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ID 48352
フルテキストURL
著者
片山 浩 岡山大学
抄録
現在行われている持続血液浄化法の3形態,持続血液濾過(CHF),持続血液透析(CHD), 持続血液濾過透析(CHDF)の物質除去効率の違いを,血中尿素窒素(分子量60),ビタミン B12,(分子量1,355),デキストラン(分予量4,400),チトクロームC(分子量12,400),ミオグロ ビン(分予量17,800)のクリアランスを計測することにより検討した.血液流量は100ml・ min-1,浄化器はPAN (polyacrylonitrile)膜を使用した.CHFはいずれの分子量領域におい ても,濾過量にほぼ等しいクリアランスを示した.CHDは小分子量物質ではCHFと同等のク リアランスを示したが,分子量が増大するに従って,透析液流量を増加させてもクリアランス が増加しにくくなった.CHDFのクリアランスは常にCHDとCHFの間にあった.
キーワード
continuous renal replacement therapy
continuous hemodialysis
continuous hemofiltration
conLinuous hemodiafiltration
clearance
備考
岡山大学学位論文博乙第3222号
発行日
1998-04-01
出版物タイトル
日本集中治療医学会雑誌
5巻
2号
開始ページ
115
終了ページ
121
ISSN
1340-7988
NCID
AN10474053
資料タイプ
学術雑誌論文
関連URL
http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/metadata/6149
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
不明