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ID 14141
JaLCDOI
Sort Key
3
タイトル(別表記)
Die Genese der Aufklarungspadagogik in Deutschland : Campes
フルテキストURL
著者
森川 直 岡山大学大学院教育学研究科 学校教育学系
抄録
先のカンペ編『総点検』に関する人間学的観点からの論考を受けて,本稿では,汎愛派の教育・教授論形成の基礎として,多様に分散する哲学的構想のなかで,とくに汎愛派のロック受容と,それに対する批判,ならびに第2のライプニッツ受容を中心に考察した。『総点検』においてロックの経験論的・合理主義的認識論の影響を強く受けながらも,その機械論的・実証主義的な教育理解と対決し,ルソーの影響もさることながらライピニッツの影響のもと,それを「人間学化」し、子どもの自己活動的な形成過程に,カンペを中心とする汎愛派の「自然の教育」の哲学的基礎があることを『総点検』の分析を通して明らかにした。
キーワード
『総点検』
カンペ
ロック
ライプニッツ
自然の教育
自己活動
出版物タイトル
岡山大学教育学部研究集録
発行日
2008-10-25
139巻
出版者
岡山大学教育学部
出版者(別表記)
Faculty of Education, Okayama University
開始ページ
17
終了ページ
24
ISSN
0471-4008
NCID
AN00032875
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
論文のバージョン
publisher
NAID
Eprints Journal Name
bgeou