Eprint ID | 277
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フルテキストURL | |
タイトル(別表記) | Studies on Silage-Making : XIII. Low Moisture Sliage Making
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著者 |
内田 仙二
岡山大学
須藤 浩
岡山大学
原田 征一
岡山大学
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抄録 | 低水分サイレージを安全に調製するための基礎資料を得る目的をもって,20%出穂期のイタリアンライグラスを埋蔵材料として,実験を行なった. 水分70%の細切日乾草を埋蔵した対照区を設け,これに対し,水分50%まで日乾した細切草を,それぞれ定法で埋蔵した区,上層破棄部を少なくする目的をもって水分50%材料の上に70%および80%水分の草を埋蔵した区,スチール真空サイロに埋蔵して脱気した低水分のサイレージ区,同非脱気区の計5区を設けて,でき上がりサイレージの品質を比較した. 1)材料草の水分を70%程度に日乾することにより,かなりの良質サイレージを生じ,50%程度に水分を低下することによって,一層の品質改善の行なわれることが確認された. 2)慣用サイロで低水分サイレージを調整する場合,上層に生ずる破棄部による損失を少なくするため,低水分材料の上に,水分75%程度の材料を埋蔵することがよい. 3)サイロに低水分材料を埋蔵した場合,そのサイロの気密が保たれるなら,良質のサイレージが得られ,必ずしもサイロの脱気を必要としないことが推定された. 4)サイレージの消化率は,日乾サイレージに比較して,低水分サイレージのほうがやや高い結果を示した. かつサイロの気密性が保持された場合のサイレージの消化率は高く,プロビタミンAの保存率も高かった。
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発行日 | 1970
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出版物タイトル |
岡山大学農学部学術報告
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出版物タイトル(別表記) | Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
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巻 | 36巻
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号 | 1号
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出版者 | 岡山大学農学部
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出版者(別表記) | Faculty of Agriculture, Okayama University
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開始ページ | 49
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終了ページ | 57
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ISSN | 0474-0254
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NCID | AN00033029
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資料タイプ |
紀要論文
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言語 |
日本語
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論文のバージョン | publisher
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査読 |
無し
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Eprints Journal Name | srfa
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