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ID 465
Eprint ID
465
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Sugar and Organic Acid Contents in the Strawberry Fruit under Different Cultivating Conditions
著者
稲葉 昭次 岡山大学
伊東 卓爾 岡山大学
中村 怜之輔 岡山大学
抄録
イチゴ'宝交早生',の4作型の出荷熟度の果実について,糖および有機酸含量を組成別にガスクロマトグラフィー(GLC)を用いて測定した. 1)糖および有機酸ともに,GLCは用いた範囲内では十分な定量性が認められた. 2)果実中の糖としては,フルクトース,グルコースおよびシュークロースが主要なものであり,これら以外のものはほとんど検出されなかった. 有機酸としては,クエン酸とリンゴ酸が主要なものであり,他にリン酸と未同定の大きなピークがみられた. 3)作型による成分の最も大きな相異点はシュークロースに認められ,長冷栽培は促成栽培より,また両栽塔とも1期作は2期作より,その含量は高かった. 4)有機酸含量は促成2期作が最も高かったが,作型による一定の傾向は認められなかった. 5)以上より,イチゴ'宝交早生'の作型による食味相異の主因はシュークロース含量の差異にあるように思われた。
発行日
1977
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
50巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
37
終了ページ
42
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa