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ID 606
Eprint ID
606
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Effect of Phosphate on the Growth and Toxin-Producing Ability of a Bacterium Isolated from Nematode Bursaphelenchus lignicolus
著者
多田 幹郎 岡山大学
大水 章正 岡山大学
白石 正英 岡山大学
抄録
病原性を有するマツノザイセンチュウから単離したバクテリアの完全合成培地を確立し,生育と毒素生産について検討した. 1)バクテリアの生育には,高濃度の無機リン酸塩が必要であり,最適濃度は100mMであった. この無機リン酸塩はATPでは代用できなかったが,G-1-Pは充分な増殖をもたらした. 2)バクテリアの毒素生産能は,普通ブイヨン培地で培養すると消滅するが,高濃度のリン酸塩を含有する培地で培養すると誘導される. 3)毒素生産にはマツの水抽出液が必須であり,毒素の前駆体はマツの体内に存在すると考えられた. 以上の学験結果から,バクテリアは,マツノザイセンュチウの体内でその代謝中間体である,ある種のリン酸化合物を栄養源として増殖し,さらに毒素生産能を獲得した後,マツの材中に放出され,特定の成分を毒素に変換することが推察される。
発行日
1981
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
57巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
35
終了ページ
40
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa