Eprint ID
302
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タイトル(別表記)
Inhibitory Effect by Egg White Lysozyme on Growth of Some Bacteria in Milk
著者
片岡 啓 岡山大学
中江 利孝 岡山大学
抄録
牛乳の代表的な高,中および低温菌とみられるB.subtilis,S.lactisおよびグラム陰性の低温性桿菌の3菌株を供試し,脱脂乳中における卵白リゾチームの抑制効果を検討した. B.subtilisは45℃,S.lactisは35℃で24時間培養後,それぞれリゾチーム濃度0.025%および0.05%以上で抑制効果が認められた. そしてリゾチーム濃度(0~0.1%)の高いほどその効果は大きかったが,培養の経過に伴なって抑制効果は減退した. 低温菌は25℃に培養した場合,リゾチーム濃度0.1%でもまったく抑制効果は認められなかった. また自然汚染状態の生乳について別に行なった実験においても,抑制効果が認められなかった。
発行日
1972
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
39巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
41
終了ページ
46
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa