検索結果 35266 件
JaLCDOI | 10.18926/63360 |
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フルテキストURL | biess_6_218_227.pdf |
著者 | 中山 芳一| 德留 宏紀| |
抄録 | 教科学習において生徒たちの非認知能力の向上を目的とした実践を行い、その形成過程の実証を試みた。本稿では理科教育実践に焦点を当てて、授業動画や選択式レベル別演習プリントによる個人の学習選択を基軸とした自立型学習に加えて子どもたちが教師役となることで他者との協働型学習も導入した学習形態で取り組んでいる。この学習形態は、生徒たちの非認知能力を向上させていくために必要となるメタ認知の促進が意図されている。そのため、毎時の授業では非認知能力の行動指標を基に、学びの行動レベルを自らで設定し学習を進めていくこととした。その際、学習時における動機づけ、向上させたい非認知能力に対する意識づけを行い、学習後のリフレクションを継続的に行った。この自立・協働型学習及び継続的なリフレクションによって生徒たちの非認知能力の向上が見られた。 |
キーワード | 非認知能力 メタ認知 自立・協働型学習 リフレクション |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 218 |
終了ページ | 227 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63359 |
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タイトル(別表記) | Issues and improvements in new first-year students’ online classes under COVID-19 pandemic: A report on "Introduction to Okayama University", a university-wide guidance course |
フルテキストURL | biess_6_206_217_v2.pdf |
著者 | 宇塚 万里子| 稲森 岳央| |
抄録 | 新型コロナウィルス感染症の影響を受け、新入生対象の必須科目「岡山大学入門講座」は、2020年度および2021年度ともにオンラインでの実施となった。本研究では、2020年度の経験から明らかになった課題をもとに、どのような改善策が効果的なのかを明らかにすることを試みた。学生側の主な課題は、①タイムマネジメントカの弱さ、②オンラインによる孤独感、③IT リテラシーの低さであった。これらに対応するため、2021年度は①週ごとに課題提出日を指定、②対面(ライブ)授業の導入、③より分かりやすいMoodleページの作成を行った。また、双方向感を強くするために、課題に対する早いフィードバック、学修が遅れている学生へのリマインド、素早い質間対応等を行った。その結果、授業評価アンケートの満足度が向上が見られた。 |
キーワード | オンライン授業 学習態度 授業評価 満足度 学生支援 |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 206 |
終了ページ | 217 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63358 |
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タイトル(別表記) | Current Status and Issues of Japanese Language Education for Foreign Technical Interns in the Agricultural Sector :Results of apreliminary study for the development of teaching materials |
フルテキストURL | biess_6_191_205.pdf |
著者 | 毛利 貴美| 中嶋 佳貴| |
抄録 | 外国人技能実習生に対する日本語教育の課題として、介護職以外はH本語能力の受け入れ条件がないこと、受け入れ機関によって日本語教育の時間数や内容が異なること、一般的な初級教材の使用が中心で、専門分野に特化した教材開発には至っていないこと等が挙げられる。本稿では技能の専門領域の中でも「農業分野」における教材閲発のニーズを分析するために、技能実習生を受け入れている企業において実習中のベトナム人技能実習生2人、インドネシア人3人技能実習生に予備調査としてアンケート調査およびインタビュー調査を行った結果を報告する。調査の結果、来H後2年以上を経た現在は、全員から仕事上で日本語が理解できず困ることはあまりないが、渡H帥に農業分野に特化した日本語学習が必要であったという回答があった。さらには、視覚面で理解が促進できる動画教材のニーズが高いことがわかった。今後は、本調査の結果をもとに特定業種の技能実習生向けのICTを利活用した教材開発を進める予定である。 |
キーワード | 農業分野 外国人技能実習生 日本語教育 教材開発 意識調査 |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 191 |
終了ページ | 205 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63357 |
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タイトル(別表記) | TA study on the measurement of the effectiveness of short-term study abroad program: An analysis using BEVI |
フルテキストURL | biess_6_175_190_v2.pdf |
著者 | 稲森 岳央| |
抄録 | 本研究は、令和2年度2月~3月、試験的に実施した留学効果測定ツールBEVI(Beliefs, Events and Values Inventory) の結果を分析したものである。分析は、回答率が比較的高かったアイルランドの4週間の語学研修プログラムと、現地3泊、機内2泊と最も短いシンガポールの体験型プログラムを比較した。分析の結果、欧米の研修では、異文化適応能力が低いグループが、研修後にコンピテンシーのスコアを落としている傾向が見られた。一方、シンガポールのプログラムは、全体的にスコアを向上させた。このことから、留学効果を高めるためには、異文化適応能力に合った留学先に行くことが重要であることが明らかになった。 |
キーワード | 短期派遣プログラム 留学効果 異文化適応能力 非認知能力 BEVI |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 175 |
終了ページ | 190 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | fulltext.pdf |
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著者 | Ichikawa, Keishi| Miyoshi, Toru| Osawa, Kazuhiro| Nakashima, Mitsutaka| Miki, Takashi| Nishihara, Takahiro| Toda, Hironobu| Yoshida, Masatoki| Ito, Hiroshi| |
キーワード | Diabetes mellitus Coronary computed tomography angiography Perivascular coronary inflammation |
発行日 | 2022-03-18 |
出版物タイトル | Cardiovascular Diabetology |
巻 | 21巻 |
号 | 1号 |
出版者 | BMC |
開始ページ | 44 |
ISSN | 1475-2840 |
資料タイプ | 学術雑誌論文 |
言語 | 英語 |
OAI-PMH Set | 岡山大学 |
著作権者 | © The Author(s) 2022. |
論文のバージョン | publisher |
PubMed ID | 35303857 |
DOI | 10.1186/s12933-022-01478-9 |
Web of Science KeyUT | 000770611000002 |
関連URL | isVersionOf https://doi.org/10.1186/s12933-022-01478-9 |
フルテキストURL | fulltext.pdf |
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著者 | Asakura, Masaya| Matsumura, Kentarou| Ishihara, Ryo| Miyatake, Takahisa| |
キーワード | animal hypnosis death feigning freezing predation thanatosis tonic immobility |
発行日 | 2022-02-07 |
出版物タイトル | Ecology And Evolution |
巻 | 12巻 |
号 | 2号 |
出版者 | WILEY |
開始ページ | e8533 |
ISSN | 2045-7758 |
資料タイプ | 学術雑誌論文 |
言語 | 英語 |
OAI-PMH Set | 岡山大学 |
著作権者 | © 2022 The Authors. |
論文のバージョン | publisher |
PubMed ID | 35154646 |
DOI | 10.1002/ece3.8533 |
Web of Science KeyUT | 000760366500051 |
関連URL | isVersionOf https://doi.org/10.1002/ece3.8533 |
フルテキストURL | fulltext.pdf |
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著者 | Zhu, Junjie| Hou, Pengcheng| Nagayama, Kenta| Hou, Yafei| Denno, Satoshi| Ferdian, Rian| |
キーワード | Leaky coaxial cable(LCX) localization RSSI neural network |
発行日 | 2022 |
出版物タイトル | IEEE Access |
巻 | 10巻 |
出版者 | IEEE |
開始ページ | 21109 |
終了ページ | 21119 |
ISSN | 2169-3536 |
資料タイプ | 学術雑誌論文 |
言語 | 英語 |
OAI-PMH Set | 岡山大学 |
著作権者 | © 2022 authors. |
論文のバージョン | publisher |
DOI | 10.1109/ACCESS.2022.3153083 |
Web of Science KeyUT | 000764062300001 |
関連URL | isVersionOf https://doi.org/10.1109/ACCESS.2022.3153083 |
JaLCDOI | 10.18926/63337 |
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タイトル(別表記) | Support for Sexual Minority Students in Overseas Universities -Support Status Searched from American Universities Websites- |
フルテキストURL | biess_6_136_147.pdf |
著者 | 松井 めぐみ| |
抄録 | アメリカの大学におけるセクシュアルマイノリティ学生への支援状況について,State and territorial universities 623校を対象に、各大学のウェブサイトを参照して調査を行った。セクシュアルマイノリティ学生を専門にサポートするセンター・部署を持つ339校の「センター・部署の名称」「支援・活動内容」を調査したところ、名称で多く使用されている単語や、多くの大学で行われている支援・活動内容が明らかとなった。支援・活動内容は10のグループに分類され、「施設・設備」「カウンセリング・サポート」「LGBT関連」「相互支援」「啓発活動」「各種資料提供」「経済・服」「医療」「性関連」「その他」であった。これらの結果は今後の日本の大学における支援・活動の参考となるものであった。 |
キーワード | セクシュアルマイノリティ 大学 相談 支援 アメリカ |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 136 |
終了ページ | 147 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63333 |
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タイトル(別表記) | Go with the Flow and Play: Support from Zainichi Resident Koreans After the Disaster Haeng-ja Chung and Haruna Miyagawa |
フルテキストURL | biess_6_101_110.pdf |
著者 | 鄭 幸子| 宮川 陽名| |
抄録 | 明日は我が身に起こるかもしれない災難や厄災、不条理。非常の中の日常の中の非日常という重層性。保養として別の地域に出向いて経験できる「解放」。震災を経験した土地での複雑な経験。東日本大震災被災者に関わり支援した在日コリアンたちを柱に論を進める。「チグハグ」「クラクラ」「ワイワイ」と形容される被災者と支援者の体験を通じて、他者を支援するとはどういうことか、「なりゆき」や「あそび」の概念と絡めながら諭じる。単一民族神話が蔓延する日本で無視されることが多い外国ルーツの人たちの活躍にも目を向ける。人類学者と社会学者である筆者達が共著の中、上記の間題や概念と格闘しながらの試みが本著である。 |
キーワード | 居場所 ブックカフェ リズム あそび なりゆき ケア 方法 |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 101 |
終了ページ | 110 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63332 |
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タイトル(別表記) | A Practice and Perspective of Student-Initiated Lectures by “Okayama University SDGs Ambassadors” |
フルテキストURL | biess_6_087_100.pdf |
著者 | 吉川 幸| |
抄録 | 岡山大学では学生発案型授業を2003年度から実施している。本稿では、「岡山大学SDGsアンバサダー」発足後の2020年度に新たに取り組むこととなった学生発案型授業の実践について、開講の経緯、科目の概要、授業企画から実施までのプロセスを報告し、学生発案型授業の課題と展望について考察する。授業の発案者は「岡山大学SDGsアンバサダー」に登録した学生10名である。担当部署の職員の支援を受けて企画に着手し、教員を選定し、教員とともに授業企画を行った。本稿は、選定された教員の視点から学生発案型授業の実践状況を報告するものである。また、過去の学生発案型授業で指摘された課題の視点を継承し、学生発案型授業の認知促進のエ夫、発案者である学生と教員の役割分担、継続的な科目運営のためのエ夫について考察する。 |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 87 |
終了ページ | 100 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63331 |
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タイトル(別表記) | The Significance of 'Online Nihongo Cafe' in the Spread of COVID-19: With the Point of View of both the Participants and the Staff |
フルテキストURL | biess_6_067_086.pdf |
著者 | 守谷 智美| 長野 真澄| |
抄録 | 本稿は、コロナ禍において対面からオンラインヘと実施形態を変更して開催することとなった正課外での多文化間交流を目的とした「にほんごカフェ」の活動が、参加者及びスタッフにとってどのように意義づけられていたのかを明らかにした上で、今後の活動のあり方を検討することを目的とする。2021年8月に行ったインタビュー調査の結果、「オンラインにほんごカフェ」が参加者とスタッフの双方にとっての多文化間交流機会かつ雑談の機会であり、非母語話者にとっての日本語使用機会として意義づけられていることが明らかとなった。一方で、多人数でのコミュニケーションの困難さや活動外への関係性の発展の難しさ等、オンライン特有の課題も見られた。 |
キーワード | コロナ禍 オンライン 多文化間交流 雑談ピア・サポート |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 67 |
終了ページ | 86 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63330 |
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タイトル(別表記) | Italian literature after the war -“Don Camillo” written by GUARESCHI- |
フルテキストURL | biess_6_047_066.pdf |
著者 | 臼杵 淑| |
抄録 | グアレスキの『ドン・カミッロ』は、戦後間もないヨーロッパで多くの人々に受け入れられた。作品の底流にはキリスト教に裏付けされた筆者の道徳観があった。そこでまず、イタリアが1700年間守ってきたローマ教会の歴史と意義をまとめてみた。1900年代初頭には、労働者の組合運動が共産主義を生んだが、一方でこれに脅威を覚える保守勢力がムッソリーニ率いるファシスト党を支持する流れとなり、世界戦争へと発展していく。この怒涛の時代にグアレスキは生まれ育った。戦後の混乱期の中、彼はポー河流域の小さな町で起こる様々な事件をほのぼのと描いた。 |
キーワード | ローマ教会 ムッソリーニ 戦後 ドン・カミッロ ペッピーノ |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 47 |
終了ページ | 66 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63329 |
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タイトル(別表記) | Die Reichweite,,des Wechsels" -ÜÜber,,Das Erdbeben in Chili" von Heinrich von Kleist- |
フルテキストURL | biess_6_033_046.pdf |
著者 | Sugibayashi, Noriaki | |
抄録 | ハインリッヒ・フォン・クライストの小説『チリの地震』の結末には、亡くした子の埋め合わせとして、その死の元凶となった子を養子にする親の姿が描かれている。本稿は、この埋め合わせを始めとして小説でくり返される〈交換〉について考察したものである。『小説集』版で採用されている三段落構成に対応する形で、〈平等〉を描いた第二段落を中心に〈交換〉の不可能性と可能性が〈取り違え〉といった形で変奏されつつ対称的に表されている。身分の違いもなく誰もが〈平等〉となる状況を経て、通常〈交換〉不可能だと思われるもの、一個人でさえもが〈交換〉の対称となっている。 |
キーワード | 交換 等価性 平等 位置 取り違え 転倒 |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 33 |
終了ページ | 46 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/63327 |
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タイトル(別表記) | An Analysis on the Correlation between TOEIC L&R Online Test and GTEC Test |
フルテキストURL | biess_6_008_019.pdf |
著者 | 寺西 雅子| 大年 順子| 剣持 淑| 荻野 勝| |
抄録 | 本研究では、TOEICL&R オンライン試験とGTECAcademic 2技能テストのスコアの相関分析を行った結果を考察し、加えて、岡山大学が独自に開発したCan-Doリストを用いたアンケート結果も報告する。2021年4月に、岡山大学入学者2258名が全学統一GTEC2技能テストを受験し、そのうち96名がTOEICL&Rオンライン試験を受験した。TOEICL&Rオンライン試験の総合得点とGTEC2技能テストの総合得点の相関分析では、中程度の相関が認められた。さらに、約2300名の大学入学時における英語レベルを経年比較に基づき考察すると、従来のTOEIC L&R試験(マークシート式)とTOEIC L&R オンライン試験では、TOEICL&Rオンライン試験のスコアが高めに出る傾向が確認された。コロナ禍において、オンライン試験の需要が高まる中、2020年4月から実施できるようになったTOEIC L&Rオンライン試験が、今後、大学生の英語力を測る新たな指標としての外部検定試験の候補となるかどうか検討することを目的として、GTECテストと比較しながら詳細に報告する。 |
キーワード | TOEICオンライン試験 GTEC Can-Doリスト 自己評価 |
出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
開始ページ | 8 |
終了ページ | 19 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | biess_6_contents.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学全学教育・学生支援機構教育研究紀要 |
発行日 | 2021-12-30 |
巻 | 6巻 |
ISSN | 2432-9665 |
言語 | 日本語 |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_012_contents_e.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2022-03-30 |
巻 | 12巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
フルテキストURL | cted_012_colophon.pdf |
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出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2022-03-30 |
巻 | 12巻 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63322 |
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タイトル(別表記) | Research Trends and Issues Related to Prevention of Infectious Diseases in Early Childhood |
フルテキストURL | cted_012_403.pdf |
著者 | 馬場 訓子| 梅本 菜央| 小林 優香| 横田 咲樹| 髙橋 敏之| |
抄録 | 本論は,幼児期の健康教育の中でも感染症予防に焦点を当て,近年の研究の動向について,「保育施設における取組みに関する研究」「幼児が実践する感染予防に関する研究」「感染症予防に関する保育者の意識に関する研究」「保育施設と関係機関との連携に関する研究」「保育者養成校における感染症予防教育に関する研究」に分類し考察したものである。幼児を対象とした感染症予防に関する研究成果は,小児保健分野における研究成果が多く,保育実践を対象とした研究は,手洗いに関する論考が散見されるものの,具体的な教育内容や指導法等の実践に直結した研究は未だ進んでいない。感染症対策が強く求められる中で,今後,保育現場の実情に即した様々な観点からの研究の推進が望まれる。 |
キーワード | 幼児期(early childhood) 感染症予防(prevention of infectious diseases (PID)) 健康教育(heath education) 手洗い(handwashing) 保育(childcare) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2022-03-30 |
巻 | 12巻 |
開始ページ | 403 |
終了ページ | 416 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63321 |
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タイトル(別表記) | Research Trends and Issues of Shape Learning in the Preschool Period |
フルテキストURL | cted_012_387.pdf |
著者 | 髙橋 慧| 横田 咲樹| 吉利 宗久| |
抄録 | 本論は,幼児造形教育における形の学びとは何かについて,見立てによる形の学び,平面における形の学び,立体における形の学び,の3つの視点から考察した。その結果,以下のことが明らかになった。(1)見立て遊びの中で,幼児が感じる形の面白さや形に対する造形的な学びは何かを解明する必要がある。(2)保育技術としては,幼児の「何々みたい」という発話を大切に受け止めながら,形に対する興味関心を引き出す保育者の言葉掛けが重要である。(3)幼児が,粘土や積み木やブロック等によって,形は与えられるだけでなく,形作ることができる,ということに能動的に気付くような環境設定が必要である。 |
キーワード | 幼児造形教育(creativity education for preschoolers) 幼児の学び(preschool student learning) 見立て遊び(symbolic play) 平面と立体(two-dimensional and three-dimensional shapes) 偶然の形(contingent shapes) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2022-03-30 |
巻 | 12巻 |
開始ページ | 387 |
終了ページ | 401 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63320 |
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タイトル(別表記) | The Unstable Experience Worlds of School-aged Children with Autism Spectrum Disorders ―Review the Notes of Children with Autism Spectrum Disorders |
フルテキストURL | cted_012_375.pdf |
著者 | 菅原 結香| 丹治 敬之| |
抄録 | 学校現場において、教員が発達障害児の言動に対する理解や対応に困難さを感じている現状がある。一方で、その問題の背景には、発達障害児自身が困難に感じている状況もある。特に自閉症スペクトラムに関しては、表面的に現れやすいコミュニケーションの問題やこだわりの強さ等の背景に、外からでは気づかれにくい特有の感じ方や捉え方(不安定な経験世界)があると考えられる。本研究では、学校生活で生じる可能性のある自閉症スペクトラム児が抱える不安定な経験世界とは何かを明らかにするため、学齢期の自閉症スペクトラム当事者手記を分析した。その結果、「外からの刺激を捉える感覚」、「物の見え方」等の特有の感じ方や捉え方が11 のカテゴリーに整理された。本研究の結果から、自閉症スペクトラム児が安心して学校生活を送るためには、教員による不安定な経験世界への理解、その理解に応じた環境調整によって困難さを軽減することが重要であると考察した。 |
キーワード | 自閉症スペクトラム(Autism Spectrum Disorders) 学齢期(School-aged Children) 不安定な経験世界(Unstable Experience Worlds) 当事者手記(Notes and books writ ten by Tojisya) |
出版物タイトル | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
発行日 | 2022-03-30 |
巻 | 12巻 |
開始ページ | 375 |
終了ページ | 386 |
ISSN | 2186-1323 |
言語 | 日本語 |
著作権者 | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
論文のバージョン | publisher |