Eprint ID
350
フルテキストURL
タイトル(別表記)
Studies on Grass Productivity of Steep Mountainous Grassland : (III) A Comparison of Three Grasses as Pastures for Young Steers on Steep Mountainous Grassland
著者
三秋 尚 岡山大学
片寄 功 岡山県和牛試験場
白石 太郎 岡山県和牛試験場
智和 正 岡山県和牛試験場
黒田 昭昌 岡山県和牛試験場
梶並 嘉芳 岡山県和牛試験場
嘉寿 頼栄 岡山県和牛試験場
大森 忠逸 岡山県和牛試験場
小割 利美 岡山県和牛試験場
渡辺 滋樹 岡山県和牛試験場
抄録
急傾斜山地を火入直播法によって草地造成し,黒毛和種若令去勢牛の肥育用に適する牧草の選択についての知見をうる目的で,傾斜20~35度の山地を1967年秋火入直播法で造成したオーチャードグラス(OG),トールフェスク(TF)およびレッドトップ(RT)の各草地に1968年と1969年の2か年間黒毛和種若令去勢牛を放牧し,1頭当り増体量と植生および裸地出現率などを比較検討した. 得られた結果の要約は次のとおりである. 1.放牧期間中の1日1頭当り増体量の2か年間の平均は,OG草地485g,TF草地531g,RT草地575gであった. 2.各草地の牧草の飼料成分や乾物消化率には大差がみられなかったが,放牧牛はOG草地よりRTやTF草地においてより選択的に採食した. 3.OG草地は面稜当り増体盤においてTF草地やRT草地よりいく分おとるものと考えられる. 4.草地の裸地出現率はRT草地がもっとも低く,したがってRTは急傾斜草地における重要な基本草種である。
発行日
1974
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
43巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
59
終了ページ
66
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa