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ID 221
Eprint ID
221
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Studies on Rice Culture by the Broadcasting Method : V. Analysis of the Labor Required for Harvesting Rice Crop
著者
赤松 誠一 岡山大学
抄録
稲の収穫作業は脱穀機を定置して,そこへ稲束を運んで作業を行なうのが普通である.したがって収穫作業の機械化は,そのような作業方式を予想して進められて来た.筆者は本実験において,脱穀機に車輪をつけて移動式とし,脱穀機を移動しながら無結束のまま圃場で日乾したのち手近の稲を人手をもってかき集めて,直ちに脱穀機にかけるという方法を試みた.本法においては脱穀そのものに要する時間は多少増加するが,結束の手間が省け,稲束運搬の労力が軽減されるので,収穫作業に要する時間はいちじるしく短縮されることが判明した.本法は秋季温暖,多照,降雨の少ない瀬戸内地方の乾田に適用して,また,直播栽培,機械刈と組合せて,収穫作業簡素化に有効な方法であり,稲の収穫作業能率化の一方向を示すものと考える。
発行日
1967
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
29巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
65
終了ページ
71
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa