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ID 70543
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著者
山﨑 湧太 岡山市立福田小学校
抄録
 本研究の目的は,小学校算数科における割合の見方である基準量を1とみる見方の様相について第4学年の授業実践を通して考察することである.第4学年の割合の出発点の学習において重要なことは,2つの数量関係の比較を行う場合,数学的な見方として,「基準とする数量を1とみたとき,もう一方の数量が何倍にあたるか」という割合の見方をすることが大切である.しかし,その見方を働かせることは子どもには相当難解である.一般的な問題点は,どうせ難しいからと 「基準量を1とみましょう」と安易に指導者が教え込むため,不十分な理解のまま学習が進むことである.「基準量を1とみるとは一体どういうことなのか」「なぜ,基準量を1とみなければならないのか」と子ども自らがニーズを発見し,強く意識的に考えることが不可欠である.そうしなければ,5・6学年で発展的に百分率や比について学ぶ際に,割合の考えを活性化して割合の考えを統合的・発展的に深められることはできないと考える.本研究では,どのような指導の工夫をすれば,第4学年の子ども自らが基準量を1とみる見方で2量を比較する割合の考えを創発するか,授業実践を通して実証的に検証する.
キーワード
割合の初期指導
基準量を1とみる見方
整数倍
備考
研究論文・実践論文
出版物タイトル
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
発行日
2026-05-31
32巻
出版者
岡山大学算数・数学教育学会
開始ページ
21
終了ページ
28
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
Eprints Journal Name
papyrus