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ID 263
Eprint ID
263
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Studies on the radiation breeding in the genus Mentha : VII. The Sensibility to Rust in Radiation-induced Variation of Japanese Mint
著者
小野 清六 岡山大学
池田 長守 岡山大学
抄録
1.ハッカの銹病に感受性の日本ハッカ「はくび」(2n=96)の休眠種子に60Coによるγ線10KR,20KRおよびX線10KR,20KRの照射を行ない,X2世代における銹病罹病性の程度を無処理の対射区と比較した. 2.放射線照射を受けた種子からのX2集団は,銹病罹病性に関して無処理集団とは異なる性質を表わし,前者の中には後者の中に見られない強い抵抗性を示す個体があった. 3.X2集団中から選択した抵抗性個体の次代鑑定を行なったところ,X3集団は罹病の程度に関して正規に近い分布を示すので,日本ハッカの銹病の罹病性の遺伝には同義遺伝子あるいはポリジーンが関与していると推定した. 4.γ線処理とX線処理とを比較すると,この実験の範囲内ではγ線の方が日本ハッカの銹病抵抗性変異の創生により有効に働くように思われた。
キーワード
ハッカ属植物
育種学
銹病抵抗性
放射線処理
発行日
1970
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
35巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
7
終了ページ
10
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa