Eprint ID
356
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タイトル(別表記)
Causal Fungi of Rice Seed Blighting and the Disinfection by Some Fungicides
著者
奥 八郎 岡山大学
大内 成志 岡山大学
吉田 東雄 岡山大学
抄録
岡山県山陽町で2か所,および玉野市八浜町岡山大学附属農場において,イネ穂枯れによる変色籾を採集し,それらから分離される病原菌をしらべ,変色籾に対する各種殺菌剤の消毒効果を評価した. 八浜の変色籾からはごまはがれ病菌は全く分離されず,フザリウムが約10%で,ほとんどがそれ以外の菌であった. 山陽町の変色籾からは20~30%のごまはがれ病菌,10~50%のフザリウムが分離された. これらの変色籾に対しては,採集地に関係なく,DF125,TCMTB,サンキノンの単剤,TCMDとサニパー,タチガレンとトリアジンの混合剤による種子消毒効果がすぐれていた. また,山陽町の変色籾にはTMTD単剤も有効であった. 籾の感染が原因と思われる苗の立枯れに有効な種籾の消毒剤をスクリーニングする簡単な方法を考案した。
発行日
1974
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
44巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
15
終了ページ
20
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa