
ISSN
2185-5129
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
oupc