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検索結果 7200 件

JaLCDOI 10.18926/66505
タイトル(別表記) An Exploratory Study on Mental Health Support for New Career Medical Professionals from the Perspective of Middle Managers
フルテキストURL scs_023_001.pdf
著者 安藤 美華代|
出版物タイトル 文化共生学研究
発行日 2023-12-27
23巻
開始ページ 1
終了ページ 11
ISSN 1880-9162
言語 日本語
著作権者 Copyright © 2023 岡山大学大学院社会文化科学研究科
論文のバージョン publisher
タイトル(別表記) Die Übersetzung von Jherings Briefe(5)
フルテキストURL olj_73_2_79_132.pdf
著者 平田 公夫|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2023-12-22
73巻
2号
開始ページ 132
終了ページ 79
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
タイトル(別表記) A Study on Surrender of Security by Creditor ⑶ : Focused on Creditor’s Duty to Surety in American Law.
フルテキストURL olj_73_2_134_152.pdf
著者 辻 博明|
出版物タイトル 岡山大學法學會雜誌
発行日 2023-12-22
73巻
2号
開始ページ 152
終了ページ 134
ISSN 0386-3050
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/okadai-bun-kiyou/66176
タイトル(別表記) The Public Records Management Act and Hansen’ s Disease Issue:A Case Study of “Patient Identification Records” in the Collection of National Sanatorium Kikuchi Keifuen
フルテキストURL jfl_076_(037)_(047).pdf
著者 松岡 弘之|
出版物タイトル 岡山大学文学部紀要
発行日 2023-12-15
76巻
開始ページ 60
終了ページ 50
ISSN 0285-4864
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/okadai-bun-kiyou/66175
タイトル(別表記) An Annotated Translation of “Shiqishi Shangque,” vol. 37 “Taige” by Wang Mingsheng
フルテキストURL jfl_076_(025)_(036).pdf
著者 土口 史記|
出版物タイトル 岡山大学文学部紀要
発行日 2023-12-15
76巻
開始ページ 72
終了ページ 61
ISSN 0285-4864
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/okadai-bun-kiyou/66166
タイトル(別表記) On Ten-nyo(Heavenly Maidens)with Wings, Part 10:Revision of Honda Kinkichirō’s Hagoromo Ten-nyo
フルテキストURL jfl_076_(001)_(023).pdf
著者 龍野 有子|
出版物タイトル 岡山大学文学部紀要
発行日 2023-12-15
76巻
開始ページ 96
終了ページ 74
ISSN 0285-4864
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/okadai-bun-kiyou/66164
タイトル(別表記) Complexity in Mermaid Constructions in Tagalog
フルテキストURL jfl_076_013_032.pdf
著者 片桐 真澄|
出版物タイトル 岡山大学文学部紀要
発行日 2023-12-15
76巻
開始ページ 13
終了ページ 32
ISSN 0285-4864
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/okadai-bun-kiyou/66163
タイトル(別表記) University Students’ Perceptions towards Teachers
フルテキストURL jfl_076_001_012.pdf
著者 住岡 恭子| 山内 裕斗| 瀧北 文| 重藤 彩伽| 河野 穂波| 小野 遥香| 島津 柊| 月輪 花菜| 草野 結子| 秋田 美月| 石村 竜大| 井上 希美| 坂田 奈菜子| 森 崇人| 森脇 日菜子| 山本 美玖|
出版物タイトル 岡山大学文学部紀要
発行日 2023-12-15
76巻
開始ページ 1
終了ページ 12
ISSN 0285-4864
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/66139
タイトル(別表記) Basic Research on the Relationship between Students’ Drawing Activities and Support Materials - A Literature Review of the Issues Related to the Materials
フルテキストURL bgeou_184_095_102.pdf
著者 松浦 藍|
抄録  本研究の目的は,絵画作品制作における素材としての支持体である画用紙を,生徒自ら選択する経験が表現活動に与える影響を明らかにすることである。本稿はその第一次研究にあたる。本稿では,創造性教育が重要視されるようになったと考えられる時期から現在に至るまでの,素材に関する先行研究の傾向について考察した。その結果,中学校教育での表現活動において,画用紙等の支持体を素材として認識する傾向が弱い現状を確認できた。しかし,創造性の育成を目指す学習での支持体の役割を先行研究から検討することはできなかった。そのため,第二次研究では,本稿での調査を踏まえ,中学生を対象とした実践研究の必要性を確認することができた。
キーワード 美術教育 素材 支持体 表現活動 創造性
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 95
終了ページ 102
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/66138
タイトル(別表記) Examination of Common Teaching Materials for Singing in Elementary School Music Classes from the Viewpoint of Children
フルテキストURL bgeou_184_077_094.pdf
著者 虫明 眞砂子| 岸本 未有|
抄録  本研究は,小学校歌唱共通教材に対する児童が抱いている印象の調査及び,児童の音楽的嗜好の調査,併せて音楽教員の歌唱共通教材に対する捉え方も調査することにより,小学校音楽科における歌唱共通教材の新しい選定基準について検討するものである。
 児童の調査では,小学校5・6 年生を対象として実施し,歌唱共通教材に対する印象,教科書への掲載希望曲について調べた。また,音楽専科教員にも,歌唱共通教材についてインタビュー調査を行った。調査・分析から,今を生きる子どもにふさわしい曲について,以下5点の特徴が見出された。①メロディーがよい,②明るくリズミカルな曲調,③景色が浮かび,季節感のある曲,④歌詞のわかりやすさ,⑤詩やことばに共感できることである。また,児童は自身の嗜好をもとに曲の特徴を捉える力を有しており,それ故,自分でお気に入りの曲を見つけていることがわかった。従って,歌唱共通教材にも,主体的に曲選択の自由性をもたせ,子どもの嗜好に寄り添った選曲が必要である。
キーワード 歌唱共通教材 唱歌 教師 子どもの嗜好 印象調査
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 77
終了ページ 94
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/66137
タイトル(別表記) Survey of Students’ Attitudes toward the Vocal and Choral Fields - Focusing on the analysis of 12 years of questionnaire surveys
フルテキストURL bgeou_184_063_075.pdf
著者 早川 倫子| 虫明 眞砂子| 徳田 旭昭|
抄録  本研究は,教員養成課程で音楽を専攻する学生を対象に,入学直後に実施した声楽・合唱分野に関する意識調査の分析を行い,その実態を明らかにしたものである。
 学生らは大学入学までに,特に行事に関連して集団での合唱活動を多く経験してきている一方で,個々人における学習経験は少なく,声楽や発声の技術的な面で自信がないことが明らかとなった。小中高の歌唱・合唱経験が行事中心であると,表面的な活動に留まって基礎能力が育たない可能性があり,教員養成においては個人の実技力,特に,発声法の知識や技術を育成することが第一に必要であることが示唆された。また,こうした分析結果は,先行研究における結果を再認する形となり,長年の声楽・合唱分野における課題が浮き彫りとなった。
キーワード 声楽 合唱 発声 意識 質問紙調査
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 63
終了ページ 75
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/66136
タイトル(別表記) Survey of Creative Learning in High School Music Classes: From a Questionnaire Survey of Music Teachers
フルテキストURL bgeou_184_053_061.pdf
著者 長岡 功| 徳田 旭昭|
抄録  本研究は,高等学校芸術科「音楽」における創作学習の実態を調査し,結果の分析を通して多様化した学習形態や教師の創作学習に対する見解を明らかにすることを目的としている。調査に際しては,岡山県内の公立高等学校芸術科(音楽)教諭全員を対象に行い,創作学習に対する教師の考え方,音楽学習全体における創作学習の捉え方に関する項目を設定した。その結果,教師は創作学習において,完成後の作品イメージを先行して伝えていることがわかり,音楽的理論や知識を十分に伝えられていないことが明らかとなった。また,近年のICT機器を活用した取り組みやすい学習内容によって,音楽的理論や知識を取り扱わない傾向が見られ,それに伴って,生徒が創作学習で身につけた事項が,他分野の学習へ活用することが難しい現状であることも明らかとなった。
キーワード 創作学習 高等学校 質問紙調査 編曲 作曲
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 53
終了ページ 61
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/66133
タイトル(別表記) Practical Study of Creative Learning in High School Music Classes Classes: Focusing on Structure of Melodies
フルテキストURL bgeou_184_043_051.pdf
著者 齊藤 武| 徳田 旭昭|
抄録  本研究は,高等学校芸術科音楽(以下,音楽Ⅰ)における創作学習を通して,創作に対する生徒の思考やその変化を捉えることを目的としている。創作の際は,音同士の細かな連結やその展開を示す「構造」という視点を基盤とし,間奏において表したいイメージと関わらせながら制作を進めた。生徒の作品からは,音程関係やリズムの繰り返し方に工夫を凝らした様子が見受けられ,微視的な構造と表現したいイメージとが強く結びついた作品が発表された。また,ワークシートやふりかえりフォームからは,困難な創作内容になるほど学習に興味をもっていたことがわかり,作曲の最も微視的視点である構造が,生徒の興味をもって深まっていたことが明らかとなった。
キーワード 創作学習 構造 高等学校 校歌 間奏
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 43
終了ページ 51
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/66129
タイトル(別表記) Empirical Examination of the Teachers’ Autonomous Learning Attitudes and the School Organizational Climate: Implications for “Lifelong Learning Teachers”
フルテキストURL bgeou_184_031_041.pdf
著者 三沢 良| 樋口 宏治| 森安 史彦|
抄録  時代の変化やキャリアステージに応じて求められる資質能力を高めていくために,教師には自律的に学ぶ姿勢が求められている。本研究では,日々の教育実践を省察する多様な観点を考慮して,教師の自律的な学習姿勢の定量的把握を試みるとともに,学校組織風土との関連を実証的に検討した。現職教師への質問紙調査で収集した回答に対し因子分析を行い,教師の自律的な学習姿勢として「同僚の経験の取り入れ」,「児童生徒・保護者の視点の考慮」,「前向きな挑戦姿勢」,「自己省察」の4つの因子を抽出した。これらのうち,「同僚の経験の取り入れ」と「前向きな挑戦姿勢」が,協働的風土と正の関連,同調的風土と負の関連を示した。分析結果に基づき,「学び続ける教師」の実現への示唆を議論した。
キーワード 学び続ける教師 省察 自律的学習 学校組織風土
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 31
終了ページ 41
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/66128
タイトル(別表記) How did Educational Scholars in Japan Read Neo-Kantian? Bibliographic-Research on Shinohara Library
フルテキストURL bgeou_184_009_030.pdf
著者 宮本 勇一| 深見 奨平| 佐藤 宗大|
抄録  本稿は,「篠原助市教育学の形成過程に関する教育学説史的研究:新カント派受容に着目して」の一環として,京都大学教育学部図書館の篠原助市・陽二文庫の書誌調査から,戦前期日本の教育学者が新カント派のテクストの「どれ」を「いつ」「どのように」読んだのかについて,篠原助市の生涯と彼の著作『教育の本質と教育学』(1930 年)に焦点を当てて検討したものである。書誌調査から,篠原助市文庫のほとんどが陽二のものであることがわかった。篠原は学校に務めていたころにナトルプの解説書から新カント派に出会ったが,本格的にこれに習熟するようになるのは京都帝国大学入学以後であることがわかった。京都帝国大学から東京高等師範学校時代はヴィンデルバント(新カント派のバーデン学派)により重点を置いた読書を重ね,その歴史哲学的指向性を受容するも,その後1923 年から1930 年までの東北帝国大学時代には,博論執筆に向けてナトルプ(マールブルク学派)を深めており,バーデン学派の思想的成熟は『本質』執筆以後の1930 年代に成し遂げられたことがわかった。篠原の『本質』における新カント派受容をナトルプに限定し,その解釈を「補完・敷衍」「憑依・同調」「当馬・対立」という類型で整理した。
キーワード 篠原助市 新カント派 ナトルプ 戦後教育学
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 9
終了ページ 30
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/66127
タイトル(別表記) Introduction to the Study of Mongolian Students in Japan: A Focus on the Special Preparatory Course for Mongolian Students at Zenrin High School of Commerce during the First Half of the War
フルテキストURL bgeou_184_001_008.pdf
著者 梶井 一暁| 包 雪峰|
抄録  善隣協会は1934 年から東アジアの政治,経済,文化の指導を図り,中国,蒙古,回教圏民族に対して教育事業を展開した。大東亜共栄圏構想に向け,同協会は善隣高等商業学校を創設し,満州国,中国,蒙彊政権地域で活躍する日本人青年の育成を行った。それとともに,善隣協会は蒙彊政権から日本に派遣される内モンゴル人留学生の受け入れを進めた。善隣高等商業学校はこの留学生のための教育を担った。同校は蒙古留学生特設予科と善隣学寮を設置し,留学生が日本の高等教育機関へ進学する際に必要となる語学や教養の予備教育を担う機関とした。本稿は,先行研究をふまえ,新たな史料を用いつつ,この特設予科と善隣学寮がモンゴル人留学生教育に果たした役割について検討を加えるものである。
キーワード 善隣協会 内モンゴル人留学生 予備教育 善隣学寮 興亜教育
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-11-24
184巻
開始ページ 1
終了ページ 8
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/65926
タイトル(別表記) Development of Career Education that Made Use of the “Work Experience” of Junior High School (II) -Development of Career Planning Ability Taking Look at the Future from the Present-
フルテキストURL bgeou_183_061_072.pdf
著者 青木 多寿子| 林田 圭| 伊藤 圭祐| 武内 志穏| 林 大智|
抄録  職場体験はほぼすべての中学校で実施されているキャリア教育である。本稿は,青木・杉田・山崎(2021)で報告した実践について,「キャリアプランニング能力」の育成にかかわる部分について紹介する。具体的には,中学校2年生の職場体験の「事前指導(1時間目)」として,インタビュー内容を考える活動を取り入れ,生徒たち一人ひとりが職場体験の目的や意義を見出せるようにした。「事後指導Ⅱ(4,5時間目)」では,独自に開発した「ジブン×イマ×ミライシート」を使用し,未来と今の自分と職場体験で生徒が学習した仕事のつながりを意識する活動を行った。これらの活動の成果は,生徒が記入したワークシートの記述や実践後のアンケートを分析することで確認した。その結果,本実践によって,生徒たちが現在と未来のつながりを考えるようになったとの記述が多く見られた。
キーワード キャリア教育 職場体験活動 キャリアプランニング能力 米国のガイドライン
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-09-20
183巻
開始ページ 61
終了ページ 72
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/65925
タイトル(別表記) The Recognition of Discipline and Abuse in University Students of the Faculty of Education in Korea
フルテキストURL bgeou_183_049_060.pdf
著者 李 璟媛| 呉 貞玉| 森田 美佐|
抄録  本研究では,韓国の教員養成課程の大学生におけるしつけと虐待に関する認識を明らかにするとともに,しつけと虐待に関する認識は,子どもの頃の経験,虐待に関連する教育を受けた経験や知識の有無等と関連するかを探ることを目的とし,2013 年に韓国の大学5校の協力を得て質問紙調査を行い分析した。分析の結果,本稿で設定した23 行為のうち,7割以上の大学生が「しつけとして行ってよい」と認識した行為は,大声で叱ると手をたたくの2行為,7割以上が「虐待になる」と認識した行為は,やけどを負わせる,一室に閉じ込めるなどの16 行為であること,大学生の多くは,しつけに伴う体罰を容認しながらも,その行為が子どもの心や体を傷つける場合は虐待になると考えており,子どもの頃,親から受けた経験がある行為をしつけとして容認する傾向があることが明らかになった。また,虐待に関する情報に接したり,大学で講義を受けた経験のある学生は,経験のない学生に比べて,虐待に関する認識が高い傾向がみられ,虐待に関連する教育の必要性を確認することができた。
キーワード しつけ 虐待 教員養成課程の大学生 韓国
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-09-20
183巻
開始ページ 49
終了ページ 60
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/65924
タイトル(別表記) Basic Research on Learning Activities Based on Students' Sensory Perception -A Hypothesis on the Perception of Color in the Art Department-
フルテキストURL bgeou_183_039_048.pdf
著者 松浦 藍|
抄録  現在の美術教育において,唯一解を求める「情報処理と行為」に傾倒する状況が散見される。本稿では「情報処理と行為」だけでなく,生徒自身が感じたことに基づく「知覚と環境の相互作用」を促す方法について検討するものである。
 先行研究からは,「知覚と環境の相互作用」と「情報処理と行為」の両立の重要性と,両立のために,感じ取ったことと,感情とを結びつける学習活動の必要性を確認できた。その上で,現在の美術教育で実践が少ない「知覚と環境の相互作用」を促す方法として,個人の価値判断と関係がある「色彩の感受」が有効であるという仮説について考察する。
キーワード 美術教育 感受 知識 色彩 創造性
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-09-20
183巻
開始ページ 39
終了ページ 48
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/65923
タイトル(別表記) The Early Writings of Sir William Temple: Romances
フルテキストURL bgeou_183_029_037.pdf
著者 岸本 広司|
抄録  サー・ウィリアム・テンプルは,グランド・ツアーの滞在先で9編のロマンスを書いている。テンプル最初期の著作である。いずれも短編で,フランソワ・ド・ロセの『現代悲劇物語』の翻案である。そのうち,現在読むことができるのは5編のみである。文学作品として見た場合,物語のプロットや人物造形が単純かつ類型的で,多くの欠点が目立つ。しかしたとえ稚拙なものであろうとも,それら若書きの作品の中に,創作していたときのテンプルの内面をのぞき見ることができる。そこには,恋人ドロシー・オズボーンとの仲を引き裂かれ,大陸の旅先で悶々とした日々を送っていたテンプルのやり場のない感情が込められているのである。本稿は,22 歳前後に書かれた散文ロマンスをテンプルの伝記の中に位置づけ,それと関連づけながら読む必要があることを明らかにした。
キーワード サー・ウィリアム・テンプル ドロシー・オズボーン ロマンス 翻案
出版物タイトル 岡山大学大学院教育学研究科研究集録
発行日 2023-09-20
183巻
開始ページ 29
終了ページ 37
ISSN 1883-2423
言語 日本語
論文のバージョン publisher