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| JaLCDOI | |
| Sort Key | 3
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| タイトル(別表記) | Developing the lesson plan of the elementary social studies for making the perspective of the political thinking : On the basis of the tentative lesson plan of the contents of Japanese politics of the 6th grade of an elementary school
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| フルテキストURL | |
| 著者 |
横川 和成
兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科
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| 抄録 | 本研究は,小学校における政治学習の改善を目指して,政治的な見方・考え方の育成を目指した授業構成の原理を明らかにするとともに,その成果を具体的な単元開発を通して示そうとするものである。平成29 年3月に,小学校及び中学校の学習指導要領が示され,新しい教育課程における社会科の姿が明らかになった。新しい社会科の特質の一つとして注目されることは,見方・考え方の重視であることは間違いない。本研究では,見方・考え方とは何か,それを育成するとはどういうことか,そのための授業構成はどのようなものかを,具体的に小学校第6学年の政治学習の単元開発を通して明らかにしていきたい。
本研究では,まず,社会科教育の目標として見方・考え方の育成に逸早く着目した森分孝治の論に注目した。森分は,見方考え方を理論的な知識として定義し,その拡大・深化・体系化が社会科教育の任務であることを明らかにしている。学習指導要領においては,前回の改訂から見方や考え方の育成が,中学校社会科において特に注目されるようになったことをふまえ,その論理が森分の主張にそったものであることを論じた。さらに,今回の学習指導要領改訂にあたっては,見方・考え方が全ての教科の目標として掲げられるようになり,これまで以上に重視されるようになったことを述べるとともに,その原理は,森分の論をふまえた従来の主張を踏襲しつつも,違った側面を持ち複雑な性格をもつものとなっていることを明らかにした。最後に,以上の考察をふまえて,第6学年の政治学習単元「人間が生きるための権利について考えよう」を開発し,その指導案を提示した。
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| キーワード | 小学校社会科
政治学習
見方・考え方
学習指導要領
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| 出版物タイトル |
岡山大学大学院教育学研究科研究集録
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| 発行日 | 2018-11-28
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| 巻 | 169巻
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| 出版者 | 岡山大学大学院教育学研究科
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| 出版者(別表記) | Graduate School of Education, Okayama University
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| 開始ページ | 15
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| 終了ページ | 24
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| ISSN | 1883-2423
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| NCID | AA12338258
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| 資料タイプ |
紀要論文
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| OAI-PMH Set |
岡山大学
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| 言語 |
日本語
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| 論文のバージョン | publisher
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| NAID | |
| Eprints Journal Name | bgeou
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